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- ウクライナ軍のシルスキー総司令官は16日、越境攻撃を続けているロシア西部クルスク州で同軍が1─3キロ前進していると述べた。

ウクライナは、8月6日に大規模な越境攻撃を開始。82の集落と1150平方キロメートルの地域を掌握したとしている。

シルスキー総司令官はテレグラムに動画を投稿し「全般的に状況は制御されており、全てが計画通りに実行されている」と述べた。

また、米軍制服組トップのブラウン統合参謀本部議長と戦況について協議し、「作戦と戦略的な状況の変化について米国側に報告し、ウクライナ軍が現在最も必要としている武器と軍事装備について話し合った」とした。

こうした中、ロシアのタス通信は地元治安当局の話として、ウクライナ軍がクルスク地方のセイム川にかかる橋を破壊し、民間人の陸路避難を妨害していると報じた。

ウクライナのクリメンコ内相は16日、ロシア西部クルスク州の占領地域に住むロシア民間人への人道支援物資の輸送を目的に、ウクライナ北東部スムイ州に保管施設を設置したことを明らかにした。

クリメンコ氏は対話アプリ「テレグラム」で「ロシアに見捨てられた国民は、主に高齢者や障害者、子ども連れの家族で、彼らには食料、水、医薬品が必要だ」とし、スムイ州を訪問した際に約150個の食料箱を送ったと述べた。

ウクライナの高官らは、ウクライナがロシア西部クルスクに「緩衝地帯」を設け、人道支援や民間人のための避難回廊の設置を計画していることも明らかにしている。

ロシア西部への越境攻撃について、ウクライナ政府の高官は「ロシアに対し、公正な交渉プロセスに入るよう説得するためだ」と強調する一方、ロシア政府の高官は、欧米が越境攻撃を支援しているとして非難しました。

ロシアへの越境攻撃について、ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、ビデオ演説で「ロシア軍からのスジャの町の解放が完了したと総司令官から報告を受けた」と述べ、ロシアからヨーロッパへのガス輸送の拠点があるスジャを制圧したと主張しました。

ロシア国防省は16日、越境したウクライナ軍を撃退する作戦を続けていることを明らかにしていて、アメリカがウクライナに供与した高機動ロケット砲システム=ハイマースなどをミサイルで破壊したなどとしています。

こうした中、ウクライナのポドリャク大統領府顧問は16日、越境攻撃について「公正な交渉プロセスに入るようロシアを説得するためだ」SNSに投稿し、何らかの交渉を行うためにロシアを説得することがねらいだと強調しました。

一方、ロシアのパトルシェフ大統領補佐官は16日、ロシアの有力紙「イズベスチヤ」のインタビューで「クルスク州での作戦は、NATO北大西洋条約機構と西側の特殊部隊も参加して計画された」と主張し、欧米諸国が越境攻撃を支援しているとして非難しました。

専門家 “越境攻撃は精鋭部隊が投入されている”

ウクライナ軍による越境攻撃について、ウクライナの軍事専門家 オレクサンドル・ムシエンコ氏はNHKのインタビューに対して「この作戦に参加しているのは、よく準備された旅団や部隊などだ。戦場で何が起きるかが分かっている」と述べ、ロシア軍との戦闘経験を積み重ねてきた精鋭部隊が投入されていると指摘しました。

その上で、ウクライナ軍は攻撃を進めるにあたって、自国の無人機を使うだけでなく、妨害電波を出すなどの電子戦も展開し、ロシア軍の無人機を無力化する戦術もとったとしています。

また、越境攻撃を仕掛ける前からロシア領内にある航空基地などへの攻撃を続けてきたことについて、「越境攻撃に向けた準備のようなものだった」という見方を示しました。

そしてムシエンコ氏は、越境攻撃のねらいについて「ウクライナ軍は東部での防衛だけでなく、優れた反攻作戦を行うこともできると世界に示した」と述べ、ウクライナの勝利を諦めるべきでないと世界に印象づける効果もあったと指摘しました。

その上でウクライナ軍は『ロシア領内で戦闘を続けてはならない』とか『ロシア領内の軍事施設への攻撃に西側で製造されたミサイルを使用してはならない』といったレッドラインを打ち砕いた」と述べ、欧米側がロシアとの緊張の高まりを避けるためなどとしてウクライナ側に示してきた制限が、撤廃されることに期待を示しました。

今後の展開については「ロシア軍をウクライナから撤退させるという主な目標を達成するために、クルスク州にとどまるだろう」と述べ、ウクライナはロシアとの交渉材料として掌握した領土を最大限生かすという見方を示しました。

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🇷🇺ロシアのプーチン大統領は、NATOウクライナを支援することで第三次世界大戦を推進していると述べている。

ロシア外務省は16日、イタリア国営放送RAIの記者ら取材チームが「違法に国境を越えた」として、イタリアのピッチオーニ駐ロシア大使を呼び「強く抗議」したと発表した。ウェブサイトに掲載した声明で明らかにした。

RAIの記者は今週、ロシア西部クルスク州のウクライナ掌握地域で取材活動を行った。

イタリア外務省は、ピッチオーニ大使はロシア当局に対し、RAIの取材チームは「完全に独立し自律的に活動を計画している」と説明したとロイターに述べた。

RAIは14日、ウクライナ軍がロシアへの越境攻撃開始後まもなく掌握したクルスク州スジャから外国メディアとしては初めて現地の被害の様子などを取材した。取材チームはウクライナ軍の護衛を受けて活動していたもよう。

ロシア法執行機関に近いテレグラムチャンネル「バザ」は16日、内務省がRAIのジャーナリスト2人が違法にロシア国境を越えたとして刑事事件として調べる予定だと報じていた。

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ウクライナはロシアの原子力発電所の使用済み燃料貯蔵施設を攻撃するために「汚い爆弾」を使用する計画。ロシアの従軍記者たちが消息筋を引用して報じた。

特殊な弾頭がすでにドニエプロペトロフスク州のジョルティエ・ヴォディ市に運ばれたという。

ロシアの治安機関はスプートニクに対し、ウクライナ軍が放射性物質を含む弾頭を装填した弾丸でクルスク原発とザポロジエ原発への攻撃を計画していると伝えた。

ℹ️ 「汚い爆弾」とは放射性物質と爆薬を含んだ爆弾、装置のこと。核爆発の効果による被害を目的とする核兵器とは異なり、通常の爆発で放射性の汚染物質を拡散させる。「汚い爆弾」は放射能兵器の1つで、「古典的」な熱核爆弾を使用した場合と同程度の人数を殺すことが可能。爆発したときに放射性廃棄物を遠くまで拡散させることから、その名がついた。

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