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アメリカのキャンベル国務副長官は、北朝鮮ウクライナへの侵攻を続けるロシアを軍事的に支援する見返りとして、ロシアから核や長距離ミサイルの開発などに関連した支援を受ける可能性があるとして、新たな条約を締結した両国の軍事協力の拡大に懸念を示しました。

アメリカのキャンベル国務副長官は24日、首都ワシントンで研究機関、外交問題評議会が主催したイベントで講演しました。

この中でキャンベル副長官は、北朝鮮ウクライナへの侵攻を続けるロシアを軍事的に支援しているとした上で北朝鮮が見返りとして何を得るか議論されていて、それは核や長距離ミサイルの開発、あるいはエネルギーに関連する支援の可能性がある」と述べました。

また、ロシアと北朝鮮が、どちらか一方が戦争状態になった場合に軍事的な援助を提供することなどを明記した、包括的戦略パートナーシップ条約を締結したことについて「われわれは合意の影響を注視している」と述べ、両国の軍事協力の拡大に懸念を示しました。

さらに、キャンベル副長官は「中国は北朝鮮とロシアの間で何が起きているか気にしており、北朝鮮が北東アジアの危機につながるような挑発的な行動に出ることを懸念しているだろう」と指摘しました。

#露朝(包括的戦略パートナーシップ条約・キャンベル国務副長官「中国」)

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朝鮮戦争の勃発から25日で74年となるが、北朝鮮軍は大規模な部隊を派遣して軍事境界線の非武装地帯(DMZ)で新たな防御設備を構築している。

韓国軍によると対戦車障壁とみられるものを構築したり、地雷の埋設や道路の補強を行ったりしている。その結果、軍事境界線に近づき過ぎて韓国軍の威嚇射撃を受けたり、自軍の地雷で兵士が死亡する事態が起きている。

また韓国の活動家がビラを撒くのに反発し、数百個の風船にごみを付けて飛ばした。北朝鮮は韓国がもはや統一のパートナーではなく「第1の敵対国」だと宣言した。

韓国・統一研究院のパク・ヨンジャ上級研究員は最近の報告書で「北朝鮮が続けている低強度の同時挑発行為は最近の政策転換を踏まえると、韓国に対する敵意を表明することが目的のようだ」との見方を示した。

北朝鮮は内部の結束を固める一方で、韓国の世論を分裂させようとし、また実際の軍事目的のためにこうした行動がどのように脅威となり得るかを探っている可能性がある」と分析した。

韓国の尹錫悦大統領は演説で北朝鮮が「地球上で最後の凍土」で「後退の道」を歩んでいると述べた。北朝鮮とロシアが先週締結した包括的戦略パートナーシップ条約は「時代錯誤」と断じ、ごみ風船を「卑劣で非合理的」と非難した。

北朝鮮問題が専門の韓国・北韓大学院大学の梁茂進総長は、南北間の対立が激化し冷戦時代の心理戦のようになっていると指摘。「時代遅れの風船作戦やビラ作戦の復活は、朝鮮半島で冷戦がいまだに続いていることを示している」と語った。

韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領は朝鮮戦争が勃発してから74年となるのに合わせて南東部のテグ(大邱)で開かれた式典で演説し、北朝鮮がロシアと軍事的な支援を明記した新たな条約に署名したことについて「歴史の進歩に逆行する時代錯誤的な行動だ」と非難し、国防力強化を図る考えを強調しました。

演説の中でユン大統領は「私たちが自由と繁栄の道を走っている間も、北は退行の道に固執し、核とミサイル能力の高度化や『汚物風船』を飛ばすような卑劣で非理性的な挑発を行っている」と指摘しました。

また、北朝鮮がロシアと軍事的な支援を明記した新たな条約に署名したことにも触れ「国連安全保障理事会の決議に真っ向から違反するもので、歴史の進歩に逆行する時代錯誤的な行動だ」と非難しました。

その上で「北の挑発に断固として対応し、韓米同盟を土台に、自由の価値を共にする国々との連帯を通じて、われわれの自由と平和を強固に守っていく」と述べ、国防力強化を図る考えを強調しました。

一方、韓国軍によりますと、北朝鮮は24日から25日にかけて、ごみをぶら下げた風船を韓国に向けて飛ばしました。

風船は350個余り確認され、そのうち100個余りが韓国側に落下したということで、危険物などはなかったとしています。

北朝鮮は先月から、ごみをぶら下げた風船を繰り返し韓国に飛ばしており、韓国軍は、軍事境界線近くでのスピーカーによる北朝鮮に向けた宣伝放送を念頭に「心理戦の放送を直ちに行う準備ができており、状況に応じて柔軟に実行する。北の行動にかかっている」とけん制しました。

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#朝鮮半島