隣国タイからミャンマーに支援物資運び込む「人道回廊」設置へhttps://t.co/nMm10Vr5ni #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) February 8, 2024
クーデター後のミャンマーで軍と民主派勢力などとの戦闘が激しさを増す中、隣国のタイから国境を越えて食料などの支援物資を運び込む「人道回廊」が設けられることになりました。
ミャンマーでは民主派勢力や少数民族の武装勢力が軍に対する攻勢を強めていて、OCHA=国連人道問題調整事務所は、260万人の国内避難民が発生しているとしています。
こうした中、タイは国境を越えて避難民に支援物資を届ける「人道回廊」の設置にミャンマー軍と合意し、1月にASEAN=東南アジア諸国連合からも承認を受けました。
タイのパーンプリー外相は8日、西部メーソートの国境にある税関施設を訪れ、「すべての勢力が人道支援のもと一つになり、対話や話し合いができれば暴力の停止につながる」と述べて、支援の意義を強調しました。
タイと国境を接するミャンマー東部は少数民族の勢力の拠点で、周辺では今も戦闘が続いていますが、早ければ3月にもメーソートから100キロほど離れた地域の2万人に、赤十字を通じて食料や医薬品が届けられる予定だということです。
クーデター後、タイには国境を越えてミャンマーから逃れてくる避難民も多く、「人道回廊」の設置は、タイにとっても国境地帯の安定などにつなげたいねらいがあるものとみらます。
#ミャンマー(軍事クーデター3年・民主派勢力「武力で軍の打倒を」)
マレーシア最高裁、イスラム法の一部に無効判断 同性愛禁止など https://t.co/Vo8VhOA0Z4
— ロイター (@ReutersJapan) February 9, 2024
マレーシア連邦裁判所(最高裁)は9日、北部クランタン州で制定された一部のイスラム法を違憲とする判断を示した。他州の同様のイスラム法にも影響を与える可能性がある。
マレーシアの法制度はイスラム教徒に適用されるイスラム法と世俗法が並存する二重構造で、イスラム法は州議会が、世俗法はマレーシア議会が制定する。
同性愛や近親相姦、賭博、セクシャルハラスメント、礼拝所の冒涜(ぼうとく)などを犯罪と見なすクランタン州の16の条項について、連邦裁判は「無効」との判断を示した。これらの問題はマレーシア議会の専管事項で、同州には法律を制定する権限はないと指摘した。
連邦裁には約1000人が裁判に抗議するために集まり、厳しい警備が敷かれた。
モハド宗教相は判決後に声明を発表し、イスラム法制度は憲法の下で保護されており、政府はイスラム教徒を対象としたシャリア法廷を強化する措置を取ると表明した。
インドネシアのメガワティ元大統領、閣僚に辞任しないよう忠告 https://t.co/FqnrBqGxTY
— ロイター (@ReutersJapan) February 9, 2024
インドネシアのメガワティ元大統領は、ジョコ政権の複数の閣僚に対し辞任しないよう忠告したことを明らかにした。
ジョコ大統領を巡っては、今月14日の大統領選を巡り特定候補に肩入れしたとの批判が浮上しており、閣僚辞任の可能性が報じられている。 も
メガワティ氏はコンパスTVのインタビューに応じ、スリ・ムルヤニ財務相や、自身が党首を務める闘争民主党所属の閣僚5人に対し、辞任すれば国の安定が損なわれると忠告したと発言。
「もし私が閣僚に辞任を命じれば、誰が損をするのか。特に財務相が辞任した場合は国が損をする」と述べた。
大統領選の世論調査ではプラボウォ国防相が首位を走っている。ジョコ大統領は特定の候補への支持を明確に表明していないが、長男ギブラン氏がプラボウォ氏の副大統領候補で、ジョコ氏も選挙期間中に複数回プラボウォ氏と一緒に姿を見せている。
市場ではスリ・ムルヤニ氏が辞任する可能性が懸念されている。同氏はメディア報道についてコメントしていない。
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