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全国の火山の観測や研究を一元的に進める「火山調査研究推進本部」が4月1日発足します。火山活動の評価手法の開発など火山防災をめぐる課題を解決する司令塔としての役割を担うことになります。

噴火に備えて観測や監視の対象となっている「活火山」は国内に111あり、気象庁や大学、それに研究機関が観測や研究を行っています。

こうした成果をとりまとめる場として気象庁の諮問機関の「火山噴火予知連絡会」がありますが、観測や研究自体は個々の対応に委ねられているため火山防災の体制の強化を求める声が上がっていました。

これを受けて去年、活動火山対策特別措置法が改正され、1日に「火山調査研究推進本部」が文部科学省に設置されます。

「火山調査研究推進本部」は、火山の観測や調査、研究などの基本的な施策の立案や計画の策定、それに分析や評価を一元的に行います。

また、予算の調整も大きな業務の1つで、火山活動の評価手法に加え、予測技術の開発や高度化など火山防災をめぐる課題を解決する司令塔としての役割を担うことになります。

初会合は今月上旬に開かれる見通しです。

#気象・災害