ASEAN局長“ミャンマー 暴力の即時停止など履行計画に期待” #nhk_news https://t.co/i44ZAyyeyK
— NHKニュース (@nhk_news) May 9, 2023
ASEANは10日と11日、インドネシアで首脳会議を開き、クーデター以降、軍と民主派勢力などとの間で戦闘が続くミャンマー情勢などを議論する予定です。
開幕を前に、ASEANのカオ・キムホン事務局長は、首都ジャカルタでNHKの単独インタビューに応じ、ミャンマー情勢について「非常に複雑な問題で、短期間で解決できると期待すべきではない。多大な忍耐と努力が必要だ」と指摘しました。
ASEANはおととし、ミャンマー軍のトップも出席した会議で、暴力の即時停止や、特使が対話を仲介するなど5つの項目で合意しましたが、大きな進展は見られず、合意の効果を疑問視する声も出ています。
これについてカオ事務局長は「合意が機能していないとはまだ言うべきではない。合意の履行計画が採択されるのを期待しており、それがどのようにミャンマー支援につながるかを見ていきたい」と述べて、ASEANの合意をミャンマー側に履行させるための具体的な計画の採択に期待を示しました。
ミャンマーへの対応をめぐり、ことしの議長国インドネシアは、複数の政府高官にミャンマー側と接触させるなど積極的な動きを見せていて、ASEANとして合意の履行を確実に前進させられるかが焦点となります。
ASEAN首脳会議 “暴力即時停止”ミャンマー側への対応 議論へ #nhk_news https://t.co/7wBPgpxQpR
— NHKニュース (@nhk_news) May 10, 2023
ASEAN=東南アジア諸国連合の首脳会議が10日開幕し、クーデター以降混乱が続くミャンマー情勢については、ASEANで合意した暴力の即時停止などをミャンマー側に履行させるための具体的な対応などについて議論する見通しです。
会議は議長国インドネシアのラブアンバジョで開幕し、ASEAN加盟国の首脳らのほか、新たに加盟することが去年、原則合意された東ティモールのルアク首相がオブザーバーとして初めて出席しました。
冒頭、インドネシアのジョコ大統領は「ASEANが平和と成長の原動力になれると確信している。結束が鍵となる」と呼びかけました。
会議では東ティモールの正式な加盟に向けたロードマップなどを議論したほか、今月7日、ミャンマーで支援物資を引き渡そうとしていたASEANの関係者らが乗った車が何者かに襲撃されたことについて首脳声明を出して非難しました。
最終日の11日は、ミャンマー情勢について、暴力の即時停止や特使による対話の仲介など、おととしASEANで合意した5つの項目をミャンマー側に履行させるための具体的な対応などを議論する見通しです。
ミャンマーでは先月、軍が行った空爆で、子どもを含む160人以上が死亡するなど、犠牲者は増え続けていて、ASEANとして確実に合意の履行を前進させる手だてを打ち出せるかが焦点です。
ASEAN首脳会議、ミャンマーに暴力停止と包摂的国民対話促す https://t.co/xwlbP5m5k4
— ロイター (@ReutersJapan) May 10, 2023
インドネシアで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議は10日、軍政下のミャンマーに「あらゆる形の暴力と武力行使の即時停止」を促す声明を出した。
安全かつ適時の人道支援輸送や包摂的な国民対話のために適切な環境を構築するよう求めた。
ミャンマー国軍は実施を約束した選挙の前に権力基盤を固めようと、抵抗勢力や少数派の反政府勢力に対する攻撃や空爆を強めている。
ASEANは加盟国の内政不干渉を原則とするが、クーデターで全権を掌握したミャンマーの軍政に対しては、2年前にASEANでまとめた暴力の停止や対話開始などを含む「5項目の合意」の履行を強く求めており、履行が確認できるまでは国軍指導部を高官級会合に招かない方針を打ち出している。
一方、フィリピンのマルコス大統領は9日遅く、ASEAN首脳会議では南シナ海の紛争抑止に向けた「行動規範(COC)」や台湾を巡る緊張激化も話し合われる見通しだと述べていたが、実際に議題になったかは現時点で分かっていない。
ASEAN 海軍の代表者ら 公海上のガイドライン設定に合意 #nhk_news https://t.co/QlH7PHnAnb
— NHKニュース (@nhk_news) May 10, 2023
ASEAN首脳会議が10日にインドネシアで開幕したのにあわせて、フィリピンの首都マニラでは、加盟国の海軍の代表者らが集まって会議が開かれました。
この中で、ASEAN10か国の海軍は、公海上での不測の事態を避けるための初めてとなるガイドラインの設定に合意したことを発表しました。
ガイドラインは、
▽艦船どうしの衝突を避けるための距離や
▽連絡方法
▽緊急時の支援の求め方などを、規定したということです。提案をまとめたフィリピンなどは、中国とのあいだで南シナ海の領有権を争っているほか、ほかの国も、中国の海洋進出に影響を受けています。
ASEAN諸国は、南シナ海での紛争を防ぐために中国との間で長年、「行動規範」と呼ばれるルールの策定を協議していますが、中国の影響力が強いといわれています。
ASEAN諸国としては、今回のガイドラインを先にまとめることで、中国と進める「行動規範」の交渉を有利に進めるねらいがあるものとみられます。
d1021.hatenadiary.jp
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