サウジ訪問中の中国首相、湾岸諸国との貿易交渉の加速呼びかけ https://t.co/KvtN9w2zn8 https://t.co/KvtN9w2zn8
— ロイター (@ReutersJapan) September 11, 2024
中国の李強首相は11日、訪問中のサウジアラビアの首都リヤドで湾岸協力会議(GCC)のブダイウィ事務総長と会談し、中国の自由貿易交渉の加速を呼びかけた。中国国営通信の新華社が報じた。李氏は今回の中東歴訪で、アラブ首長国連邦(UAE)にも滞在する。
GCCには、サウジやUAEなどペルシャ湾岸の6カ国が加盟する。国営サウジ通信(SPA)はその後、ブダイウィ氏が李氏に対し、貿易交渉を前進させ「近い将来」に協定を締結することの重要性を強調したと報じた。
サウジが中国からの安価な輸入品が流入して自国の産業育成に影響が出ることを警戒するなどしており、中国と湾岸諸国の交渉は停滞しているとされる。関係筋は5月、ロイターに交渉が行き詰まっていると話した。
GCCにはほかにカタール、クウェート、オマーン、バーレーンが加盟。豊富な資源を持っており中国とは約20年前に自由貿易交渉を開始している。
イラン大統領がイラク訪問 就任後初の外遊 https://t.co/i9xGuHJU33
— ロイター (@ReutersJapan) September 12, 2024
イランのペゼシュキアン大統領が11日、イラクを公式訪問した。
7月に就任して以来初の外遊で、早速イラクのスダニ首相と会談。今後さまざまな両国関係強化の取り組みや、パレスチナ自治区ガザでの戦闘、中東情勢全般などについて話し合うと説明した。
既に両国は貿易、スポーツ、農業、文化協力、教育、メディア、通信、観光といった分野で14の覚書に調印した、とイラク首相府が明らかにした。
イラクにはなお米軍が駐留している一方で、親イランの政治組織や武装集団が拠点を置き、イランの影響力も大きい。特にガザで戦闘が始まってからは、親イラン勢力による米軍への襲撃などで国内の治安が悪化している。
ヨルダン議会選、イスラム政党躍進 ガザ紛争で反イスラエル感情 https://t.co/UoMjZyAYff
— ロイター (@ReutersJapan) September 12, 2024
ヨルダンで10日行われた議会選(定数138)で穏健派イスラム組織「ムスリム同胞団」系の野党「イスラム行動戦線(IAF)」が躍進した。
ガザ紛争を受けて反イスラエル感情が広がったことや、改正選挙法で政党の役割拡大が奨励されたことが追い風となった。ただ、議会では引き続き部族や政府寄りの派閥が多数派を占めている。
同法では政党に初めて41議席が割り当てられた。11日時点の初期段階の開票結果によると、IAFは全議席の約2割を獲得した。
ムスリム同胞団の代表はロイターに「選挙は変化を求める声を反映したもので、投票した人々は必ずしもイスラム主義者ばかりではないが、変化を求め、古いやり方にうんざりしていた」と述べた。
ムスリム同胞団はパレスチナのイスラム組織「ハマス」を支持。イスラエルとの平和条約の破棄を求めており、ハマスを支持する大規模な抗議活動を主導してきた。
アブドラ国王は段階的に民主化を進めている。憲法では依然として国王に権限が集中しており、国王は政府を任命し、議会を解散することが可能だ。
選挙制度では、人口密度の低い部族地域・地方の有権者が人口密度の高い都市部の有権者より優遇される仕組みになっている。都市部にはパレスチナ系のヨルダン人が多い。
投票率は32.25%と低水準だったが、2020年の前回選挙の29%からわずかに上昇した。
バイデン氏、イスラエルに「完全な説明責任」要求 米女性殺害で https://t.co/hBc61HcUj4 https://t.co/hBc61HcUj4
— ロイター (@ReutersJapan) September 11, 2024
バイデン米大統領は11日、ユダヤ人入植地拡大に反対するデモ参加者が射殺されるような事態が二度と起こらないようイスラエルはさらなる努力を行う必要があるとの見解を示した。
バイデン氏は声明で、殺害された米国籍のアイセヌル・エズギ・エイギさんの死は「全く受け入れられない」と言明。イスラエルはエイギさんの死について責任を負っており、「完全な説明責任が果たされなければならない。そしてこうした事件が二度と起こらないようさらなる努力を行う必要がある」と述べた。
トルコとパレスチナの当局者は6日、ユダヤ人入植地拡大に反対するデモに参加していたエイギさんがイスラエル軍に射殺されたと発表。イスラエル軍はエイギさんは間接的に意図せず撃たれた可能性が高いとしている。
イスラエル軍 ガザ地区学校を空爆 ヨルダン川西岸でも攻撃続くhttps://t.co/DABQGDNsow #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) September 11, 2024
イスラエル軍は11日、イスラム組織ハマスの拠点として使われていたとしてガザ地区中部にある学校を空爆したと発表し、これまでに少なくとも14人が死亡しました。イスラエル軍はヨルダン川西岸のパレスチナ暫定自治区でも攻撃を続けていて、パレスチナ側への軍事的圧力を強めています。
イスラエル軍は11日、ガザ地区中部ヌセイラトにある学校がハマスの拠点として使われていたとして、空爆したと発表しました。
イスラエル軍は民間人の被害を減らすため、精密兵器を使い、上空からの監視など必要な措置はとったと主張しています。
地元メディアなどによりますと、この空爆によってこれまでに学校に避難していた住民少なくとも14人が死亡し、けが人もでているということです。
現地の保健当局は、これまでにガザ地区では4万1084人が死亡したと発表しています。
一方、イスラエル軍はガザ地区への攻撃に加え、ヨルダン川西岸のパレスチナ暫定自治区でも攻撃を続けています。
11日には、北部のトルカレムで武器を製造していた作業場を破壊したほか、空爆で戦闘員5人を殺害したなどと発表していて、パレスチナ側への軍事的圧力を強めています。
UNRWA職員6人死亡、ガザで避難所の学校に2回の空爆 https://t.co/fQFOCMcR9u
— ロイター (@ReutersJapan) September 12, 2024
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)によると、11日にパレスチナ自治区ガザ中心部の学校に空爆が2回あり、同機関の職員6人が死亡した。単一の事件での職員死者数としては過去最多という。
UNRWAは死亡したのは避難所の責任者と避難民を支援している職員らとXで明らかにした。
イスラエル軍はこれに先立ち、ガザ中心部のヌセイラットにある指揮統制センターを攻撃したと発表していた。UNRWAは「戦争が始まって以来、この学校は5回攻撃されている。ここには女性と子どもを中心に約1万2000人の避難民が身を寄せている」と述べた。
イスラム組織ハマスが運営する政府系メディアは、イスラエルの攻撃により、UNRWA職員を含む少なくとも18人が死亡したと伝えた。
国連のグテレス事務総長は11日、ロイターのインタビューに応じ、ガザで人道支援を行う国連職員が殺害された事件に関する説明責任が問われていないことは「まったく容認できない」と述べた。
イスラエル軍は、民間人に危害が及ぶリスクを減らす措置を講じており、ガザで死亡したパレスチナ人の少なくとも3分の1は戦闘員だと主張している。ハマスが市民を人間の盾として利用しているというが、ハマスはこれを否定している。
ハマス、米の従来案に基づき「停戦の用意」 新たな条件拒む https://t.co/y8KeANQda8 https://t.co/y8KeANQda8
— ロイター (@ReutersJapan) September 12, 2024
パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスは11日、米国の従来の停戦案をベースに、当事者が新たな条件を加えなければ、イスラエルと「即時」停戦に入る用意があるとの立場を直近の交渉で改めて示したと明らかにした。
ハマスは声明で、政治部門幹部ハイヤ氏率いる交渉団が11日にカタールの首都ドーハで、仲介役を務めるカタールのムハンマド首相とエジプトのカメル総合情報庁長官と協議を開き、ガザの現状について話し合ったと説明。
停戦交渉ではイスラエル軍が掌握したガザ・エジプト境界地帯「フィラデルフィ回廊」の管理など対立点が残っているため、依然として合意に至っていない。
米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は7日、ガザのより詳細な停戦案が数日中にまとまるとの見通しを示していた。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・337日目②)
【随時更新】イスラエル パレスチナ 中東情勢(9月12日)https://t.co/gfgtnH7vcP #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) September 12, 2024