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米国とインドは10日、外務・防衛担当閣僚協議「2プラス2」をニューデリーで開催した。世界的、地政学的な緊急課題に対処するために両国の友好関係を強化する必要性を強調した。

シン国防相は冒頭、「防衛は両国関係の最も重要な柱の一つである」とし「さまざまな地政学的な課題があるが、われわれは重要かつ長期的な問題に焦点を当て続ける必要がある」と述べた。

オースティン国防長官は、「差し迫ったグローバルな課題に直面」して世界二大民主主義国家が意見交換し、共通の目標を見つけ、国民のために成果をあげることがこれまで以上に重要だと指摘。

「われわれは産業基盤を統合し、相互運用性を強化し、最先端技術を共有している」と述べた。

今年6月にモディ首相がワシントンを訪問。9月には20カ国・地域(G20)サミットのためにバイデン大統領がインドを訪問している。

ブリンケン国務長官は「両首脳が掲げたビジョンの実現に向け、共に非常に具体的なステップを踏んできた」と発言。

米日豪印の枠組み「クアッド」に言及し「クアッドを通じたパートナーシップの強化を含め、自由で開かれた、繁栄し、安全で強靭なインド太平洋を推進している」と述べた。

ジャイシャンカル外相は、2プラス2が「共通のグローバル・アジェンダを構築しつつ、将来を見据えたパートナーシップ」を築くのに役立つと述べた。

#米印(外務防衛担当閣僚協議「2プラス2」・世界的地政学的な緊急課題に対処するために両国の友好関係を強化する必要性)

アメリカとインドの外務・防衛の閣僚協議は、10日にインドの首都ニューデリーで行われ、会議冒頭でインドのシン国防相が「両国関係において防衛協力は、最も重要な柱の一つだ」と強調しました。

また、アメリカのオースティン国防長官も「この1年で両国の防衛協力は大きく進展した」と述べ、先端技術などの共有を進めていく考えを示しました。

協議には、アメリカのブリンケン国務長官、それにインドのジャイシャンカル外相も出席しました。

ことし6月には、インドのモディ首相がアメリカを訪問し、バイデン大統領と首脳会談を行い、戦闘機用のエンジンの共同生産など防衛協力の強化や先端技術分野での協力を推進することで合意しました。

今回の協議でも、インド太平洋で海洋進出を強める中国も念頭に、防衛分野での協力を進めていくことや、日米豪印4か国の枠組み「クアッド」での連携などで一致したということです。

インドとしては、ウクライナへの軍事侵攻が長期化する中、これまで多くの武器を輸入してきたロシアへの依存を減らしたい考えで、アメリカと防衛分野での協力を強化し、技術移転などを通じて兵器の国産化を進めようとしています。

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#印米(ジャイシャンカル外相・ブリンケン国務長官・会談)