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15日にカタールの首都ドーハで始まったパレスチナ自治区ガザでの停戦を巡る協議は16日の交渉を終え、来週再開する見通しとなった。関係者が明らかにした。

協議は、イスラエルパレスチナイスラム組織ハマス間の停戦実現と残る人質の解放を巡る合意を目指して、今後数日間にわたり継続される予定。バイデン米大統領は、協議開始前と比べて合意は「はるかに近づいている」ものの、「まだそこには至っていない」と述べた。

交渉で仲介役を務めるエジプト、カタール、米国の3カ国の共同声明によると、米国は16日、残る意見の相違を埋め、迅速な合意を目指す新たな停戦案を提示。同案は、バイデン米大統領が5月31日に示した新休戦案に沿った内容となっているという。

共同声明は「人命を救い、ガザ住民を救済し、地域の緊張を緩和するという結果への道がついに開かれた」と述べた。

イスラエル当局者によると、ドーハにいる同国代表団は16日遅くに帰国し、ネタニヤフ首相は19日にブリンケン米国務長官と会談する予定。

ハマスを壊滅させなければ和平は実現できないというイスラエルの立場と、一時的停戦ではなく恒久的な停戦でなければ受け入れないとするハマスの主張などが争点となっている。

ハマスの政治局員、イザット・アル・リシュク氏はロイターに対し、仲介役が協議の結果について語った内容を挙げ、イスラエルはこれまでに「合意された内容を順守しなかった」と語った。

同じくハマス幹部のサミ・アブ・ズフリ氏は、米国は「本気で戦争を止める意図はない」にもかかわらずイスラエルのために時間を稼ごうとしていると非難し、紛争の継続は「中東地域で前例のない事態を引き起こす原因になる」と述べた。

アメリカ政府などは16日、ガザ地区での停戦の合意に向けた提案を、イスラエルイスラム組織ハマスに示したと明らかにしました。関係国の政府高官は合意をまとめることを目指し、来週末までに改めて協議を行うとしています。

ガザ地区での停戦と人質の解放に向けた協議は15日からイスラエルも参加して行われ、アメリカと仲介国カタール、エジプトの3か国は16日、共同声明を発表して、イスラエルハマスに合意に向けた提案を示したと明らかにしました。

提案はアメリカが提示し、詳細は明らかにされていませんが、ことし5月末にバイデン大統領が発表した3段階からなる停戦や人質解放を含む提案などに沿っていて、イスラエルハマスの溝を埋めるものだと主張しています。

そして、関係国の政府高官が合意をまとめることを目指して、エジプトのカイロで来週末までに改めて協議を行うとしています。

イスラエルの首相府は16日ハマスが人質解放の合意を拒否するのを思いとどまらせるための、アメリカと仲介国の努力に感謝する」などとする声明を発表する一方、ハマスの報道官はロイター通信に対し、アメリカが合意に向け前向きな雰囲気を偽ろうとしているとして慎重な姿勢を示しました。

アメリカのバイデン大統領は記者団に対し「これまでになく合意に近づきつつある。まだ合意に至ってはいないが、祈りながら待とう」と述べました。

戦闘の犠牲者が4万人を超える中、今後の協議で合意が実現できるのかが焦点となります。

ガザ地区 16日も複数の死者

ガザ地区では16日もイスラエル軍による攻撃があり、地元メディアは、南部ハンユニスで避難民が身を寄せるテントが空爆され、複数の死者が出ていると伝えています。

近くの病院でNHKガザ事務所のカメラマンが撮影した映像には、けが人が次々と病院に運び込まれていく様子のほか、収容された遺体を前に涙を流す男性の姿がうつされていました。

病院の関係者によりますと、この空爆で子ども3人を含む6人が死亡したということです。

空爆に巻き込まれたという男性は、現場はイスラエル側が民間人の避難先だと指定する地区だったとして「イスラエルが安全地帯と呼ぶところで私たちに起きたことは、子どもたちに対する虐殺だ」と怒りをあらわにしていました。

BRICSトリオが🇮🇱イスラエルをいかに追い込むか?

イスラエルが国際舞台で孤立を強める中、BRICS加盟国の🇮🇷イラン、🇷🇺ロシア、🇨🇳中国は🇵🇸パレスチナに対する包括的な外交・軍事支援計画を密かに調整している。

イラン外務大臣代理のアリ・バゲリ・カーニは最近、イラン政府は"全面的な地域戦争を引き起こすというイスラエル政権の夢"を阻止する為に全力を尽くしていると述べた。

🐸彼らも解ってはいるのです。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・313日目②)

パレスチナガザ地区をめぐり、アメリカなどが停戦合意を目指す中、ガザ地区ではイスラエル軍が住民に対して退避通告を行い、攻撃を続けています。連日の退避通告で軍が安全だとする地域はガザ地区全域の1割ほどに縮小したとして、国連は、人道状況の悪化に強い懸念を示しています。

ガザ地区での停戦と人質の解放に向けた協議はカタールの首都ドーハで15日から2日間、行われ、アメリカのバイデン政権の高官はイスラエルイスラム組織ハマスの隔たりを埋めるため、新たな提案を行ったとしたうえで、来週末までにエジプトの首都カイロで改めて協議を行い、合意を目指す考えを示しています。

こうした中、ハマスの壊滅を掲げるイスラエル軍は17日も軍事作戦を続けていて、現地メディアはガザ地区中部で15人が死亡したと伝えました。

イスラエル軍は連日、住民に軍事作戦を予告し、「人道地域」と呼ぶエリアに退避するよう通告していますが、これについてOCHA=国連人道問題調整事務所は16日、「いわゆる『人道地域』はガザ地区全域の11%に縮小している」と指摘し、衛生用品やテントの不足など人道状況の悪化に強い懸念を示しました。

一方、イランは、国内で先月、ハマスの当時の最高幹部が殺害されたことを受け、イスラエルへの報復を宣言しています。

これについてロイター通信は16日、イランの国連代表部が、協議が継続する間は報復を控えるのかという質問に対し、「そう望んでいる」と答えたと伝えています。

協議の行方はイランによる報復にも影響を与える可能性があり、進展があるか注目されています。

#4レスチナ(ガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・313日目①)