米国務副長官 “日米首脳会談でAUKUSと日本の技術協力協議へ”https://t.co/K0WS0554LU #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) March 22, 2024
アメリカのキャンベル国務副長官は、来月予定されている日米首脳会談で、アメリカとイギリス、オーストラリアの3か国でつくる安全保障の枠組み「AUKUS」と日本との技術協力についても協議が行われる見通しだと明らかにしました。
「AUKUS」は、海洋進出を加速させる中国を念頭に、アメリカがイギリスやオーストラリアとともに設けた安全保障の枠組みです。
アメリカ国務省のキャンベル副長官は21日、都内で記者団に対し、来月、岸田総理大臣がワシントンを訪問し、ホワイトハウスで行う予定の、バイデン大統領との日米首脳会談で、AUKUSと日本との技術協力についても協議が行われる見通しだと明らかにしました。AUKUSは現時点で2つの柱で構成されていて、第1の柱はオーストラリアへの原子力潜水艦の配備、第2の柱は先端技術や産業分野の協力を掲げています。
キャンベル副長官は、核をめぐる日本の立場は承知しているとして、日米首脳会談では「第2の柱について話し合う」と述べ、ロボット工学やサイバーなどの分野での協力をめぐって意見が交わされるという見通しを示しました。
第2の柱について、バイデン政権は、日本を含む同盟国や友好国の参加に前向きな姿勢をとってきました。
キャンベル副長官は「安全保障や技術の面で日本が大きな能力を発揮できる分野があることは明らかだ」と述べ、日本の協力に期待を示しました。
ロシア潜水艦 日本海で巡航ミサイルの発射演習 映像を公開https://t.co/uTnD3ET9xI #nhk_news
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ロシア国防省は日本海でロシア海軍の潜水艦が巡航ミサイルの発射演習を行い、成功したと発表し、ウクライナへの軍事侵攻をめぐり、対立するアメリカや日本などをけん制するねらいもあるとみられます。
ロシア国防省は、極東ウラジオストクに司令部をおく太平洋艦隊のディーゼル型の潜水艦が、日本海で巡航ミサイル「カリブル」の発射演習を行ったと22日に発表し、映像を公開しました。
ミサイルは1000キロ以上離れた極東ハバロフスク地方の演習場にある標的に命中し、成功したとしています。
ロシアは去年3月も、この「カリブル」の発射演習を日本海で行っていて、「カリブル」はロシア軍の主力ミサイルとしてウクライナへの軍事侵攻での攻撃にも使われています。
ロシア軍は、ウクライナ侵攻などをめぐり対立し、アジア太平洋地域で軍事力を強めていると見ているアメリカや、ロシアへ制裁を科す日本などをけん制するねらいもあるとみられます。
在留外国人 去年12月末時点で340万人超 過去最多にhttps://t.co/SgTdgphUFM #nhk_news
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日本に在留する外国人は、去年12月末の時点で340万人を超え、過去最多となりました。
出入国在留管理庁によりますと、去年12月末の時点で、日本に在留する外国人はおよそ341万1000人で、前の年の同じ時期に比べて33万6000人増え、過去最多となりました。
在留資格別では
▽「技能実習」が、およそ40万5000人で前の年より8万人増え
▽専門の技能があると認められた外国人に与えられる「特定技能」が、およそ20万8000人で、7万8000人増えました。出入国在留管理庁は「新型コロナの水際対策が緩和され、日本に来る外国人が増えたと考えられる」としています。
一方、職種が定められている技能実習の資格で入国したのに別の職種で働くなどして資格を取り消された件数は、去年1年間で1240件と、前の年より115件増え、最も多くなりました。
#外交・安全保障