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米国、英国、カナダ、ドイツなどは、パレスチナイスラム組織ハマスに対し、バイデン米大統領が発表した停戦案の受け入れを求める共同声明を出した。

ホワイトハウスによると、共同声明はアルゼンチン、オーストリア、ブラジル、ブルガリア、コロンビア、デンマーク、フランス、ポーランドポルトガルルーマニアセルビア、スペイン、タイも発表した。

声明は「われわれはこの重大な局面で、イスラエルハマスの指導者に対し、この案を成立させるために必要な最後の歩み寄りを求める」としている。

パレスチナ自治区ガザでのイスラエルイスラム組織ハマスの戦闘停止に向けた協議は6日も継続されたが、打開の兆しは見えなかった。仲介国エジプトの関係者が明らかにした。

協議は5日に再開。米中央情報局(CIA)のバーンズ長官カタールの首都ドーハを訪れ、バイデン米大統領が先週明らかにしたイスラエル主導の3段階からなる休戦案について、カタールとエジプトの高官と話し合った。

エジプトの関係者によると、ハマスは提案の特に第2段階について懸念を示しているという。

ホワイトハウスが発表した計画の概要によると、第2段階には敵対行為の恒久的な停止とイスラエル軍のガザ撤退が含まれている。

ハマス幹部のサミ・アブ・ズーリ氏は6日、ロイターに対し、いわゆるバイデン案を歓迎するものの、米国が国連安保理に示した草案はイスラエルの停戦案を基にしていると指摘。イスラエルの文書は無期限の交渉や、占領軍が人質を取り戻し戦争を再開する段階について述べている」とし、そうした文書は受け入れられないと仲介国に伝えたと語った。

イエメンの親イラン武装組織フーシ派の指導者、アブドルマリク・フーシ氏は6日、イラクの親イラン勢力を統括する「イラクイスラム抵抗運動」と連携したイスラエルに対する作戦を強化すると述べた。

これに先立ち、フーシ派のサレア報道官は、フーシ派がイスラエルのハイファ港の船舶に対してイラクイスラム抵抗運動と共同の軍事作戦を2回実施したと述べたが、イスラエル軍はこの主張を否定した。

イラクイスラム抵抗運動はメッセージアプリ「テレグラム」で、ハイファ港でフーシ派と2回作戦を実施したと発表した。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・243日目②)

イエメンの親イラン武装組織フーシ派は、国連など国際機関で働くイエメン人職員少なくとも15人を拘束した。国際的に承認されているイエメン政府の関係者3人が7日、ロイターに明らかにした。

拘束されたのは国連職員9人のほか、米民主化推進団体「国民民主研究所(NDI)」の職員3人、地元人権団体の職員3人。フーシ派の情報部員が7日に職員の自宅や事務所を襲い、電話やコンピューターを奪ったという。

フーシ派は過去3年の間に首都サヌアにある米国大使館に勤務していたイエメン人職員約20人を拘束している。同大使館は2014年に業務を停止した。

イスラエル軍が7日にかけて戦車と戦闘機でパレスチナ自治区ガザの中部と南部を攻撃し、少なくとも23人のパレスチナ人が死亡した。現地の医療関係者らが明らかにした。

住民によると、イスラエル軍イスラム組織ハマス主導のパレスチナ武装勢力が激しい銃撃戦を繰り広げる中、イスラエル軍の戦車はガザ最南部ラファのさらに西へ前進した。

パレスチナ保健当局によると、ラファ西部では戦車による砲撃でパレスチナ人2人が死亡し、数人が負傷。ガザ中部ではイスラエル軍の攻撃で少なくとも15人が死亡したと、パレスチナ人医療関係者が語った。

あるパレスチナ人住民はチャットアプリを通じてロイターに「占領軍はラファの海岸地域に到達しようとしているのだろう」と語った。

医療関係者によると、ラファの北にある都市ハンユニスでイスラエル軍が民家を空爆し、6人が死亡、数人が負傷。子どもも含まれているという。

パレスチナ武装勢力は、戦闘員がガザ中部と南部のいくつかの地域でイスラエル軍を攻撃したと発表した。

一方イスラエル軍は、ガザ中部のアルブレイジとデイルアルバラフで継続中の作戦で武装勢力を「数十人」殺害したほか、さらに多くのトンネルを発見し、武装勢力のインフラを破壊したと明らかにした。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・244日目①)