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戦前、日本が統治していた南樺太、いまのサハリン南部に戦後も残留した日本人やその子孫が5年ぶりに集団で日本を訪れ、札幌市で墓参りを行いました。

墓参りは、厚生労働省の「樺太等残留邦人の集団一時帰国事業」で行われました。

この事業は新型コロナの感染拡大やロシアによるウクライナ侵攻の影響で中断されていましたが、5年ぶりに再開し、サハリンなどに住む日本にルーツを持つ人たち12人が日本を訪れました。

一行は7日、札幌市南区の霊園を訪れ、サハリンや旧ソビエトの「残留邦人のための共同墓所」の前で手を合わせました。

中には、墓に刻まれた親族の名前を見つけていとおしそうに指でなぞる人も見られました。

墓所を訪れたひとり、佐藤静子さん(78)は当時の南樺太で、妊娠中の母親の胎内で終戦を迎えたということです。

佐藤さんは「5年間の中断期間はつらかった。墓に眠る母には『また来ます、安らかに眠ってください』と伝えました」と話していました。

一行は、9月10日まで日本に滞在するということです。

#日露(サハリン残留日本人)

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