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パキスタン議会下院は3日、与党「パキスタンイスラム教徒連盟シャリフ派」(PML-N)を率いるシャバズ・シャリフ前首相(72)を首相に選出した。投票で過半数となる201票を獲得した。

2月8日に実施された下院選では、どの党も単独過半数を確保できず、シャリフ派とパキスタン人民党(PPP)が連立を組んだ。

根強い人気があるカーン元首相は公職守秘法違反などで有罪となり、出馬を認められなかった。

投票では、カーン氏が創設した野党パキスタン正義運動(PTI)系のオマル・アユブ氏は92票を獲得した。

シャリフ氏は演説で、経済改革の必要性や外交関係など多数の課題に言及したが、明確な政策の変更には踏み込まなかった。

同氏は、パキスタンを複合的な危機から脱却させる「取り組みは困難だが、不可能ではない」と強調。政治・政策面での違いを克服することについて、野党に融和を呼びかけた。

パキスタンの新しい首相にシャバズ・シャリフ前首相が再び選ばれました。
おととしの大規模な洪水のあと物価の高騰など混乱が続く国内経済の立て直しが課題になります。

パキスタンの議会下院は、先月行われた総選挙を受けて、3日、連立与党の「イスラム教徒連盟シャリフ派」を率いるシャバズ・シャリフ前首相を再び首相に選びました。

シャリフ氏は72歳。
パキスタンの政治に強い影響力を持つ軍とも良好な関係を保っているとされ、去年8月に首相を退いたあと、選挙管理内閣をはさんで事実上、続投する形です

シャリフ氏は演説で「50万人の学生がAIなど最新技術の訓練を受けられるようにするのが目標だ」などと述べ、若者の雇用の創出に取り組む姿勢を強調しました。

パキスタンでは、おととし「国土の3分の1が水没した」ともいわれる大規模な洪水が発生して農業をはじめとする主要産業が打撃を受け、物価の高騰や失業者の増加などが続いていて、大手格付け会社から一時、デフォルト=債務不履行に陥るおそれも指摘されていました。

こうした中、パキスタンIMF国際通貨基金から受けてきた金融支援の期限が来月に迫っていて、継続的な支援を受けるための交渉を進めながら、混乱が続く国内経済の立て直しを図ることが課題になります。

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