韓国国防相 “北朝鮮の偵察衛星に日本メーカーのカメラ搭載”https://t.co/owGFfjZOMh #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) December 22, 2023
韓国のシン・ウォンシク国防相は21日、国会の国防委員会に出席し、北朝鮮情勢について報告しました。
北朝鮮がことし5月に打ち上げに失敗した軍事偵察衛星の残がいを海中から引きあげ調べたということです。
衛星には日本の精密機器メーカーのカメラが搭載されていたとしています。
これは、北朝鮮が外国の民生品を軍事転用して衛星開発を進めていることを示したものです。
一方で、解像度などの詳細については言及しませんでした。
また、北朝鮮が11月に軍事偵察衛星を打ち上げたと発表したことに関連し、シン国防相は衛星には同じ水準のカメラが搭載されているという見方を示しました。
北朝鮮をめぐっては、これまでにも国際的な経済制裁の網をかいくぐって不正に外国から入手した民生品を軍事転用していると、国連安全保障理事会の制裁パネルなどが指摘しています。
#北朝鮮(韓国申源湜申源湜「北朝鮮がことし5月に打ち上げに失敗した軍事偵察衛星の残がいを海中から引きあげ調べたところ、日本の精密機器メーカーのカメラが搭載されていた」)
北朝鮮 来月15日に最高人民会議開催へ 軍事分野での方針焦点にhttps://t.co/2dYFTaP0ZO #nhk_news
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22日付けの北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、来年、1月15日に各地の代表を首都ピョンヤンに集めて、最高人民会議が開催されると伝えました。
最高人民会議は国の予算や法律の改正、国家機関の人事などを決定するため、年に1、2回開催されていて、来年の国家予算を議論するとしています。
前回、ことし9月の会議では事前に予告せずに「核兵器を高度化する」とした核武力政策を憲法に明記したと発表しました。
北朝鮮は、来年で4年目に入る「国防5か年計画」の達成に向けて核・ミサイル開発に一段と拍車をかける中、軍事分野でどのような方針を打ち出すのかが焦点です。
一方、21日開かれた最高人民会議の常任委員会では「人民班」と呼ばれる末端の行政組織を管理する法律の整備について報告され、韓国の通信社、連合ニュースは住民への統制がさらに強化される可能性があるという見方を伝えています。
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