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台湾総統選挙の投票日まであと1週間となる中、同時に行われる予定の国会議員にあたる立法委員選挙の候補者が、去年、中国を複数回訪れ、選挙に立候補することなどへの見返りに台湾への工作活動を行う機関の関係者から資金援助を受けた疑いが強まり、台湾の検察は候補者の身柄を拘束しました。

台湾の桃園地方検察署の調べによりますと、今月13日の総統選挙と同時に投票が行われる立法委員選挙に無所属で立候補している候補者が去年4月以降、複数回中国を訪れていました。

その際、中国で知り合った台湾への工作活動を行う機関の関係者から、選挙に立候補したり台湾の政治に関する情報を提供したりすることの見返りに日本円にしておよそ500万円相当の資金援助を受け取ったということです。

この候補者は台湾の情報機関の職員に関する資料や選挙の関連情報も提供していたということで、検察は5日、海外の敵対勢力の浸透を禁じる「反浸透法」に違反した疑いが強まったとして、身柄を拘束しました。

台湾では先月、住民サービスを担う行政単位のトップらが中国当局者から最大野党の国民党を支持するよう求める接待を受けたとされるケースが相次いで発覚するなど、中国による選挙介入への警戒感が強まっています。

#台湾(立法委員選・候補者・身柄拘束・中国から資金援助受けた疑い・反浸透法)

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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