北朝鮮 “米と追従勢力に対応措置” 日米韓豪の独自制裁でhttps://t.co/05tYXl6mh4 #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) December 2, 2023
北朝鮮による軍事偵察衛星の打ち上げを受けた措置として、日本とアメリカ、韓国、それにオーストラリアの4か国は連携して、衛星の打ち上げを担った国家航空宇宙技術総局の幹部や、北朝鮮の団体などを対象に独自制裁を科しました。
これを受けて北朝鮮外務省は2日夜、国営の朝鮮中央通信を通じて報道官の談話を発表し「制裁を受けるべき対象は主権国家の合法的権利を強奪しようとするアメリカとその手下たちだ」と反発しました。
そのうえで「国の自主権や利益を守るためわが国の法律に従い、アメリカと追従勢力の人物と機関、団体に、対応措置を適用する」と強調しました。
北朝鮮はこれまで、偵察衛星の打ち上げを非難する日米韓3か国に対して、談話を通じて反発する姿勢を示してきましたが、今回は、個人や機関などを対象に挙げてより踏み込んだ形の対抗措置を示唆していて、対決姿勢を一段と鮮明にしています。
#北朝鮮(軍事偵察衛星「マルリギョン(万里鏡)1号」搭載新型ロケット「チョルリマ(千里馬)1型」打ち上げ・日米韓豪・独自制裁・北朝鮮外務省報道官談話「制裁を受けるべき対象は主権国家の合法的権利を強奪しようとするアメリカとその手下たちだ」「国の自主権や利益を守るためわが国の法律に従い、アメリカと追従勢力の人物と機関、団体に、対応措置を適用する」)
#北朝鮮(軍事偵察衛星「マルリギョン(万里鏡)1号」搭載新型ロケット「チョルリマ(千里馬)1型」打ち上げ・金与正党副部長「北朝鮮の宇宙開発に対する主権的権利を否定する正当な根拠を欠いているにもかかわらず、北朝鮮との協議再開に向けた取り組みを強調した」「朝鮮半島に配備された米原子力空母と原子力潜水艦による挑発的な軍事活動と対話再開の努力の兼ね合いをどう取るのかについても、論理的な言い訳ができなかった」「独立国家の主権が交渉の議題となることはあり得ず、そのために北朝鮮が米国と対話することはない」「地域の平和と安定を損なうのは北朝鮮の宇宙開発計画ではなく、米国の二重基準と高圧的で恣意的な慣行だ」)
#北朝鮮(軍事偵察衛星「マルリギョン(万里鏡)1号」搭載新型ロケット「チョルリマ(千里馬)1型」打ち上げ・嘉手納基地/カリフォルニア州海軍基地/スエズ運河の衛星写真・金与正党副部長「今後も主権的権利を堂々と制限なく、行使していく」)
軍事衛星打ち上げの北朝鮮“「偵察衛星運用室」任務着手”発表https://t.co/wHEK7nTVDf #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) December 3, 2023
3日付けの北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、11月21日に打ち上げた軍事偵察衛星をめぐり、国家航空宇宙技術総局のピョンヤン総合管制所に新たに設けられた「偵察衛星運用室」が、2日から任務に着手したと伝えました。
運用室では、偵察衛星で得られた情報を「国の戦争抑止力と認める重要部隊と軍の偵察総局に提供することになる」としています。
北朝鮮はこれまでアメリカのホワイトハウスや国防総省、沖縄にあるアメリカ軍嘉手納基地、それに韓国やグアムにあるアメリカ軍基地などを偵察衛星で試験的に撮影したと主張しています。
北朝鮮国防省は「国の戦争抑止力がより確固たる態勢を整えることになる期待を示した」としていて、日米韓3か国などの動向に対する監視を強化していく構えです。
#北朝鮮(国家航空宇宙技術総局ピョンヤン総合管制所新設「偵察衛星運用室」・2日から任務に着手・「国の戦争抑止力と認める重要部隊と軍の偵察総局に提供することになる」)
#北朝鮮(軍事偵察衛星「マルリギョン(万里鏡)1号」搭載新型ロケット「チョルリマ(千里馬)1型」打ち上げ・北朝鮮「12月1日から偵察衛星の運用を正式に開始する」・韓国軍関係者「一般的には衛星の打ち上げから作動状態の確認などを経て正常に撮影できるまで数か月は必要で、一連の発表は、見せかけの宣伝ではないか」)
#朝鮮半島