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大リーグのMVPはレギュラーシーズンに最も活躍した選手に贈られ、全米野球記者協会に所属する記者30人の投票によって選ばれます。

ことしの受賞者が17日に発表され、アメリカンリーグのMVPにはホームラン62本を打ってリーグ記録を61年ぶりに塗り替えたヤンキースのジャッジ選手が初めて選ばれました。

大谷選手は大リーグ5年目の今シーズン、ピッチャーとして15勝、防御率2.33、219奪三振、バッターとしてホームラン34本、95打点と昨シーズンに続いて投打に歴史的な活躍を見せましたが、ジャッジ選手に次ぐ2位で2年連続のMVP受賞はなりませんでした。

ジャッジ選手は投票した30人のうち28人が1位の票を投じ、残る2人が2位に票を入れて合計410ポイントとし、大谷選手は1位で2票、2位で28票を集めて合計280ポイントでした。

アメリカンリーグ3位に入ったアストロズアルバレス選手は232ポイントでした。

一方、ナショナルリーグカーディナルスのベテラン、ゴールドシュミット選手が受賞しました。

ゴールドシュミット選手は打率3割1分7厘、ホームラン35本、115打点で、タイトルの獲得はないものの打撃3部門でいずれも高い成績を残し、35歳で初めてMVPに輝きました。

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