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ホワイトハウスは9日、米国内で発生しているパレスチナ自治区ガザに関連する抗議活動にイランが乗じようとしていると非難し、こうした行為は容認できないと警告した。

米情報機関トップのヘインズ国家情報長官はこの日、イラン政府とのつながりが疑われる人物らがインターネット上で活動家を装い、ガザに関する抗議活動を煽動し、デモ参加者に資金援助も行っていたと報告した。

ホワイトハウスのジャンピエール報道官は記者会見で「米国民はガザ紛争について独自の意見を表明しようと努めてきた。平和的に多様な意見を表明する自由は、米国の民主主義にとって不可欠だ」と指摘。同時に「米政府には外国の悪意ある影響について国民に警告する義務がある。米国の民主主義を弱体化させようとする試みを今後も暴露し続ける」と述べた。

この件に関してイランは今のところコメントしていない。

イスラエル警察によると、ゴラン高原で9日、女性1人と男性1人が乗っていた車にレバノンイスラムシーア派組織ヒズボラのロケット弾が直撃し、「その場で死亡」した。

イスラエル国防軍(IDF)は声明で、サイレンが鳴り響いたあと、「数発の飛翔(ひしょう)体がその周辺に落下しているのが確認された」と述べた。

消防士らは、飛翔体による攻撃を受けて少なくとも8件の火災に対応していると述べた。

ゴラン地域評議会の議長は同日、イスラエル政府に対しヒズボラを「武力」で攻撃し、レバノン側の国境に軍事力を移すよう求めた。

イスラエル国防省の役職も兼務するスモトリッチ財務相も、イスラエル軍に対し「ヒズボラレバノンを容赦なく攻撃する」よう呼び掛けた。

ゴラン高原イスラエル政府の管理下にあり、国際社会からは占領地域とみなされている。

ヒズボラは声明で、シリアで9日にヒズボラ幹部を狙ったイスラエルによる攻撃への「報復として」ゴラン高原にロケット弾数十発を発射したと発表した。

この幹部はシリアの首都ダマスカス西部のダマスカスとベイルートをつなぐ道沿いで攻撃を受け、死亡したという。ヒズボラは詳細を明らかにしなかった。

この攻撃に対する犯行声明は出されていない。

イスラエル軍は9日、声明で、イスラエル空軍がレバノン南部カブリハにあるヒズボラのテロ施設を攻撃したことを明らかにした。同軍によると、この施設からゴラン高原に向けて飛翔体が発射された。さらに同軍はレバノン南部クファルケラにあるヒズボラの軍事施設も攻撃したという。

パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘が始まって以来、イスラエルと、イランの支援を受けるヒズボラは国境付近でほぼ毎日交戦している。だが、その対立は徐々に激化しており、本格的な紛争に発展するのではないかとの懸念が高まっている。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・276日目②)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・277日目①)