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大リーグ、ドジャース大谷翔平選手の専属通訳を務めていた水原一平氏が違法賭博に関与したと報じられ球団を解雇された問題について、大リーグ機構は「正式に調査を開始した」とする声明を発表しました。

この問題では、アメリカの複数のメディアが水原氏が違法賭博に関与したと報じ、その後、水原氏は球団から解雇されました。

アメリカのスポーツ専門チャンネルESPNは水原氏が違法賭博で多額の借金を抱え、大谷選手の口座からブックメーカーと呼ばれる賭け屋に対して450万ドル、日本円でおよそ6億8000万円が送金されていたと伝えています。

そしてESPNは水原氏が当初の取材に対して大谷選手に借金の返済を依頼したと説明したあと、これをすぐに撤回したと伝える一方で、大谷選手が事態を初めて知ったのは20日の開幕戦のあとだったと報じています。

この問題について大リーグ機構は22日、「報道されたあと大谷選手と水原氏について情報収集に努めてきたが、調査部門がこの件について正式な調査を開始した」という声明を発表しました。

大リーグ機構は今後、関係者への聞き取りを進めるなど実態の解明を進めるものとみられます。

この問題をめぐってはアメリカの国税当局が水原氏と賭け屋に対する捜査を始めているほか、ESPNは大谷選手の代理人が「巨額の窃盗被害を受けた」として捜査当局に捜査を依頼したと報じています。

大谷翔平選手の専属通訳を務めた水原一平氏に、解雇される前後の2回にわたり電話で話をきいたアメリカの記者がNHKの取材に応じ、そのやりとりを明らかにしました。

取材に応じたのは、アメリカのスポーツ専門チャンネルESPNのティシャ・トンプソン記者です。

トンプソン記者は、これまでの取材で関係者の言い分が一致していることとして、少なくとも450万ドルが送金され、去年の一定の期間に50万ドルずつ送金されたことを挙げました。

そのうえで「私は、去年9月と10月の2回分の記録を見た。いずれも50万ドルで、少なくとも100万ドルの送金記録を見たことになる」と証言しました。

トンプソン記者は、19日に行った水原氏への1回目の電話取材について「水原氏は当初、これはギャンブルによる借金で大谷選手に助けを求めたと説明した。水原氏は、大谷選手が自分のコンピューターにログインしてはじめの送金を行い、ブックメーカーからの指示に従って目的として『ローン』と打ち込むのを横で見ていたと詳しく説明した」と述べました。

しかし、この電話取材を経て記事を出そうという段になって大谷選手の広報担当者から電話があり、話が変わったので記事を出すのを待ってほしいと言われたとしています。

取材の翌日に水原氏がドジャースから解雇されたあと、トンプソン記者は改めて水原氏に電話をしたということです。

この電話についてトンプソン記者は「はじめ水原氏は何も話そうとしなかった。私は大谷選手の弁護士が出したコメントを読み上げて、『何があったのか』ときいた。『きのうのインタビューで私にうそをついたのか』ときくと『はい』と答えた。そして水原氏は、大谷選手はギャンブルの借金について知らず、支払いも行っていないと話したが、誰が支払いをしたのかは言わなかった。この電話のあと、スマートフォンのテキストメッセージで『金は盗んだのか』ときいたが返事はなかった」と水原氏とのやりとりを明らかにしました。

そして「誰が送金を行ったのかが大きな疑問だと思う。それについて多くの人たちが今、真相に迫ろうとしている。少なくとも連邦政府機関の捜査が行われているうえに、大谷選手を含む選手たちにとってとても重要な大リーグ機構の調査も始まった。まだわからないが、これに加えてほかの警察機関が横領や詐欺、窃盗の疑いで捜査する潜在的な可能性がある」と指摘しました。

ロサンゼルスの地元メディア「NBCロサンゼルス」は21日、大谷翔平選手の専属通訳を務めていた水原一平氏について「カリフォルニア大学リバーサイド校を卒業したと複数の報道が伝えているが、大学の広報担当者は学校に在籍した記録がないことを明らかにした」と報じました。

水原氏の経歴については大リーグの公式ウェブサイトに2021年7月10日付けで掲載された記事にも「水原氏は日本で生まれ、アナハイムの近くで育ち、ダイヤモンド・バー高校とカリフォルニア大学リバーサイド校に在籍していた」と書かれています。

“水原氏は説明を翻した” 米メディア記者 やりとり明らかに

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