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100年ぶりにパリで開催されるオリンピックの聖火がパリに到着し、市の中心部にあるバスチーユ広場は歓迎する大勢の人たちでにぎわいました。

ことし4月にギリシャで採火された聖火は、5月にフランス南部のマルセイユに入り、各地をリレーして14日、パリ中心部に到着しました。

フランスではこの日、革命記念日の祝日で、革命の舞台となった市の中心部にある「バスチーユ広場」には聖火リレーを待つ大勢の人たちが集まりました。

そしてオペラ座のバレエ団の最高位、「エトワール」を務めるユーゴ・マルシャンさんが聖火のトーチを持って広場に姿をあらわすと、大きな拍手が送られました。

このあとオペラ座のダンサーたちがバレエを披露するなかでマルシャンさんが、同じ「エトワール」を務めるドロテ・ジルベールさんに聖火をつなぐと会場からは大歓声があがりました。

聖火リレーはこのあとパリ市内をめぐり、26日の開会式で聖火台に点火され、100年ぶりにパリで開催されるオリンピックが開幕します。

バレエを習っているというパリ市内の13歳の女の子は「すごくきれいでよかった。オリンピックが始まるのが待ち遠しくて楽しみです」と期待を膨らませていました。

パリ郊外から訪れた65歳の男性は「今まで聖火を見たことがなく、もうこれが最後の機会と思って来ました。大会を訪れてその雰囲気を楽しみたい」と話していました。

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