米 橋崩落 事故前に船から遭難信号 航路を詳しく分析https://t.co/PVA6C5Cqrp #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) March 27, 2024
アメリカ東部メリーランド州のボルティモアで大型船が橋に衝突し橋が崩落した事故で、事故の前に船から遭難信号が出されていたことがわかりました。
当局は遭難信号を受けて橋の通行を規制し多くの車が事故に巻き込まれるのを回避できたとしています。アメリカ東部メリーランド州の最大都市ボルティモアで26日未明に起きた事故では、橋の橋脚に大型の貨物船が衝突して橋が崩落し、橋の上にいた作業員8人のうち6人が行方不明となっていて、当局は生存の可能性は低いとして救助活動を打ち切りました。
州知事は26日の記者会見で事故の前に、船から、電力系統が失われ危険な状況にあることを周囲に知らせる遭難信号が出されていたと明らかにしました。
橋は、1日、およそ3万台の車両が通行する主要な交通路ですが、当局は遭難信号を受けて車両の通行を規制し、多くの車が事故に巻き込まれるのを回避できたとしています。
船の位置情報から分析橋脚に向かう船の位置情報は(動画)
また、船が発信していた位置情報などをNHKが分析したところ、事故のおよそ3分前に船の向きが変わり、橋脚に向かって航行していたことがわかりました。船は26日午前0時44分に橋の北側にあるふ頭を出て、左に旋回して湾の外に向かい南東に針路をとります。
事故直前 針路から南側にずれる
そしておよそ40分後の午前1時27分にそれまでの針路から南側にずれ、その後、速度を落とし、航路を外れて、午前1時30分ごろ、橋の橋脚のあたりで動きを止めたことが確認できます。海図上で見る船の位置情報は(動画)
こうした状況から船は何らかの理由で制御を失い、橋脚に衝突した可能性があり、アメリカのNTSB=国家運輸安全委員会は専門のチームを立ち上げ、事故の詳しい原因を調べています。
トランプ氏が株6割保有のSNS運営会社がナスダック上場https://t.co/6z1qhQGUH8 #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) March 26, 2024
トランプ前大統領が頻繁に投稿するSNS「トゥルース・ソーシャル」を運営する企業がアメリカの証券取引所、ナスダックに株式を上場しました。
トランプ氏は今後、株式を売却することで大統領選挙や複数の訴訟に必要な資金に充てるねらいがあるのではないかとみられています。
このSNSを運営する「トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ」は26日、すでに上場している買収を目的とする特別会社と合併する形でアメリカの証券取引所ナスダックに株式を上場しました。
銘柄を識別するためのコード、ティッカーシンボルはトランプ氏のイニシャルからDJTとされました。
26日の取り引きで株価は一時、前日と比べて50%を超える大幅な上昇となり、終値は前日より16%上昇して57ドル99セント、企業の価値を示す時価総額は78億5000万ドル余り、日本円でおよそ1兆1800億円となりました。
アメリアのメディアによりますとトランプ氏は合併した会社の株式のおよそ6割を保有するということです。トランプ氏は大統領選挙に加えて複数の訴訟を抱えており、資金繰りに対する懸念も伝えられています。
今後、株式を売却することで必要な資金に充てるねらいがあるのではないかとみられています。
#米大統領選