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織田信長が敵に降伏促す文書見つかる“政治行動がわかる資料”https://t.co/sp0Fh1z0TU #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) August 13, 2024
天下統一を目指し勢力を拡大していた織田信長が京都に入ってまもない時期に、敵対する武将に降伏を促す文書が見つかりました。調査した東京大学史料編纂所の研究者は高圧的な態度で降伏を迫る信長の政治行動がわかる貴重な資料だとしています。
この文書は、東京 町田市にある泰巖歴史美術館が購入し、東京大学史料編纂所の村井祐樹 准教授が調査にあたりました。
その結果、武力で天下を治めるという意味の「天下布武」という朱印などから1570年に書かれた文書で織田信長が名門・細川家の細川昭元に宛てたものと結論づけました。当時、信長は天下統一を目指して勢力を拡大するなかで将軍、足利義昭とともに上らくしてまもない時期で今の大阪・摂津で昭元が立てこもる城に攻め込んでいました。
文書では、昭元に対して降伏するよう促し、その場合は播磨などの領地を与えることや、四国については影響力を持っていた昭元を特別に扱うとしています。
昭元がこうした条件をのんだかはわかっていませんが、文書の翌年には、信長に降伏した記録が残っています。
村井准教授は、信長の当時の政治行動が具体的に分かる資料は珍しく、貴重だとして、「信長に勢いがある時期で、敵対する勢力に対し高圧的に降伏の条件を示す様子がうかがえる。実際に文書を出して敵を降伏させようと具体的な行動をおこしていたことが初めて分かった」と話していました。
火星の地下深くに大量の水が存在か 米研究チームが発表https://t.co/9GgGZx4aZz #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) August 13, 2024
火星の地下深くに大量の水が存在している可能性があるとする研究結果をアメリカの研究チームが発表しました。研究チームは「今回の結果は、将来のミッションで火星の水資源を利用できるかどうか、評価するのに影響を与えるだろう」としています。
これは、アメリカのカリフォルニア大学バークレー校などの研究チームが12日、科学雑誌の「アメリカ科学アカデミー紀要」に発表しました。
研究チームは、2018年に打ち上げられたNASA=アメリカ航空宇宙局の探査機「インサイト」が、火星に着陸した後に地震計で捉えたデータなどを使って、地下の構造がどのようになっているのか、分析しました。
その結果、火星の地下、およそ10キロから20キロ付近の岩石の層が大量の水を含んでいる可能性があることがわかったということです。
火星の表面には、かつて水が存在していたとみられることを示す地形が確認されていて、各国の研究者が今もどこかに水が存在していないか調べています。
研究チームは「今回の結果は、火星で過去や現在の生命の存在を調べることや、将来、行われるミッションで火星の水資源を利用できるかどうか、評価するのに影響を与えるだろう」としています。