ハマス上級幹部、ベイルート郊外の攻撃で死亡 イスラエルが暗殺か https://t.co/sFTq0riyHx
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) January 3, 2024
パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスは2日、レバノンの首都ベイルート南部で上級幹部らが攻撃されて死亡したと発表した。この攻撃で、同地域の衝突がエスカレートする懸念が高まっている。
ハマスのメディア部門、アルアクサTVによると、死亡したのはハマス政治部門ナンバー2のサレハ・アルーリ氏。「シオニスト(ユダヤ人民族主義者)の卑劣な空爆で殉教者となった」としている。
アルーリ氏はハマスの軍事部門「カッサム旅団」創設者の1人とされ、ベイルートを拠点としていた。ハマスによると、今回の攻撃でほかにも軍事部門の幹部2人が殺害された。
レバノン国営通信NNAは、ベイルート郊外にあるハマスのオフィスが攻撃され、少なくとも4人が死亡したと伝えた。同地には、イランを後ろ盾とするイスラム組織ヒズボラの拠点もある。
イスラエル国防軍(IDF)はハマスの発表についてコメントを避けている。報道官は2日、記者からの質問に対して「我々はハマスに対する戦闘に集中している」とコメントした。
一方、イスラエルのダニー・ダノン前国連大使は2日、アルーリ氏の「暗殺」をめぐってイスラエルの治安機関や情報機関を賞賛した。
もし事実であれば、イスラエル軍が昨年10月7日以降に殺害したハマス幹部の中で、アルーリ氏は最も地位が高かった。
今回の攻撃はハマス指導部に打撃を与えるだけでなく、イスラエルとハマスの衝突拡大につながる危険もある。イスラエルによるベイルート攻撃は、2006年に起きたイスラエルとレバノンの衝突以来、最大の規模だった。
レバノンのナジブ・ミカティ首相は今回の爆発について、レバノンを衝突の新たな段階に引きずり込むことを狙った「新たなイスラエルの犯罪」として非難した。レバノンとイスラエルの国境地帯ではヒズボラとイスラエル軍の衝突が続いている。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・ハマス「ハマス政治部門ナンバー2サレハ・アルーリ(ハマス軍事部門「カッサム旅団」創設者の1人)がシオニスト(ユダヤ人民族主義者)の卑劣な空爆で殉教者となった」・レバノン、ナジブ・ミカティ首相「レバノンを衝突の新たな段階に引きずり込むことを狙った新たなイスラエルの犯罪」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・イスラエル政府関係者「軍の一部部隊がガザから撤収し、ハマスに対する攻撃を的を絞った作戦に移行している」「戦闘長期化が見込まれる中、経済を支えるため予備兵を部分的に市民生活に戻している」「撤退する旅団の一部が、イスラエルの北隣レバノンに本拠を置く親イラン組織ヒズボラ対する第二戦線での戦闘再燃の可能性に備えることになる」「第3段階に移行している」「少なくとも半年はかかる。これには激しいテロリスト掃討作戦が含まれる」)
ハマス幹部のアロウリ氏死亡、イスラエルがレバノンの拠点攻撃=関係筋 https://t.co/D2v1M7KTU4
— ロイター (@ReutersJapan) January 3, 2024
イスラム組織ハマス幹部のサレハ・アルーリ氏が2日夜、イスラエルによる攻撃で死亡した。レバノンとパレスチナの治安関係筋が明らかにした。イスラエルはレバノンの首都ベイルート郊外のダヒエにあるイスラム教シーア派組織ヒズボラの拠点を小型無人機(ドローン)で攻撃したという。パレスチナ自治区ガザの紛争が周辺地域に拡大する可能性がある。
イスラエル軍はロイターの取材に対し、外国メディアの報道には答えないと回答。イスラエルのネタニヤフ首相の上級顧問を務めるマーク・レゲブ氏はMSNBCに対し、イスラエルはこの攻撃の責任を持っていないとした上で、「誰が攻撃したにせよ、これは国家としてのレバノンに対する攻撃ではないと明確にしなければならない」とし、「誰が実施したとしても、これはハマス指導部に対する攻撃だ」と述べた。
アルーリ氏はハマスの副政治局長で、昨年10月7日にイスラエルに対する奇襲攻撃を敢行したハマスの軍事部門「カッサム旅団」の創設者の1人だった。イスラエルが10月の奇襲攻撃を受けハマスに対する軍事作戦を開始してから殺害された初めてのハマス政治幹部となる。
最近はレバノンとカタールに滞在していたという。米国は昨年、アルーリ氏に関する情報提供に500万ドルの報酬を支払うと表明していた。
イスラエルは自国民に対する攻撃を巡りアルーリ氏を長年非難してきたが、あるハマス関係者によると、同氏はガザでの戦闘やハマスが拘束している人質の解放などを巡るカタールとエジプトによる交渉でも中心的な役割を果たしていた。
<ハマス指導者「テロ行為」と非難>
ハマスは傘下のアル・アクサ・ラジオを通して、アルーリ氏が殺害されたと確認。アル・アクサ・ラジオはまた、対話アプリ「テレグラム」への投稿で、カッサム旅団の幹部2人も同攻撃で殺害されたと明らかにした。
ハマスの指導者ハニヤ氏はテレビ放映された演説で、イスラエルによるベイルートでの攻撃でアルーリ氏が殺害されたことは「テロ行為」に当たるとし、レバノンの主権を侵害し、パレスチナ人に対するイスラエルの敵意を拡大するものだと非難。ヒズボラも、今回の攻撃は「レバノンに対する深刻な攻撃」で、「敵対勢力と『抵抗の枢軸』との戦争における危険な進展」だとテレグラムに投稿した。
レバノンの国営メディアは、ダヒエにあるハマスの関連施設が2日夜にイスラエルのドローンによる攻撃を受け、6人が死亡したと報道。レバノンのミカティ首相はこの攻撃について、レバノンを戦争に引きずり込もうとするものとし、「イスラエルの新たな犯罪」と非難した。
レバノンは、首都ベイルート南部郊外への攻撃のほか、イスラエルによる全ての「レバノンの主権侵害」に対し、国連安全保障理事会に訴えるとする声明を発表した。
ハマスやヒズボラを支援するイランの外務省報道官は「パレスチナだけでなく、この地域、そして自由を求める世界中の全ての人々の間で、シオニスト占領者と戦う動機に再び火をつけることは間違いない」と述べた。
こうした中、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のラマラでは数百人が街頭に出て報復を訴えた。
<イスラエル軍、いかなる事態にも高度に準備>
イスラエル軍のハガリ報道官は、アルーリ氏の殺害を受け発生する可能性のあるいかなる事態に対してもイスラエル軍は高度な準備態勢にあると表明。イスラエル軍はハマス打倒に集中していると述べた。
アルーリ氏殺害に先立ち、ハマスの指導者ハニヤ氏はエジプトとカタールによる停戦案に対する回答を提示したと明らかにし、ハマス側の条件はさらなる人質解放と引き換えにイスラエルが攻撃を「完全に停止」することだと述べていた。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・ネタニヤフ首相上級顧問マーク・レゲブ「イスラエルはこの攻撃の責任を持っていない」「誰が攻撃したにせよ、これは国家としてのレバノンに対する攻撃ではないと明確にしなければならない」「誰が実施したとしても、これはハマス指導部に対する攻撃だ」・ハマス関係者「ガザでの戦闘やハマスが拘束している人質の解放などを巡るカタールとエジプトによる交渉でも中心的な役割を果たしていた」・ハマス指導者ハニヤ「イスラエルによるベイルートでの攻撃でアルーリ副政治局長が殺害されたことは『テロ行為』に当たる」「レバノンの主権を侵害し、パレスチナ人に対するイスラエルの敵意を拡大するものだ」・ヒズボラ「レバノンに対する深刻な攻撃」「敵対勢力と『抵抗の枢軸』との戦争における危険な進展」・レバノン声明「イスラエルによる全てのレバノンの主権侵害に対し、国連安全保障理事会に訴える」・イラン外務省報道官「パレスチナだけでなく、この地域、そして自由を求める世界中の全ての人々の間で、シオニスト占領者と戦う動機に再び火をつけることは間違いない」・イスラエル軍ハガリ報道官「アルーリ殺害を受け発生する可能性のあるいかなる事態に対してもイスラエル軍は高度な準備態勢にある」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・アルーリ殺害に先立ち、ハマス指導者ハニヤ「エジプトとカタールによる停戦案に対する回答を提示した」「ハマス側の条件はさらなる人質解放と引き換えにイスラエルが攻撃を完全に停止することだ」)
レバノンでハマスの幹部など殺害される 地域の緊張 高まり懸念https://t.co/7hUa6ANACS #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 2, 2024
イスラエル軍が攻勢を強めるパレスチナのガザ地区では2日、多くの避難民が身を寄せるパレスチナ赤新月社の拠点が攻撃を受けて死傷者が出るなど、状況は厳しさを増しています。
一方、レバノンの首都でイスラム組織ハマスの政治部門の幹部などが殺害され、地域の緊張がさらに高まらないか懸念されます。パレスチナのガザ地区では2日もイスラエル軍による激しい空爆などが各地で続き、中東の衛星テレビ局アルジャジーラは南部のハンユニスで犠牲者が相次いだと報じています。
また、パレスチナ赤新月社は、ハンユニスにある1万4000人もの避難者が身を寄せる拠点が攻撃を受け、複数の死傷者が出たとしていて状況は厳しさを増しています。
ガザ地区の保健当局は2日、一連の攻撃で24時間に207人が死亡し、これまでの死者は2万2185人になったとしています。
一方、レバノンの首都ベイルートで2日、爆発があり、ハマスは、現地に滞在していた政治部門の幹部など合わせて7人がイスラエル軍による攻撃で殺害されたと明らかにしました。
これについてハマスのハニーヤ最高幹部は、「暗殺は完全なテロ行為であり、レバノンの主権を侵すものでパレスチナ人の抵抗の意志をくじくことはできない」などと非難するとともに、徹底抗戦を続ける姿勢を改めて示しました。
イスラム教シーア派組織ヒズボラが拠点を置くレバノンの南部は、たびたびイスラエル軍による空爆を受けてきましたが、首都ベイルートがこうした形で攻撃を受けるのは一連の衝突が始まった去年10月7日以降初めてとみられ、地域の緊張がさらに高まらないか懸念されます。
イランが声明「レバノンの主権侵害だ」
レバノンでハマスの幹部が殺害されたことを受けて、ハマスを支援しているイランの外務省のキャンアニ報道官は2日声明を出し「イスラエルがテロと犯罪によって成り立っていることが改めて示された。レバノンの主権侵害だ」と非難するとともに、国連の安全保障理事会などに対し、速やかに適切な対応をとるよう呼びかけました。そのうえで「殉教者たちの血は、パレスチナだけでなく地域や世界でイスラエルによる占領と戦う動機となるだろう」として、戦火が一層拡大する可能性があると警告しました。<<)
トルコ当局が34人拘束、イスラエル情報機関と関連疑い https://t.co/LWiK3KVWy1
— ロイター (@ReutersJapan) January 3, 2024トルコ当局はイスラエルの情報機関モサドとの関係が疑われる34人を拘束した。トルコ在住パレスチナ人を標的にした疑いがあるという。トルコ政府当局者が2日に明らかにした。
トルコは先月、イスラエルがトルコを含むパレスチナ自治区外に住むイスラム組織ハマスのメンバーを攻撃しようとした場合、「深刻な結果」をもたらすと警告した。
トルコは西側の同盟国の多くや一部のアラブ諸国と異なり、ハマスをテロ組織として分類していない。
イスラエルの首相府と外務省は今回の拘束についてコメントを控えた。
トルコ政府当局者によると、国家情報機構(MIT)と検察のテロ対策局による捜査の一環として、警察が8つの県で家宅捜索を行った。
同当局者は、イスラエル情報機関がトルコ在住パレスチナ人とその家族を活動対象とする人材を募集していると述べた。
イェルリカヤ内相によると、容疑者はトルコに住む外国人を特定し、監視や暴行、拉致を目的としていたとみられる。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・トルコ政府当局者「モサドとの関係が疑われる34人を拘束」「トルコ在住パレスチナ人を標的にした疑いがある」)
海運マースク、紅海運航を当面停止 独社も9日まで迂回継続 https://t.co/SrpL9LiPu3
— ロイター (@ReutersJapan) January 3, 2024デンマークの海運大手APモラー・マースク (MAERSKb.CO)は2日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による紅海での商船への攻撃が相次ぐ中、コンテナ船の紅海航行を当面停止すると発表した。
フーシ派の武装集団が12月31日にマースクのコンテナ船への乗船を試みたことを受け、マースクは紅海の航行を48時間停止していた。
マースクはこの日の声明で「事件の調査が進行中で、変化する状況を精査する間、引き続きこの地域における全てのコンテナ船の通航を一時停止する」と発表した。
ドイツの海運会社ハパックロイド(HLAG.DE)は少なくとも今月9日まで紅海を迂回(うかい)を継続し、アフリカ南端を経由するルートで運航するとした。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・デンマーク海運大手APモラー・マースク「事件の調査が進行中で、変化する状況を精査する間、引き続きこの地域における全てのコンテナ船の通航を一時停止する」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・アメリカ中央軍「紅海の南でデンマークの海運会社が運航するシンガポール船籍のコンテナ船から『フーシ派の小型ボート4隻から攻撃を受けている』と救助を求める連絡があった」「小型ボートには戦闘員が乗っていて、コンテナ船に向けて発砲した上で、20メートルの距離まで接近し、乗船を試みた」「ヘリコプターなどが現場に向かったところ、フーシ派の戦闘員が発砲してきたため、ボート4隻のうち3隻を沈没させた」)
マースク、アジア─欧州航路の大半をスエズ運河経由で計画
フーシ派が紅海南部にミサイル発射、被害報告なし=米中央軍 https://t.co/HDFZ3x5SBP
— ロイター (@ReutersJapan) January 3, 2024米中央軍は2日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海南部に対艦弾道ミサイル2発を発射したと発表した。被害は報告されていないという。
中央軍によると、複数の商船が周辺海域におけるミサイルの影響を報告した。
英海運当局は先に、バベルマンデブ海峡で商船から1─5カイリの地点で最大3回の爆発があったが、被害はないとしていた。
ガザの病院、ハマスが一時司令部に利用 米情報機関が分析 https://t.co/9PzQTzxM2h
— ロイター (@ReutersJapan) January 3, 2024米情報機関が、イスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザのシファ病院を司令部として利用し人質も拘束していたが、イスラエル軍が突入する数日前に大部分が避難したと分析していることが分かった。機密解除された情報を基に米当局者が2日明らかにした。
シファ病院の敷地はハマスとイスラム聖戦がいずれも司令部として利用していたとされる。情報機関は根拠となる証拠は明らかにしていない。当局者は、米国が独自に情報を確認したと述べた。
イスラエルはハマスがシファ病院を軍事利用していると主張し、11月半ばに突入。国際社会からは患者や民間人の犠牲に懸念が高まっていた。
米当局者によると、米政府はハマスが病院の敷地と地下施設を使って指揮統制活動を行い、武器の保管や数人の人質拘束にも利用していたとみている。
米情報機関はハマス戦闘員がイスラエルによる作戦の数日前に病院からほぼ引き揚げ、その際に書類や電子機器を破壊したことを示す情報を得たという。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・米当局者「機密解除された情報を基に、米情報機関が、ハマスがパレスチナ自治区ガザのシファ病院を司令部として利用し人質も拘束していたが、イスラエル軍が突入する数日前に大部分が避難したと分析していることが分かった」)
イスラエル世論、人質解放へ攻撃継続を56%支持 首相続投は15% https://t.co/KyCHdfJ1zm
— ロイター (@ReutersJapan) January 3, 2024パレスチナ自治区ガザでのイスラム組織ハマスとの戦闘終了後もネタニヤフ首相に続投を望むイスラエル国民の割合は15%にとどまった。2日発表された世論調査で分かった。
ネタニヤフ首相は、ハマスが拘束している人質解放には強硬な軍事圧力が不可欠としている。
イスラエル民主主義研究所(IDI)が12月25─28日に実施した調査では、人質を取り戻す最善の方法について、軍事攻撃の継続と答えた割合は56%、イスラエルの刑務所にいるパレスチナ人の釈放を含む交換取引との回答は24%だった。
ネタニヤフ首相に戦闘終了後も続投を望む割合は15%にとどまり、ライバルで戦時内閣に参加しているガンツ前国防相に期待する割合が23%だった。約30%は支持する指導者はいないと回答した。
昨年12月の前回調査では、69%が戦争が終わり次第選挙を実施すべきと回答していた。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・イスラエル・世論調査・「人質解放へ攻撃継続」56%・「首相続投」15%)
紀元前540年にはスサを陥落させ、エラム王国を滅ぼした。キュロスの征服活動は止まる暇もなく、その翌年の紀元前539年にオピスの戦いでナボニドゥス率いる新バビロニア王国軍を大敗させ、10月29日にバビロンに入城して「諸王の王」と号した。紀元前538年または紀元前537年に「キュロスの勅令」を発し、バビロン捕囚にあったユダヤ人をはじめ、バビロニアにより強制移住させられた諸民族を解放した。キュロスは被征服諸民族に対して寛大に扱い、旧約聖書においてもユダヤ人を解放する唯一の非ユダヤ人メシア(救世主)であると評された(イザヤ書45章1節)。またこのとき、キュロスは新バビロニアのネブカドネザル2世によって略奪されていたエルサレム神殿の什器を返還し、エルサレムに神殿の再建を命じた。この再建は難航し、紀元前520年ごろに第二神殿が完成した時にはキュロスはすでに死去していたものの、キュロス以降も継続された宗教寛容政策に彼への尊敬も相まってか、ユダヤ人はアケメネス朝の統治下においては一度も反乱を起こさなかった。キュロスは子のカンビュセス2世にバビロンの統治を命じ、旧バビロニアの統治機構をそのまま利用して統治を進めた。この時期にキュロスは宣撫文書としてキュロスの円筒印章を作らせ、ペルシアの統治の正当性を主張させた。
#キュロス2世(旧約聖書イザヤ書45章1節"非ユダヤ人メシア")
東大名誉教授・本村凌二
パソコンやケータイがあたり前の現代人でも、ときとして古代の呪縛はどこからでも忍び寄る。イタリア人にはローマ帝国は今でも偉大なる祖国。同様にイラン人にもペルシャ帝国は誇らしい祖国なのだ。
そのペルシャ最古の王朝、アケメネス朝の始祖キュロス2世の墓に、この春、何者かが爆発物を投げつけたとの新聞報道があった。イラン暦の元日だったから墓の周りには新年祝いで1万人が集結し、「偉大なる王よ」と叫んでいたという。幸い焦げ目程度の軽微な損傷ですんだらしい。
キュロスは大王ともよばれるが、バビロン捕囚のユダヤ人を解放したことでも名高い。旧約聖書「イザヤ書」のなかでも「主の望みを成就させる者」であり、「主が油を注がれた人」として救世主(メシア)のごとくたたえられている。
ユダヤ人の解放者なのだから、イスラム教を奉じるイラン人のなかには、キュロスを売国奴のように憎む者もいるのだろう。前6世紀のペルシャ帝国の創成期には、イスラム教は影も形もなかったというのに。
歴史をさかのぼれば、キュロス2世は後世の人々から王の理想と称賛されている。異邦のギリシャ人クセノポンでさえ、『キュロスの教育』を書き、統治者キュロスのすばらしさに驚嘆し、その生き方について思いめぐらしている。
牧夫は家畜をかんたんに服従させるが、人間が他人を支配するのはたやすくない。だが、オリエントの統一者にキュロスという人がおり、「じつに多種多様な人間、都城、種族を従属させたことを思えば、人間を支配するのに賢明な方法でのぞむなら不可能でも困難でもない、とわれわれは考え直したくなる」とクセノポンは語る。
このような偉大な始祖だけに、出エジプトの先導者モーセやローマ建国者ロムルスのように、キュロスもまた王家に生まれながら捨て子にされたという類の伝説がつきまとっている。それによれば、羊飼いの子として育てられながら、10歳のキュロスは王者の素質を示したという。
そのころイラン高原にはメディア王家の勢力が横暴をきわめていた。成人したキュロスは、出身部族を中心に反メディアの軍をおこす。弱小な軍勢であり、圧倒的に不利であった。だが、メディア最強部隊の寝返りのために、劇的な勝利をおさめる。ここには、人心掌握に巧みなキュロスの統率力が反映しているのかもしれない。こうして前6世紀半ば、メディアの領土を受け継いで、ペルシャ王国が建てられた。
やがて、攻め込んできたリュディア(現アナトリア西南部)を撃退、追撃して首都を陥落させ、バビロニア(現イラク)征服では、人望を失っていた王のせいか、ほとんど抵抗らしい抵抗も受けなかったという。前539年、キュロスがバビロンに無血入場したとき、大帝国によるオリエント世界の統一が初めてなされたのである。
そのころ繁栄するバビロンには、さまざまな異民族が住んでいた。キュロスは何より、これらの諸民族や諸文化に寛大であった。彼が寛大にあつかったのはユダヤ人ばかりではない。新興勢力として、古い民族がそれぞれの伝統を誇るオリエント文明の地に君臨するには、柔軟な姿勢でのぞむのが賢明だった。
しかし、支配地の辺境にあっては対抗勢力も絶えず、戦いに明け暮れる日々も少なくなかった。ときとして軍団の先陣を切ることもあったといい、ついには勇猛な騎馬遊牧民との激戦のなかで戦死してしまう。
キュロス王の戦死は、ペルシャの覇権を揺り動かすことはなかった。王位継承にはなんらの混乱もおこらなかったという。約200年後にキュロス王の墓を訪れたアレクサンドロス大王は、その遺体を見たと伝えられている。
それから二千数百年を経た中東地域だが、他宗教や異宗派との対立抗争は激しくたえることがない。むしろ、科学技術のような合理精神が行きわたるほど、信仰という非合理的な心情は行き場をなくして噴出するのかもしれない。
キュロス2世
アケメネス朝ペルシャの始祖。紀元前600年ごろに生まれる。前552年にイラン高原のメディア王国に反旗を翻し、前539年にはメソポタミアの新バビロニア王国を征服し、古代オリエント世界を統一。アケメネス朝を創始する。前529年、死去。#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・88日目②)
【随時更新】レバノンでハマスの政治部門幹部など 殺害されるhttps://t.co/UGxlh7Ubkg #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 2, 2024イラン 司令官の追悼行事で爆発 20人死亡か 国営テレビhttps://t.co/FjAplLs5Ke #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 3, 2024イランの国営通信によりますと、南東部ケルマン州で3日午後、4年前にアメリカ軍に殺害された精鋭部隊「革命防衛隊」のソレイマニ司令官の追悼行事が行われていたところ、会場となっている墓地の近くで複数の爆発がありました。
当時、追悼行事には多くの市民が参加し、付近の通りも大勢の人たちで埋め尽くされていて、国営通信はこの爆発で少なくとも73人が死亡し、およそ170人がけがをしたと伝えています。
爆発の詳しい原因や状況はわかっていませんが、地元の副知事は「テロリストによる攻撃だ」と非難しました。
国営テレビの映像には、付近に立ちこめる白い煙や、駆けつけた多くの救急車、それに集まった人たちがその場から逃げようとする様子などがうつされています。
#イラン(革命防衛隊ソレイマニ司令官・4年前米軍殺害・追悼行事・爆発)
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— Tomoko Shimoyama (@TomokoShimoyama) January 3, 2023
シオニスト帝国主義の作った各種テロ組織に対し、中東各地で一般市民と共に真の #対テロ戦争 に当たってきたソレイマニが🇺🇸テロの犠牲になった2020年、イラン、イラク、シリア、イエメンetc.の中東諸国+αでの追悼抗議デモは「史上最大のデモ」と評され、イラク国会は直ちに米軍撤退を要求
(イラン↓) pic.twitter.com/EjPNewOoTL2
— Tomoko Shimoyama (@TomokoShimoyama) January 3, 2023
イラク国会では国内のダーイシュ壊滅に寄与したシーア派民兵組織を筆頭とするシーア派系議席が多数派を占め、ソレイマニとアルムハンデスのテロ直後の大規模な反米デモ(*日本では未報道)を受け、米軍撤退の国会決議。しかしその後就任した米傀儡カディミ首相の政策で米軍は今も非合法にイラク駐留。 pic.twitter.com/g5ZS8mN69T3
— Tomoko Shimoyama (@TomokoShimoyama) January 3, 2023
シオニスト帝国主義が中東の石油を搾取する為のパイプラインにアサドがNOを唱えた事で、ダーイシュetcのトヨタを乗り回す傭兵テロ組織がシリアを地獄絵に化した事も、ハサン中田やシャミール常岡etcが脚光を浴びた事も、「シリア内戦」の嘘が横行した事も記憶に新しい。(写真④はソレイマニと民兵) pic.twitter.com/CTQoNbjwE0#下山伴子「シオニスト帝国主義が中東の石油を搾取する為のパイプラインにアサドがNOを唱えたことで傭兵テロ組織がシリアを地獄絵に化した」