https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

サウジアラビアの国営石油会社「サウジアラムコ」は31日、ことし7月から9月までの決算を発表しました。

それによりますと、最終的な利益は304億ドル、日本円にしておよそ3兆5000億円でした。

これは、新型コロナウイルスの影響で経済活動が停滞していた前の年の同じ時期に比べて186億ドル増えておよそ2.6倍となり、収益の回復が鮮明となりました。

サウジアラムコのナセル最高経営責任者は大幅な増益となった理由について「主要な市場で経済活動が活発化し、エネルギー需要が回復した結果だ」と説明しています。

そのうえで、エネルギー需要の見通しについて「サプライチェーンの障害による逆風はいくらかあるが、エネルギー需要は当面は健全だと楽観している」と述べ、当面エネルギー需要は堅調との見方を示しました。

世界経済が回復に向かう中、国際的な原油価格はこのところ高値が続き、堅調な需要を背景にサウジアラビアやロシアといった主な産油国が、大幅な増産に踏み切るかどうかが注目されています。

宇宙開発の最前線として火星への注目が高まる中、中東イスラエルの砂漠で火星での滞在を想定した実験が行われました。

この実験は宇宙の専門家などで作るオーストリアの民間団体とイスラエルの宇宙当局が、先月上旬からおよそ4週間にわたって、火星での滞在を想定して行いました。

実験場所には地質学な観点などから火星の地表に似ているとされる、イスラエル南部・ネゲブ砂漠のすり鉢状の地形が選ばれました。

実験に参加した6人の模擬宇宙飛行士は砂漠に設けられた居住空間で共同生活し、実験のために開発された重さ50キロの宇宙服を着用して探査機やドローンを操縦したほか実験中の体調の変化を記録したということです。

実験を終えた研究チームは31日会見を開き、責任者を務めたオーストリア宇宙フォーラムのゲルノット・グレーマー博士は、今後は実験で得られたデータの検証を進めるとしたうえで、「これは人間がいつか『赤い惑星』の地表に立つための物語だ」と実験の意義を強調しました。

また模擬飛行士としてドイツから参加した微生物学者のアニカ・メーリスさんは「宇宙服を着て実験をするのは非常に大変だったがやり通せてよかった。人類が偉大な目標に向かって力を合わせることができてすばらしいと思う」と話していました。

d1021.hatenadiary.jp

#中東