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皇室で最高齢の三笠宮妃の百合子さまは、4日、101歳の誕生日を迎えられ、午前中、皇族方が相次いで入院先の病院を訪ねられました。

百合子さまは、脳梗塞や誤えん性肺炎のため、ことし3月3日に東京 中央区聖路加国際病院に入院されました。

集中治療室で治療を受けたあと、入院の8日後から一般の病棟で過ごしていて、宮内庁によりますと、食事をとったり水を飲んだりすることはできていないものの、車いすに座るなどのリハビリを続けられているということです。

百合子さまは、4日、101歳の誕生日を迎えられ、午前10時すぎには、三笠宮彬子さまのほか、高円宮妃の久子さまと、長女の承子さまが入院先の病院を訪ねられました。

彬子さまが車で病院の敷地に入られる際、隣の座席には花束が置かれていました。

101歳は明治以降の皇室で最高齢で、極めて高齢のため、病院では日々の体調変化に注意深く対応しているということです。

着物文化の普及に長年取り組まれてきた百合子さまと親交があり、去年開かれた100歳の誕生日を祝う会でも面会した「民族衣裳文化普及協会」の水島博子さんは、「101歳の誕生日を迎えられて、ご療養が進んでよくなられるよう願うばかりです。またご健康になられて、お姿を拝見できたらうれしいです。着物を通して、日本の伝統文化を通して尽くしてくださったことと、ご縁に深く感謝しています。微力ながらたくさんの仲間と続けて参りますので、いつまでも見守ってくださいとお願いしたいです」と話していました。

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