日仏首脳 安全保障や経済など今後5年間のロードマップ合意https://t.co/eB7kVia3wM #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) December 2, 2023
岸田総理大臣は、フランスのマクロン大統領と電話で会談し、安全保障や経済など、幅広い分野で両国の連携を深める今後5年間のロードマップについて合意しました。
両首脳は国連の気候変動対策の会議、COP28の首脳級会合などに出席するため、アラブ首長国連邦のドバイを訪れていて、対面で会談する予定でしたが、日程があわず、電話で日本時間の3日午前0時すぎからおよそ10分間会談しました。
そして両首脳は、安全保障や経済など、幅広い分野で両国の連携を深める今後5年間のロードマップについて合意しました。
この中では、ロシアによるウクライナ侵攻などを念頭に「多面的で多様な危機により混乱する世界的な状況において、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を重視し、力や威圧による一方的な現状変更の試みに強く反対する」としています。
その上で、両国で新たに経済安全保障に関する作業部会を設け、レアアースなどの重要鉱物について協力を深めるほか、両国間のスタートアップでの連携を強化し、今後5年間で日本の起業家100人をフランスに派遣して協力を推進するなどとしています。
また、安全保障では台湾海峡の平和と安定の重要性を再確認し、平和的解決を求めることや、日仏両国の共同訓練や演習などを通して、協力を深めることなどが盛り込まれています。
#日仏(岸田首相・マクロン大統領・電話会談・今後5年間のロードマップ合意)
岸田首相 来年のG7議長国 伊メローニ首相と会談 緊密連携確認https://t.co/U8uzY0R7A6 #nhk_news
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ことしのG7=主要7か国の議長を務める岸田総理大臣は、来年の議長国となるイタリアのメローニ首相と会談し、広島サミットを含めたこれまでの議論を継続していくため、両国間で緊密に連携していくことを確認しました。
両首脳は、国連の気候変動対策の会議、COP28の首脳級会合などに出席するため、中東のUAE=アラブ首長国連邦のドバイを訪れていて、会談は、会議場の一角で、日本時間の2日夜7時半すぎからおよそ30分間行われました。
この中で岸田総理大臣は、イスラエル・パレスチナ情勢をめぐり、ガザ地区での戦闘が再開されたことは残念で、戦闘休止の合意への復帰や事態の沈静化が重要だと述べました。
両首脳は、ロシアによるウクライナ侵攻についても意見を交わしたほか、来年はイタリアがG7議長国となることに関連し、広島サミットを含めた、ことしの議論を継続していくため、引き継ぎをしっかり行い、両国間で緊密に連携していくことを確認しました。
#日伊(岸田首相・メローニ首相・会談・来年はイタリアがG7議長国・緊密連携確認)
岸田首相 ヨルダン国王と会談 約1億ドルの財政支援へhttps://t.co/IOFY61IoPn #nhk_news
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岸田総理大臣は、訪問先のUAE=アラブ首長国連邦で、ヨルダンのアブドラ国王と会談し、イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突で影響を受けているヨルダンに、およそ1億ドルの財政支援を行う方向で準備を進めていくと伝えました。
会談はUAEのドバイにあるホテルで日本時間の2日午後5時半ごろから始まり、昼食をとりながらおよそ1時間行われました。
この中で岸田総理大臣は、イスラエルがガザ地区での戦闘を再開したことは残念で、戦闘休止の合意への復帰や事態の沈静化が重要だと述べました。
これに対しアブドラ国王は「問題意識を共有する」とした上で、ヨルダンが行っている外交交渉の状況などを説明しました。
また岸田総理大臣は、ヨルダンはイスラエルとイスラム組織ハマスの衝突の影響などで経済・財政が厳しい状況にあるとして、来年およそ1億ドルの財政支援を行う方向で準備を進めていくと伝えました。
そして両首脳は、経済や安全保障など広い分野で協力関係を発展させていくほか、ガザ地区の人道状況の改善や事態の早期沈静化に向けて、引き続き連携して取り組んでいくことを確認しました。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・岸田首相「来年およそ1億ドルの財政支援を行う方向で準備を進めていく」・ヨルダン・アブドラ国王・会談)
岸田首相 イラン大統領と電話会談 拿捕再発防止の働きかけ要請https://t.co/EA7FAGNvjg #nhk_news
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中東のUAE=アラブ首長国連邦を訪れている岸田総理大臣は、イスラエル・パレスチナ情勢をめぐり、イランのライシ大統領と電話で会談し、日本企業が運航する貨物船が、イランが後ろ盾となっているイエメンの反政府勢力に拿捕(だほ)されたことを非難し、船舶や乗組員の早期解放や再発防止のため、働きかけを行うよう要請しました。
電話会談は、日本時間の2日午後11時半ごろからおよそ40分間行われました。
この中で岸田総理大臣は、イスラエル・パレスチナ情勢をめぐり、ガザ地区での戦闘が再開されたことは残念で、戦闘休止の合意への復帰などが重要だと述べた上で、イスラム組織ハマスを支援しているイランに対し、さらなる人質の解放や事態の沈静化に向け、役割を果たすよう求めました。
さらに日本企業が運航する貨物船が、ハマスと連携して、イスラエルを攻撃しているイエメンの反政府勢力、フーシ派に拿捕(だほ)されたことを非難し、船舶や乗組員の早期解放や再発防止のため、イランからも働きかけを行うよう要請しました。
これに対しライシ大統領からは、イランの立場について説明があり、両首脳は、引き続き意思疎通を継続していくことで一致しました。
このほか両首脳は、ウクライナ情勢やイランの核問題などについても意見を交わしました。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・岸田首相「日本郵船運航貨物船拿捕非難、船舶/乗組員早期解放/再発防止働きかけ要請」・イラン・ライシ大統領・電話会談)
#外交・安全保障