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北朝鮮は、初めての運用を目指している軍事偵察衛星「マルリギョン1号」について、ことし5月と8月に北西部の「ソヘ衛星発射場」から新型ロケット「チョルリマ1型」に搭載して打ち上げを試みましたが、いずれもロケットの異常で失敗しました。

前回の失敗直後、北朝鮮は軍事偵察衛星の3回目の打ち上げを10月中に断行すると予告していましたが、31日になっても打ち上げは行われていません。

先の予告は、国内向けには伝えられていませんが、メンツを重んじる北朝鮮が対外的に時期を明示した計画を実行しないのは異例です。

これについて、中朝関係筋はNHKの取材に対し「打ち上げにはお金もかかり次は失敗できないので、技術的な検証や改善を細かく行っているのではないか」とする見方を示しました。

また、韓国の通信社、連合ニュースは、発射場で特異な動きは確認されていないとしたうえで、失敗原因の究明や、ロシアによる技術支援に時間がかかっている可能性を指摘しています。

さらに、韓国の専門家の話として、予備を含め2機失った衛星本体について、3機目の製作が完了していない可能性もあると伝えています。

北朝鮮としては、3回連続で失敗すればキム・ジョンウン総書記の威信にかかわるため、慎重に準備を進めているとみられます。

専門家「年内に打ち上げ成功させたいだろう」
北朝鮮情勢に詳しい南山大学の平岩俊司 教授は、北朝鮮の軍事偵察衛星の打ち上げが10月中に行われなかったことについて、予告が失敗直後だったことを踏まえて「予告した時点で、どの部分に改良が必要なのか、どれくらいの時間が必要になるのかを正確に分かっていなかったのだろう。打ち上げは間違いなく成功させるんだという強い意志を示すのがねらいだった」と述べ、原因の究明などに時間をかけて成功につなげることを重視しているという見方を示しました。

そのうえで、打ち上げの時期については北朝鮮としては、できれば年内に打ち上げを成功させたいと考えているだろう。ことしは『国防5か年計画』の折り返しの年に当たり、原子力潜水艦保有や、7回目の核実験を行って戦術核を手に入れるという課題も残っているので、できるだけ早いタイミングで偵察衛星の打ち上げを成功させて、次の課題に集中したいということがある」と分析しました。

一方、アメリカが10月に原子力空母などの戦略資産を朝鮮半島周辺に相次いで展開したのに対し、北朝鮮が対抗措置をとらなかった理由について、平岩教授は朝鮮半島情勢の緊張を不必要に高めるよりも、ロシアのプーチン大統領の訪朝を成功させることを最優先課題として考えているように見える」と指摘しました。

#北朝鮮(今月断行予告の軍事偵察衛星「マルリギョン1号」3回目の打ち上げ行われず)

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#米韓(原子力空母「ロナルド・レーガン」・釜山入港・米韓共同訓練→北朝鮮弾道ミサイル発射行わず)

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#北朝鮮(国営通信「偵察衛星打ち上げ失敗」)

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#朝鮮半島