ベネズエラ、野党候補の勝利認定すべき＝大統領選巡り米国務省高官 https://t.co/E0Z1kC8eeV
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米国のニコルズ国務次官補（西半球担当）は３１日、ベネズエラのマドゥロ大統領や諸外国に対し、２８日のベネズエラ大統領選で野党候補ゴンサレス氏が勝利したことを認めるよう求めた。
ニコルズ氏は米州機構（ＯＡＳ）の会合で、ベネズエラの選挙管理当局が詳細な開票結果をまだ公表していないのは、ゴンサレス氏が勝利したことを隠したい、あるいは結果を改ざんする時間が必要だからだと述べた。
選管当局はマドゥロ氏が勝利したと発表しているが、野党や独立系調査機関、多数の外国政府が信頼できないとして反発している。
ベネズエラ大統領選、「不正の証拠ない」＝メキシコ大統領 https://t.co/s73ya1MTBM
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メキシコのロペスオブラドール大統領は３１日の定例記者会見で、ベネズエラ大統領選で不正が行われた証拠はないとの認識を示した。大統領選を巡っては、現職マドゥロ大統領の勝利が発表されたことに野党側が異議を呈したのに呼応し、ベネズエラ全土に抗議が広がっている。
ロペスオブラドール氏はまた、ベネズエラ選挙当局に対し、開票結果を全て開示して透明性を確保するよう求めた。
北米や中南米諸国が加盟する米州機構（ＯＡＳ）が、ベネズエラ大統領選を巡り３１日に開く緊急会合にメキシコは参加しないと表明。ＯＡＳは拙速に野党候補の勝利を認めたとし、「ＯＡＳの偏った姿勢に賛成できない」と述べた。
ロペスオブラドール氏は今週初め、ベネズエラの大統領選結果が完全に報告されてから、どの候補が勝者したかについて判断を示すと表明していた。
ベネズエラ大統領、「新たな革命」を警告 「北米の帝国主義」による圧力あれば https://t.co/kRdbAmr5e3
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ベネズエラのマドゥロ大統領は７月３１日、国民に対して「新たな革命」を呼び掛けることも辞さない意向を示した。自身が言うところの「北米の帝国主義及びファシストの犯罪者たち」が圧力をかけてくるなら迷わずそうすると強調した。
首都カラカスで開いた国際メディアとの会見で述べた。マドゥロ氏のコメントは、死者も出ている抗議デモが国内各地で起こる中で飛び出したもの。デモの参加者らは先の大統領選における同氏の勝利に異議を唱えており、米国をはじめとする複数の国々も結果の承認を拒んでいる。
コメントの数時間前、米国家安全保障会議（ＮＳＣ）のカービー報道官はマドゥロ氏に対し、２８日の大統領選について「正直になる」よう要求。ベネズエラの選管が選挙結果の完全かつ詳細なデータを公開するのを待ち続けているとした。
国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは、選挙結果を巡る抗議デモに関連してこれまで「信頼できる」死亡報告を２０件受けていると明らかにした。
地元の非政府組織は３０日、計１１人が抗議デモ中に死亡したと報告した。
ＣＮＮはベネズエラの検察にコメントを求めている。
これまでのところ同国政府は市民の死亡に関するいかなる情報も公表していない。
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