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環境活動家として知られるグレタ・トゥンベリさんが4日、デンマークの首都コペンハーゲンで行われたガザ反戦デモに参加し、現地警察に身柄を拘束された。デモを主催した学生グループのスポークスマンが明らかにした。

警察は、コペンハーゲン大学で約20人が建物の入り口を封鎖し、3人が乱入したため、6人を拘束したとロイターに語った。逮捕者の名前などは明らかにしなかった。
現地紙エクストラ・ブラデットは、手錠をかけられたとするグレタさんの写真を掲載した。

イスラエルのネタニヤフ首相は4日、パレスチナ自治区ガザ南部とエジプトの境界地帯(フィラデルフィ回廊)がパレスチナイスラム組織ハマスの生命線として利用されることがないことが保証される場合にのみ、ガザでの恒久的な停戦に同意すると述べた。

ネタニヤフ首相は「誰かがそこにいる必要がある」と改めて言明。「紙の上でも、言葉でもなく、以前そこで起こったことの再発を実際に防ぐことができる人がいれば連れてきてほしい」と、昨年10月7日のハマスによるイスラエル奇襲攻撃について言及した。

フィラデルフィ回廊への軍駐留は、ガザの停戦と人質解放に向けた合意において最大の争点となっている。

イスラエルイスラム組織ハマスの間で停戦と人質の解放に向けた協議が続く中、ネタニヤフ首相は外国メディアを対象に会見を開き、ガザ地区とエジプトとの境界地帯から撤収すれば、ハマスへの圧力が失われると述べ、改めてガザ地区の戦略的要衝への駐留を続ける考えを強調しました。

イスラエルハマスの間では、停戦と人質の解放に向けた協議が続いていますが、ハマス側がイスラエル軍の完全な撤退を求めているのに対して、イスラエルのネタニヤフ首相は、フィラデルフィ回廊と呼ばれるガザ地区とエジプトとの境界地帯への軍の駐留を続けると主張していて、協議は難航しています。

ネタニヤフ首相は4日、外国メディアを対象にした会見を開き「フィラデルフィ回廊から撤収すれば、ハマスへの圧力が失われてしまう。回廊を厳しく管理しなければ、ガザ地区を非武装化することはできない」と述べ、イスラエル軍が駐留を続けるべきだとの考えを強調しました。

こうした中、ガザ地区では、地域を限定して戦闘を一時休止したうえで、国連機関によるポリオのワクチン接種が続いていて、国連によりますと、これまでにガザ地区中部でおよそ19万人の子どもに接種が行われたということです。

5日からはイスラエル軍による攻撃が相次いでいるガザ地区の南部で接種が始まる予定です。

ワクチンの接種を行っているUNRWA国連パレスチナ難民救済事業機関の清田明宏保健局長は4日、オンラインで取材に応じ「戦闘が休止される時間帯にできるだけ多くの子どもに接種を行い、ポリオのまん延を防ぎたい」と話していました。

その一方で「戦闘休止の時間帯以外には、空爆や爆撃の音が聞こえる」と明らかにし「住民の本当の健康のために、早く戦争が終わってほしい」と述べ、恒久的な停戦が必要だと訴えていました。

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イスラム組織ハマスは5日、パレスチナ自治区ガザの新たな停戦案は不要で、ハマスが受け入れ済みの米国の提案に同意するようイスラエル側に圧力をかけるべきだと述べた。

ハマスは声明で、イスラエルネタニヤフ首相がガザ南部のフィラデルフィ回廊から軍を撤退させないと主張することで、合意を阻止しようとしていると主張。

「ネタニヤフのわなや策略にはまらないよう警告する。われわれの同胞に対する侵略を長引かせるために交渉を利用している」と非難した。

ハマス側は米国が7月2日に提示した提案を受け入れたとしている。

バイデン米政権がパレスチナ自治区ガザの停戦と人質解放に向けた新たな案を近く示すために作業を加速させていることが、米政府当局者やエジプト治安筋などの話で分かった。

米政権の高官は4日、記者団に、米、カタール、エジプトを仲介役とする停戦交渉では大部分について合意に達しているが、交渉参加国は2つの主要な対立点について打開を探っていると語った。

一つはイスラエルがガザとエジプトの境界地帯「フィラデルフィ回廊」に軍の駐留継続を求めていることで、もう一つはイスラム組織ハマスイスラエルの人質交換に含まれることになる特定の個人の問題だ。

フィラデルフィ回廊を巡っては、サウジアラビアなどアラブ5カ国とパレスチナ自治政府が3日、イスラエル軍の駐留要求に反対を表明した。エジプト、トルコも同様の立場だ。

米国が5月に示した3段階の停戦案はイスラエル軍が第1段階でガザの人口密集地から撤収するとした。米政権高官によると、フィラデルフィ回廊が人口密集地に該当するかどうかが争点になっているという。

米作業チームは同回廊の中でイスラエル軍撤退が必要な区域と駐留継続が可能な区域を検討しているという。

イスラエルのネタニヤフ首相は4日、同回廊がハマスの生命線として利用されることがないことが保証される場合にのみ、ガザでの恒久的な停戦に同意すると述べた。

米政府当局者は「仲介役は難しい立場に立たされた。イスラエルがフィラデルフィ回廊に駐留するなら、エジプトもハマスもいかなる停戦協定に同意することはない」と語った。

イスラエルイスラム組織ハマスとの間で続いているパレスチナ自治区ガザ地区での停戦と人質解放をめぐる交渉で、9割は合意に達しているものの、人質と受刑者との交換やイスラエル軍のガザでの駐留といった一部で依然として対立が残っていることがわかった。米政府高官が明らかにした。

米国はカタールとエジプトとともに約1年にわたる紛争を終結すべく協議を仲介している。ガザで人質6人の遺体が見つかったことで、交渉の必要性が改めて浮き彫りになった。

高官は、交渉の重要な細部について、これまでで最も詳細に説明した。米政府の報道官は、公の場では交渉は行わないとしている。イスラエルのネタニヤフ首相は、交渉合意を受け入れる可能性について疑問を投げかけているが、米国はネタニヤフ氏が「橋渡し提案」を受け入れたと主張している。

高官によれば、合意自体は「フィラデルフィア回廊」として知られるガザとエジプトの間の緩衝地帯の長さについて言及していない。ネタニヤフ氏は今週行われた記者会見で、フィラデルフィア回廊を永続的に支配下に置くことがイスラエルの安全保障にとって不可欠だと主張していた。

高官は、こうしたネタニヤフ氏のフィラデルフィア回廊をめぐる発言は建設的ではないと指摘。「私の見方では、特定の問題について発言するのは少ないほうがいい。交渉の最中に具体的な立場を主張することは、必ずしも有益であるとは限らない」

高官によれば、協議されている合意の第1段階ではイスラエル軍は「人口密集地域」から撤退することになっている。

第2段階で、イスラエル軍はガザ全体から撤退することになる。

高官によれば、ハマスの人質6人が死亡したことで、現在進行中の交渉に影響が出ており、ハマスが合意に達する意欲があるのか疑念が生じている。

ハマスは今週に入り、人質を拘束している戦闘員に対して、イスラエル軍が接近してきた場合、人質を殺害するよう「新たな指示」を出したと明らかにした。

それでも米当局者は、18項目からなる提案をまとめるための協議が人質の解放を確実にするための最善の機会だと考えている。

高官によれば、18項目のうち四つを除き、協議が終了して合意に達した。

現在も協議が続いているのは基本的に受刑者の交換とイスラエル軍の配置に関するものだという。

現在話し合いが続いている取引では最初の段階で、イスラエルが収容しているパレスチナ人の受刑者約800人を解放する。この中には終身刑の受刑者も含まれる。また、女性や高齢者、負傷者、病人など約30人の人質が解放される見通し。

合意の第1段階が実行されれば、即座に開始される重要な支援もある。

合意の一環として、1日あたり600台の支援物資を運ぶトラックがガザに入ることが許されるようになる。このうちの50台は燃料を搬送する。がれきを除去するための設備やガザ地区内の避難民を支援するための物資なども3段階に分かれた合意の第1段階に含まれる。

残りの溝を埋めるための協議は進められているものの、対面による交渉がいつ再開されるかは不明。直近の交渉は先週、終了していた。

トルコのエルドアン大統領とエジプトのシシ大統領がアンカラで会談し、パレスチナ自治区ガザの戦争や長く冷え込んでいた両国の関係修復について協議した。エジプト大統領のトルコ訪問は12年ぶりとなる。

両国の関係は、エジプト軍トップを務めていたシシ氏が2012年にトルコが支援するイスラム組織「ムスリム同胞団」のモルシ前大統領を退陣に追い込んだことから、その翌年に崩壊。20年になってトルコがアラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、エジプトなどとの緊張緩和に向けた外交活動を開始したのをきっかけに改善し、昨年には相互に大使を再任命したほか、トルコがエジプトに攻撃用ドローン(無人機)を提供すると表明した。さらに今年2月、エルドアン氏が12年以来初めてカイロを訪問した。

エルドアン氏は4日にアンカラの空港でシシ氏を迎え、大統領官邸で2時間余りの首脳会談が行われた。

同氏は「われわれは双方に利益のあるウィンウィンの考え方で多面的な関係を進めていく」と述べ、特に天然ガス原子力エネルギーの分野でエジプトとの関係を深めたいとの意向を示した。

一方、両国の閣僚らは、エネルギー、防衛、観光などの協力に関する18の覚書に調印した。

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#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・330日目②)

ガザ地区では、イスラエルイスラム組織ハマスの双方が地域を限定して戦闘を一時休止したうえで、国連機関によるポリオのワクチン接種が進められていて、イスラエル軍が攻勢をかけている南部でも接種が始まりました。
30万人以上の子どもへの接種が予定されていて、戦闘が着実に休止されるかが焦点となっています。

ガザ地区では、9月1日から地域を限定し、戦闘を一時休止したうえで国連機関によるポリオのワクチン接種が進められていて、中部に続いて、南部でも5日から接種が始まりました。

UNRWA国連パレスチナ難民救済事業機関によりますと、南部の対象地域では、少なくとも3日間、午前6時から午後2時まで戦闘が一時休止され、34万人余りの子どもへの接種を予定しているということです。

ただ、現地からの報道では、南部ハンユニスで5日未明に、イスラエル軍による攻撃で1人が死亡したと伝えられるなど、ワクチン接種のため、確実に戦闘が休止され安全が確保されるかが焦点です。

一方、ヨルダン川西岸にあるパレスチナ暫定自治区では、一部の地域でイスラエルの治安部隊によるパレスチナ武装勢力を標的にした軍事作戦が、1週間余り続いています。

現地メディアは5日、イスラエル軍空爆で5人が死亡し、一連の攻撃で、これまでに合わせて39人が死亡したと伝えています。

去年10月以降、ヨルダン川西岸では、イスラエル軍の攻撃やユダヤ人入植者による暴力が激化し、多数の犠牲者が出ている一方、パレスチナ人による治安当局に対する銃撃事件なども起きていて、事態のさらなる悪化が懸念されています。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・331日目①)