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イスラエルパレスチナ自治区ガザ南部の境界にあるケレムシャローム検問所が17日、ガザへの支援物資搬入のため再開された。当局者らが明らかにした。

同検問所は10月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲攻撃以降、閉鎖されていた。再開により、ガザとエジプトの境界にあるラファ検問所を通じてのみ行われてきた物資搬入を強化する。

イスラエルが先週、ケレムシャローム検問所経由の搬入を承認した。

イスラエルの占領地政府活動調整官組織(COGAT)は声明で「米国との合意を履行するため、17日から国連の援助トラックが保安検査を受け、ケレムシャローム検問所経由でガザに直接移送される」とした。

イスラエル当局者は支援物資がガザに搬入されたのかという質問にそうだと答えた。

パレスチナの当局者は、国連のパレスチナ難民救済当局とイスラエルとの調整により、ケレムシャローム検問所が17日に再開されたことを確認した。

エジプト赤新月社の関係者によると、79台のトラックが同検問所を通過した。

イスラエル首相府はこの検問所再開により、先月のハマスとの戦闘休止で合意した1日当たり200台の支援トラックのガザ入りを許可するというコミットメントを維持することが可能になるとしている。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・イスラエル占領地政府活動調整官組織(COGAT)声明「米国との合意を履行するため、17日から国連の援助トラックが保安検査を受け、ケレムシャローム検問所経由でガザに直接移送される」・エジプト赤新月社関係者「79台のトラックが同検問所を通過した」)

イスラエルイスラム組織ハマスパレスチナ自治区ガザでの紛争を巡り、新たな停戦と人質解放に双方とも前向きだが、実施の詳細について意見が食い違っている。エジプトの安全保障関係筋2人が17日、明らかにした。

今月1日まで7日間の戦闘休止で仲介役を務めたエジプトとカタールは、停戦交渉に入る前にガザ支援を加速させ、イスラエルとガザ南部の境界にあるケレムシャローム検問所を支援物資搬入のために再開すべきと主張。

イスラエルの当局者はガザへの支援物資搬入が可能になったと述べた。

関係筋は、イスラエル対外特務機関モサドのバルネア長官がカタールムハンマド首相と会談したと明らかにしており、和平への期待が高まった。

前出の関係筋によると、ハマスはガザで拘束する人質の解放リストを一方的に作成する考えを強調し、イスラエルが既存の境界線に軍を撤退させることを要求しているという。

イスラエルハマスが人質解放のリストを決定することには同意しているが、解放の日程を示すよう求めており、リストを確認してて初めて停戦の時期や期間を決定できるとの立場を取っているという。軍の撤退は拒否している。

ハマスは完全な停戦が人質解放の前提条件だとしている。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・エジプト安全保障関係筋2人「新たな停戦と人質解放に双方とも前向きだが、実施の詳細について意見が食い違っている」「ハマスはガザで拘束する人質の解放リストを一方的に作成する考えを強調し、イスラエルが既存の境界線に軍を撤退させることを要求している」「イスラエルハマスが人質解放のリストを決定することには同意しているが、解放の日程を示すよう求めており、リストを確認してて初めて停戦の時期や期間を決定できるとの立場を取っている」)

英国のキャメロン外相とドイツのベアボック外相は、パレスチナ自治区ガザ地区での「持続可能な停戦」を呼び掛けた。しかし、「即時の停戦」は求めなかった。

両外相は連名で英紙サンデー・タイムズに寄稿し、「我々は、持続可能な停戦への道を開き、持続可能な和平へと導くため、できる限りのことをしなければならない。それは、早ければ早いほど良い」と述べた。寄稿では、「あまりに多くの民間人が殺害されている」とも指摘した。

両外相は寄稿の中で、「全面的かつ即時の停戦」を呼び掛けることが「進むべき道」だとは考えていないと指摘。即時の停戦は「イスラエルが自衛を余儀なくされている理由を無視している」との見方を示した。

両外相は、イスラム組織ハマスイスラエルに対して野蛮な攻撃を行い、今も毎日ロケット弾を発射してイスラエルの民間人を殺害していると指摘。ハマス武装解除を求めた。

両外相は、ハマスがガザで権力を握り続ければ、2国家解決への道の永遠の障害となると述べた。持続が不可能な停戦は、すぐにさらなる暴力へと陥り、和平に必要な信頼を築くことを難しくするだけだとも指摘した。

両外相は、より多くの支援物資を搬入し、より多くの人質を解放するため、さらなる戦闘休止に合意するよう外交的な取り組みを進めていると述べ、ハマスが人質を拘束していることは「和平への前進を遅らせるだけだ」と言い添えた。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・英キャメロン外相/独ベアボック外相連名寄稿「我々は、持続可能な停戦への道を開き、持続可能な和平へと導くため、できる限りのことをしなければならない。それは、早ければ早いほど良い」「『全面的かつ即時の停戦』を呼び掛けることが進むべき道だとは考えていない」「ハマスがガザで権力を握り続ければ、2国家解決への道の永遠の障害となる」「より多くの支援物資を搬入し、より多くの人質を解放するため、さらなる戦闘休止に合意するよう外交的な取り組みを進めている」「ハマスが人質を拘束していることは和平への前進を遅らせるだけだ」)

イスラエル国防軍(IDF)は17日、パレスチナ自治区ガザ地区北部で、イスラム組織ハマスが築いた最大規模のトンネルを発見したと発表した。

発表によると、トンネルは約4キロの長さで、イスラエル境界にあるエレズ検問所の手前まで続く。最大で地下50メートルに達し、大型車両も通れる幅がある。電力や換気、通信設備も付いていた。

IDFはビデオの中で、ハマスが部隊の移動に使い、攻撃拠点とするために建設したと主張した。ハマスが撮影したとされる建設現場の映像には、トンネルに入っていく大型車両や、内部の仮設鉄道が映っている。

CNNは映像の真偽を独自に確認できていない。

IDFはトンネルを2~3週間前に占拠したが、同日まで発表していなかった。ハマスの「戦略的インフラ」として、破壊される見通しだという。

IDFは声明で、ハマスの指導者ヤヒヤ・シンワル氏の弟、ムハンマド・シンワル氏がこのトンネルを建設したと述べたが、証拠は示さなかった。

ハマスは2021年、ガザ地区の地下に全長500キロのトンネル網を建設したと主張していた。IDFは最近、トンネルを水没させる作戦として、海水を試験的に注入したと発表した。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・イスラエル国防軍ガザ地区北部で、ハマスが築いた最大規模のトンネルを発見した」「ハマス指導者ヤヒヤ・シンワルの弟、ムハンマド・シンワルがこのトンネルを建設した」)

イスラエル軍ガザ地区の北部で、イスラエルとの境界に延びるハマスの地下トンネルを発見したと発表し、境界の検問所への攻撃を狙って建設されたものだとする見方を示しました。

イスラエル軍によりますと、トンネルは長さおよそ4キロ、地上からの深さは最大で50メートルあり、イスラエルとの境界にあるエレズ検問所の南400メートル近くまで延びているということです。

ロイター通信によりますと、トンネルの幅、高さともに3メートルほどあり、映像ではトンネルの中に金属の網のようなものが敷かれています。

イスラエル軍のハガリ報道官は、ガザ地区で発見された最大のトンネルで、ハマスが戦闘員の移動や車両の走行も可能にし、エレズ検問所への攻撃を狙って建設されたものだとする見方を示しました。

また、ハガリ報道官はトンネルがハマスガザ地区トップのシンワル指導者の兄弟によって建設されたとしたうえで「これはテロ攻撃を目的としたシンワルのプロジェクトのトンネルだ」と指摘しました。

イスラエル軍は、CGなどでトンネルの構造を説明するとともに内部から発見されたとするロケット弾などの写真も公開しています。

イスラエル軍は17日、ガザ地区南部の中心都市ハンユニスで、ハマスのこの地域の指揮本部を攻撃し、市の中心の広場を含む一帯を制圧したと発表しました。

また、イスラエル軍は北部のカマルアドワン病院がハマスの指揮所として利用されていたとして掃討作戦を行い、およそ80人の戦闘員を拘束したほか多数の武器などを発見したとしています。

これに対してガザ地区の保健当局は、イスラエル軍がブルドーザーで病院を破壊した後、残された土の中に遺体やけがをした人がいたとして、国際的な調査を行うべきだと主張しました。

イスラエルのネタニヤフ首相は17日の閣議の冒頭で死亡した兵士の家族からの手紙だとする文章を読み上げ「あなたたちは戦闘のまっただ中で戦いをやめることを付託されていない」とするメッセージを紹介しました。

そのうえで「我々はハマスの壊滅という目標を完全に達成するまで戦い続ける」と改めて軍事作戦の継続を強調しました。

こうしたなか、アメリカのオースティン国防長官は18日にイスラエルでネタニヤフ首相やガラント国防相と会談する予定です。

アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズによりますと、オースティン国防長官は民間人の犠牲を減らすため、ハマスの幹部に標的を絞った、より小規模な軍事作戦への移行について協議を行うということです。

また、イスラエルは17日、ガザ地区との境界にあるケレム・シャローム検問所から一連の戦闘の開始後、初めて支援物資の搬入を開始しました。

これまでのエジプトとの境界にあるラファ検問所に加え、ケレム・シャローム検問所が開放されたことで、ガザ地区への支援物資の搬入量の増加が期待されていて、激しい戦闘が行われている地域の住民に物資が届けられるかが引き続き焦点となります。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・イスラエル軍「北部のカマルアドワン病院がハマスの指揮所として利用されていた」・ガザ地区保健当局「イスラエル軍がブルドーザーで病院を破壊した後、残された土の中に遺体やけがをした人がいた」「国際的な調査を行うべきだ」)

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#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・下山伴子「イスラエル軍ガザ地区カマル・ウドワン病院で数十人の負傷者をブルドーザーで轢き殺し生き埋めにした」)

ガザ地区への地上侵攻を続けるイスラエル軍は、北部と南部でイスラム組織ハマスの掃討作戦やトンネルなど施設の捜索を続けています。一方、新たな戦闘休止には、イスラエルハマスの双方が前向きな姿勢を示しているとも伝えられ、今後、具体的な動きにつながるかが焦点です。

イスラエル軍は17日、ガザ地区南部の中心都市ハンユニスで、この地域のハマスの指揮本部を攻撃し、市の中心の広場を含む一帯を制圧したと発表しました。

また、イスラエル軍ガザ地区北部のカマルアドワン病院で掃討作戦を行い、およそ80人の戦闘員を拘束したと発表しました。

これについて中東の衛星テレビ局アルジャジーラは17日、この作戦の際、イスラエル軍がカマルアドワン病院の周辺にあったテントをブルドーザーで破壊して、中の避難者を死亡させたという目撃者の話を伝えました。

ガザの保健当局は病院の敷地内のがれきから複数の遺体が見つかったとして、国際的な調査を行うべきだと主張しています。

さらに、イスラエル軍は、ガザ地区北部のエレズ検問所近くでイスラエルとの境界に延びるハマスの地下トンネルを発見したと発表しました。

トンネルの長さはおよそ4キロ、地上からの深さは最大で50メートルあるということです。

イスラエル軍のハガリ報道官は、ガザ地区で発見された最大のトンネルで、検問所への攻撃を狙って建設されたものだとする見方を示し、発見が一連の軍事作戦の成果だと強調しました。

こうした中、アメリカのオースティン国防長官は18日にイスラエルでネタニヤフ首相やガラント国防相と会談する予定です。アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズによりますと、民間人の犠牲を減らすため、ハマスの幹部に標的を絞ったより小規模な軍事作戦への移行について協議を行うということです。

また、ロイター通信はエジプト当局者の話として、イスラエルハマスの双方が再度の戦闘休止や人質解放に前向きな姿勢を示していると報じました。

ただ、ハマスイスラエル軍の一定のラインまでの撤退を要求しているのに対し、イスラエル軍はその要求を拒否しているということで、今後、具体的な動きにつながるかが焦点となります。

国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は18日、パレスチナ自治区ガザの人々を意図的に飢餓に陥れるという戦争犯罪を犯しているとイスラエルを非難した。

イスラエル軍について、水、食料、燃料の供給を妨害し、農地を荒らしていると指摘。報告書で「世界の指導者たちは声を上げるべきだ」とした。

<死者続出>

イスラム組織ハマスが実効支配するガザの保健省によると、17日にガザ北部のジャバリア難民キャンプが新たに砲撃を受け90人のパレスチナ人が死亡。ハマス系のアクサラジオによると、ガザ市内のシファ病院が攻撃を受けた。

医療関係者によると、ガザ中部のデイルアルバラでは12人が死亡、数十人が負傷した。南部のラファではイスラエルによる住宅への空爆で少なくとも4人が死亡したという。

ガザ保健省によると、イスラエル戦車砲弾がハンユニスにあるナセル病院内の産科棟を直撃し、13歳の少女が死亡した。

一方、イスラエル軍は、ガザでの戦闘で兵士4人が死亡したと発表。10月下旬の地上侵攻開始以来、ガザでの死者は126人となった。

また、パレスチナ保健省が18日に発表したところによると、ヨルダン川西岸でも戦闘が続いており、ファラア難民キャンプではイスラエル軍の襲撃でパレスチナ人4人が死亡した。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・HRWイスラエルはガザの人々を意図的に飢餓に陥れるという戦争犯罪を犯している」)

パレスチナガザ地区で1か月以上けが人の治療にあたったイギリスの外科医がNHKの取材に応じ、医薬品や麻酔薬が底をつき、必要な手術ができない状況に追い込まれるなど、現地の厳しい医療環境について証言しました。

ロンドンの外科医、ガッサン・アブシッタさんは、ガザ地区に11月18日まで40日あまり滞在し、アハリ・アラブ病院やシファ病院などでけが人の治療にあたりました。

武力衝突が始まって間もなく、消毒剤や医薬品が不足し、手術に必要な麻酔薬も徐々に底をついたとして「患者を手術する時に必要な麻酔薬が不足して、非常に弱い鎮痛剤しか投与できなかった」としています。

また、手足を失ったり、切断が必要だったりする大けがも多く、1日に6人の子どもの手足を切断せざるを得ないこともあったといいます。

アブシッタさんは「なかには、右腕と右足の切断が必要な3歳の男の子もいた。多くの子どもは、家が標的にされてがれきによって体の複数か所が押しつぶされていた」と述べ、ガザ地区では、推定で1000人以上の子どもが手足を失っているおそれがあるとしています。

また、シファ病院に運ばれた子どものうち120人は、ほかの家族全員が亡くなっていて、アブシッタさんは「彼らは家族の中で唯一の生き残りだった。『けがをした子ども、生き残った家族なし』という言葉は、彼らの面倒を見てくれる人を探すため、1つの単語として使われていた」と証言しました。

その後、すべての鎮痛剤が底をつき、アブシッタさんは南部の病院に移動しましたが、医療設備や薬がないため患者を手術できず、外科医としての役割を果たせないと考え、罪悪感を感じながらガザ地区を離れたといいます。

アブシッタさんは今なお被害が増え続けているとして、一刻も早い停戦を訴えました。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・英外科医「医薬品不足で必要な手術できず」)

イスラエル軍は17日、ガザ地区北部のジャバリアで住宅が密集する地域を空爆し、ガザ地区の保健当局によりますと100人が死亡、20人がけがをしがれきの下には100人ほどが取り残されています。

また病院への攻撃も相次いで報告されていて、南部ハンユニスのナセル病院では両親やきょうだいを失い、みずからも片足を切断して治療を受けていた13歳の少女が砲撃に巻き込まれて死亡し、ガザ市のシファ病院でも多数の死傷者が伝えられています。

さらに北部のカマルアドワン病院では、イスラエル軍のブルドーザーが破壊したがれきの中から複数の遺体が見つかったということで、ガザ地区の保健当局は国際的な調査を行うべきだと訴えています。

これについてWHO=世界保健機関のテドロス事務局長はSNSへの投稿で「病院が破壊されて医療活動ができなくなり、少なくとも患者8人が死亡したことにがく然としている」とイスラエルを非難しました。

こうした中、アメリカのオースティン国防長官が18日、イスラエルを訪問しネタニヤフ首相やガラント国防相と会談し、軍事作戦の規模縮小について協議する見通しです。

アメリカはイスラエルに対し民間人の犠牲を減らすため早期に作戦の規模を縮小し限定的な作戦に移行するよう求めていてオースティン国防長官の現地訪問で進展があるのかが焦点です。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・病院への攻撃報告相次ぐ)

パレスチナ解放機構(PLO)執行委員会のフセイン・アル・シェイク事務局長は16日、ロイターのインタビューに応じ、パレスチナ自治区ガザにおける戦闘が終息した後、イスラム組織ハマスを含めた全てのパレスチナ政治勢力は、パレスチナ人のための自由を達成できなかったという意味で、自分たちの政策の失敗を真剣に見つめ直し、イスラエルと対峙する上で新たな道を模索しなければならないと強調した。

パレスチナ自治政府アッバス議長の後継候補の1人との見方もあるシェイク氏は、イスラエルパレスチナの恒久的な和平を目指すために締結されたオスロ合意」について、政治的な進展がほとんど見られず、パレスチナ人によるパレスチナ国家建設という最終的な目標が達成されていないと認めた。

一方でシェイク氏はパレスチナの地はパレスチナ人の単一の政府が統治しなければならない」と改めて主張。パレスチナ自治政府こそが、パレスチナ人の正統な代表であり、戦闘後のガザを支配する用意があると述べた。

パレスチナ自治政府は、多くのパレスチナ人から汚職がはびこり、民主的でないとみなされ、人気がないことはシェイク氏も承知し、自治政府の役割を再検討する必要はあるとの考えを示した。

一方、直近の調査では、パレスチナ人の間でハマス支持が拡大しつつある。

しかしシェイク氏は、イスラエルとの闘争でハマスのやり方が理想的で最善だという一部の考えは受け入れられないと反論し、多数の犠牲者が出てもなお、パレスチナ人とパレスチナ大義を守ったと言えるのかと問いかけた。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・パレスチナ解放機構執行委員会フセイン・アル・シェイク事務局長「戦闘が終息した後、イスラム組織ハマスを含めた全てのパレスチナ政治勢力は、パレスチナ人のための自由を達成できなかったという意味で、自分たちの政策の失敗を真剣に見つめ直し、イスラエルと対峙する上で新たな道を模索しなければならない」「『オスロ合意』について、政治的な進展がほとんど見られず、パレスチナ人によるパレスチナ国家建設という最終的な目標が達成されていない」「パレスチナの地はパレスチナ人の単一の政府が統治しなければならない」「パレスチナ自治政府こそが、パレスチナ人の正統な代表であり、戦闘後のガザを支配する用意がある」「ハマスのやり方が理想的で最善だという一部の考えは受け入れられない」「多数の犠牲者が出てもなお、パレスチナ人とパレスチナ大義を守ったと言えるのか」)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・メトゥラ評議会アズーライ代表「ガザ人全員をレバノンの難民キャンプに送り、ガザ地区全体を更地にして、アウシュビッツのような空の博物館にするべきだ」)

英国最大手紙テレグラフに、つい最近英国防長官を辞めたBen Wallace氏が寄稿

ネタニヤフ首相の戦術はイスラエルを弱体化させる

ハマスの追撃は合法だが、ガザの広大な地域を消滅させることは合法ではない。相応の武力を行使することは合法だが、集団的懲罰や民間人の強制移動は合法ではない。

ネタニヤフ首相の誤りは、そもそも攻撃を見逃したことだ。しかし、もし彼が殺戮の怒りで問題を解決できると考えているのなら、それはさらに大きな間違いだ。彼のやり方ではこの問題は解決しない。それどころか、彼のやり方はあと50年は紛争を煽り続けるだろう。彼の行動は、世界中のイスラム教徒の若者を過激化させている。

国際的な同情は失効し、イスラエルの存在はさらに包囲された状態となるだろう。

Netanyahu’s tactics are weakening Israel https://telegraph.co.uk/news/2023/12/17/netanyahus-tactics-are-weakening-israel/

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・英ウォレス前国防相「ネタニヤフ首相の戦術はイスラエルを弱体化させる」)

コンテナ船大手のスイスMSCと仏CMA CGMは16日、紅海でイエメンの親イラン武装組織フーシ派による商業船への攻撃が相次いでいることを受け、スエズ運河の航行を見合わせると発表した。

フーシ派はパレスチナ自治区ガザでの紛争を受けて同海域で船舶への攻撃を強めている。

紅海とアデン湾を隔てるバブ・エル・マンデブ海峡では15日、リベリア船籍の船舶2隻がフーシ派の攻撃を受けた。

1隻はMSCの船舶でドローン(無人機)が衝突し火災が発生した。MSCは、負傷者の報告はないが、船舶が火災の被害を受け、運航を停止したと明らかにした。

もう1隻は独ハパックロイドの船舶で発射されたミサイルが命中した。

デンマークの海運大手マースク(MAERSKb.CO)は15日、全てのコンテナ船の紅海航行を見合わせるとすでに発表している。

CMA CGMは声明で「状況はさらに悪化しており、安全への懸念が高まっている」と述べた。

ハパックロイドも同様の措置を取る可能性があると発表している。

MSCは一部をアフリカ南端を回るルートに変更するとした。大きく迂回(うかい)することになり、航行日数は増える。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・コンテナ船大手・スエズ運河航行回避へ・紅海での攻撃受け・仏CMACGM「状況はさらに悪化しており、安全への懸念が高まっている」)

紅海ではイエメンの反政府勢力・フーシ派がガザ地区イスラム組織ハマスとの連帯を掲げて航行する船舶への攻撃を繰り返していて先月には日本企業が運航する貨物船が乗っ取られています。

こうしたなか、イギリスの石油大手BPは18日「紅海における治安状況の悪化を受けて紅海を経由するすべての海上輸送を一時的に停止することを決定した」と発表し、海上輸送のルートをアフリカ南端の喜望峰を回るルートに変更することになりました。

イギリスメディアによりますとスイスの海運大手MSCデンマークのA.P.モラー・マースクもすでに同様の対応を決めています。

またコンテナ船を運航する台湾のエバーグリーン・マリンは18日「リスクと安全を考慮しイスラエルとの間で輸出入を行う業務を一時的に停止する」と発表しロイター通信によりますと同じく紅海を避けて喜望峰を回る海上輸送ルートに変更するということです。

海運業界などにとってはより遠距離の海上輸送を強いられた形で、輸送コストの上昇や配送が遅れるなどの影響が指摘されています。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・BP「紅海における治安状況の悪化を受けて紅海を経由するすべての海上輸送を一時的に停止することを決定した」)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・フーシ派「サウジアラビアUAEがイエメンを攻撃する連合に加わるのであれば、サウジアラビアUAEの石油施設、あらゆる石油タンカーを攻撃する」)

イスラエルを敵視しているイエメンの反政府勢力フーシ派は先月19日に紅海を航行中だった日本郵船が運航する貨物船をイスラエルに関わる船だと主張して拿捕しています。

これについて日本を訪れているイランのバゲリ外務次官が18日、都内でNHKのインタビューに応じ「当初から問題を解決するためイランはフーシ派に対し影響力を行使してきた。問題が解決するまで働きかけを継続するつもりだ」と述べ、船の引き渡しや船員の解放に向けフーシ派に働きかけていると明らかにしました。

ただ、実現する見通しなど詳細については言及を避けました。

一方、イスラエルガザ地区で地上作戦を展開していることについて「世界が目撃しているのは完全な大量虐殺であり、人道に対する明らかな犯罪だ」と述べ、イスラエルとそれを支援するアメリカを強く批判しました。

また「日本はアメリカとイスラエルに対し圧力をかけてガザの住民に対する犯罪行為をとめることができる」と述べ、情勢の緊張緩和に向け日本に役割を果たすよう求めました。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・イラン・バゲリ外務次官「当初から問題を解決するためイランはフーシ派に対し影響力を行使してきた。問題が解決するまで働きかけを継続するつもりだ」「世界が目撃しているのは完全な大量虐殺であり、人道に対する明らかな犯罪だ「日本はアメリカとイスラエルに対し圧力をかけてガザの住民に対する犯罪行為をとめることができる」)

シリア軍は17日、イスラエルが占領地ゴラン高原から発射した複数のミサイルがシリアの首都ダマスカス近郊に着弾した発表した。中東の情報機関によると、親イラン組織の拠点を狙ったとみられる。

シリア軍は一部のミサイルを撃墜。兵士2人が負傷した。

イスラエルは10月7日にイスラム組織ハマスの攻撃を受けて以降、シリアの親イラン武装集団への攻撃を強化。シリア軍への攻撃も行っている。

複数の中東の情報機関によると、ミサイルはシリアのイスラムシーア派の聖地サイイダ・ザイナブ廟付近にあるレバノンの親イラン組織ヒズボラの前哨基地を標的にしたとみられる。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・シリア軍「イスラエルが占領地ゴラン高原から発射した複数のミサイルがシリアの首都ダマスカス近郊に着弾した」)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・72日目②)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・73日目①)