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日銀が発表した先月の企業物価指数の速報値は、2020年の平均を100とした水準で、119.5となり、前の年の同じ月と比べて0.3%上昇しました。

伸び率はおととし2月以来、(2021年)2年9か月ぶりの低い水準で、去年12月の10.6%をピークに11か月連続で縮小しました。

調査対象となった515品目の価格は405品目で上昇し、93品目で下落しました。

このうち、▼「電力・都市ガス・水道」が政府による負担軽減策に加え、輸入する天然ガスなどの価格の低下を背景に24.5%の大幅な下落となったほか、▼「木材・木製品」が16.7%、▼「鉄鋼」が4.1%それぞれ下落しました。

企業物価指数の上昇率の縮小はエネルギーや原材料の高騰を受けた価格転嫁の動きが一服してきたことが伺え、こうした傾向が消費者物価指数にどう波及するか注目されます。

#経済統計(日本・企業物価指数・11月・前年同月比0.3%上昇・伸び率11か月連続鈍化)

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#経済統計(日本・企業物価指数・10月・前年同月比0.8%上昇・伸び率は鈍化)

財務省と日銀は「近代日本経済の父」と呼ばれる実業家、渋沢栄一の肖像をデザインした一万円札など、3種類の新たな紙幣の発行を来年の7月3日から始めると発表しました。

新たな紙幣には、
▽一万円札に「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一
▽五千円札に、日本で最初の女子留学生としてアメリカで学んだ津田梅子
▽千円札に、破傷風の治療法を開発した細菌学者の北里柴三郎の肖像をデザインします。

財務省と日銀は、新紙幣の発行開始の時期について来年の7月前半としていましたが12日に、7月3日に決定したと発表しました。

紙幣のデザインが変わるのは2004年以来、20年ぶりとなります。

また、新紙幣の発行後も、今の紙幣はこれまでどおり使うことができます。

新紙幣では、偽造防止の技術を強化していて、
▽世界で初めてとなる最先端のホログラム技術が導入され、紙幣を斜めに傾けると肖像が立体的に動いて見えるほか
▽「すかし」は、肖像を映し出すだけではなく、紙の厚みを微細に変え高精細な模様を施しています。

日銀は、来年3月末までに新たな紙幣を合わせて45億3000万枚を印刷する計画で、来年7月以降、需要に応じて順次、必要な量を発行したいとしています。