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もり蕎麦+カツ煮

池波正太郎『散歩のとき何か食べたくなって』の中にこんな記述が出てくる(「藪二店」の章)。

 むかしの、東京の下町に住み暮らすものにとって、蕎麦と、その日その日の明け暮れは、
 「切っても切れぬ・・・」
 ものだったのである。
 それぞれの町内には、かならず二、三の蕎麦やがあったものだし、また、それぞれにうまかった。
 大人たちは、銭湯の帰りにも、ふところにわずかでも余裕があれば、かならずといってよいほど、最寄りの蕎麦やへ立ち寄ったものだ。
 「湯の帰りに蕎麦を手繰らないと、よく眠れない」
 などどいう人もいたようである。
 私を可愛がってくれた曾祖母も、何かぎちそうをしてくれるといえば、蕎麦やであった。先ず、曾祖母は、天ぷらなどの種物をとってくれ、自分はゆっくりと一合の酒をのみながら、
 「おいしいかえ?」
 などとはなしかけてくる。

ガトーショコラ

夕食は肉豆腐、野菜炒め、味噌汁、ごはん。

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#食事#おやつ