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フランスのバロ外相は7日、イスラエルの安全保障は軍事力のみによっては得られず外交的解決が必要とし、フランスはレバノンでの停戦実現に向けた取り組みを継続するとの見解を示した。イスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲から1年に合わせて訪問中のイスラエルで述べた。

バロ氏は、武力だけではイスラエルの安全は保証できず「軍事的成功は政治的見地に代わるものではない」と指摘。イスラエルハマスの戦闘開始から1年が経過したいま、人質を愛する人たちのもとへ返し、避難民を(イスラエル)北部の故郷に帰還させるために「外交の時が来た」と述べた。

マクロン仏大統領は5日、パレスチナ自治区ガザで使用される武器について、紛争の政治的解決に向けた取り組みの一環として、イスラエルへの輸出を停止すべきとの考えを示し、イスラエルのネタニヤフ首相から強い反発を受けている。

バロ氏は、攻撃兵器を供与しながら停戦を求めるのはおかしいと繰り返し主張。フランスはイスラエルの安全保障の強固な擁護者として、ガザで現在も多くの民間人が犠牲となっている惨状や、レバノン南部での軍事作戦について率直に対話することが重要だと感じていると述べた。

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米政府は7日、イスラム組織ハマスの国際的な資金調達に関与している疑いがあるとして、欧州に拠点を置く「偽装慈善団体」の関係者のほか、ハマスが管理しているとみられるガザ地区の銀行などに制裁を科した。

イエレン財務長官は声明で「ハマスの残虐なテロ攻撃から1年が経過するにあたり、ハマスやその他のイラン代理勢力が資金を調達し、暴力行為を実行する能力を徹底的に低下させる取り組みを継続する」と述べた。

米政府は、トルコ在住のイエメン国籍のハマス支援者のほか、この個人の9つの事業も制裁対象とした。

財務省は「ハマスガザ地区の苦境に乗じ、民間人を支援すると主張する偽の慈善団体などを通して資金を募っている」と非難。ハマスは欧州を主要な資金調達源と見なしているとし、年初時点でこうした寄付を通して1カ月で最大1000万ドルを集めた疑いがあるとの見方を示した。

イスラエル政府の報道官は7日、親イラン武装組織ヒズボラの幹部で次期最高指導者候補と目されるサフィエディン師の死亡は「まだ確認できていない」と述べた。

イスラエル軍は先週、サフィエディン師を標的にレバノンの首都ベイルート南郊で空爆を実施したと報じられている。

ヒズボラ当局者は6日、ロイターに対し、先週の空爆時にサフィエディン師がいたとされる付近での救助や捜索活動をイスラエル軍が妨害していると話していた。

レバノンで消息不明になっていると報じられているイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のガアニ司令官について、同部隊の副司令官は7日、司令官の「健康状態は良好で、活動を継続している」と語った。イラン国営メディアが報じた。

イラン学生通信は、ガアニ司令官が7日にテヘランで開催されたイベント向けにメッセージを送ったとし、同氏が「別の重要な会議に参加しているため」出席できなかったと報じた。

イラン治安筋はロイターに対し、レバノンを訪問していたガアニ司令官がイスラエルによる先週のベイルート空爆以降、消息を絶っていると明らかにした。

ガアニ氏は、レバノンの親イラン派武装組織ヒズボラ指導者ナスララ師がイスラエルによる先月の空爆で殺害されたこと受け、ベイルートを訪問。ナスララ師の後継者と目されているヒズボラ幹部サフィエディン師が標的になったとされる空爆があった際、ベイルート南部の郊外ダヒエにいたが、サフィエディン師とは会っていないという。

ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領は7日、電話会談を行い、中東情勢について協議した。ロシア大統領府(クレムリン)が発表した。

両首脳は、22日から24日までロシア中部の都市カザンで開催されるBRICS首脳会議合間に対面会談を行うことでも合意した。エルドアン大統領はまた、電話でプーチン大統領の72歳の誕生日を祝福した。

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10月最新情報・イランVSイスラエル。●●が間近に迫っている。

#宇野正美「ロシアとイランが勝つ」

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イスラエル軍は7日、安全性の検証に基づき、同国北西部の複数地域を民間人の立ち入り禁止にすると宣言した。レバノンとの国境沿いに設けられた軍事区域が拡大することになる。

イラン支援下にあるレバノン武装組織ヒズボラとの激しい戦闘により、イスラエル北部の多くの地域では住民の避難が行われている。

さらに、イスラエル軍報道官はアラビア語で、レバノンのアワリ川以南の海岸や船舶に近づかないよう緊急警告を発した。

国務省は7日、レバノンの国連平和維持軍がイスラエルによる攻撃を含めいかなる形の危険にさらされることも米国は望んでいないとの考えを示した。

国務省のマシュー・ミラー報道官はまた、イスラエルレバノンで行っている地上作戦について、米政府は現時点でも限定的なものと見なしていると言及。レバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボライスラエルが攻撃する際、国際人道法を順守し、民間人の犠牲を最小限に抑えると予測していると述べた。

国連レバノン暫定軍(UNIFIL)は6日、レバノン国内の駐留地近辺での「イスラエルの活動」に深い懸念を表明。ミラー報道官はこれについて「米国はUNIFILがいかなる形の危険にさらされることも望んでいない。UNIFILはレバノンの安全保障に重要な役割を果たしている」と語った。

バイデン米大統領は7日、パレスチナイスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃から1年を迎えるに当たり、イスラエルのヘルツォグ大統領と電話会談を行った。ホワイトハウスが明らかにした。

ホワイトハウスの声明によると、バイデン大統領は、ハマスにより殺害されたイスラエル国民の家族らに深い哀悼の意を表した上で、残りの人質全員を無事に帰還させる決意を強調した。

また、イスラエルの安全保障および生存権に対するコミットメントを伝え、イランやイラン支援下にあるレバノン武装組織ヒズボラハマス、イエメンの武装組織フーシ派などによる攻撃からイスラエルが自国を守る権利への支持を再確認した。

ローマ教皇フランシスコは、パレスチナイスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃から1年となった7日、中東での戦争を終わらせることができていない国際社会の「恥ずべき無力さ」を批判した。

教皇は中東地域のカトリック教徒に宛てた公開書簡で「1年前、憎悪の導火線に火が付いた。それは消えるどころか、暴力の連鎖となって爆発した。対話と平和という最も必要で望まれているものに心を向ける人はほとんどいないようだ」と指摘。

「暴力は決して平和をもたらさない。歴史がそれを証明しているにもかかわらず、長年にわたる紛争はわれわれに何も教えてくれなかったようだ」と述べた。

教皇はまた、この日を世界平和のための祈りと断食の日とし、世界のカトリック教徒に参加を呼びかけた。

さらに「長きにわたり戦いに巻き込まれ、苦境に立たされている(パレスチナ自治区)ガザの人々と私は共にいる。毎日あなた方のことを思い、祈っている。家を追われ、学校や仕事を放棄させられ、爆撃から逃れる場所を見つけざるを得ないあなた方と共にいる」とガザ住民に語りかけた。

イスラエルのダノン国連大使は7日、パレスチナ自治区ガザで拘束されている人質が全員解放されるまで戦闘を続けると表明し、国連はその使命を果たしていないと非難した。

ダノン氏は国連で、イスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲から1年に合わせハマス攻撃の犠牲者を追悼する集会を開催した。

国連の安全保障理事会と総会による決議について「国連は罪のない人々を守り、悪を非難するという最も基本的な使命を果たしていない」と批判した。

米国のトーマスグリーンフィールド国連大使も参加し、安保理の中にも外にもハマスの残虐行為を非難せず、ハマスという言葉さえ口にしない人々がいると指摘した。

「この地域には、ハマスの行動を土台にして、中東をより広範な戦争の崖っぷちに追いやろうとしている者がいる。フーシ派やヒズボラのようなテロリスト集団だ」と述べ、イランがこの状況を利用して 「破壊的な意図」 を進めようとしていると語った。

1996─2017年にイスラム組織ハマスの最高指導者を務め、現在も幹部として影響力を持つハレド・メシャル氏(68)はロイターのインタビューで、ハマスイスラエルとの戦闘で大きな打撃を受けたものの、灰の中から不死鳥のようによみがえると述べた。戦闘員の勧誘や武器製造を続けているとも明かした。

戦闘の引き金となったハマスによるイスラエル奇襲攻撃から1年を迎える中、メシャル氏は1948年のイスラエル建国に際し多くのパレスチナ人が難民となった「ナクバ(大惨事)」にさかのぼる76年の歴史の一部としてイスラエルとの紛争を位置付ける。

パレスチナの歴史は周期でできている」とし、「殉教者を失い、軍事力の一部を失う局面もあるが、神のおかげでパレスチナの精神は不死鳥のようによみがえる」と語った。

また「ハマスは弾薬や武器の一部を失ったが、なお若者を集め、かなりの弾薬と武器を製造し続けている」とした。

ハマス指導部で30年近く重要な役割を果たし、現在はハマスの外交の顔とみられているメシャル氏は、最高指導者を退いた後も影響力を持ち続けている。

イスラエルとの和平については、ネタニヤフ政権が続く限り可能性はないと言明。「(イスラエルの)占領が存在する限り、この地域は時限爆弾であり続ける」と述べた。

パレスチナガザ地区ではイスラエル軍イスラム組織ハマスとの戦闘が始まって1年となった7日も砲撃で10人が死亡するなどイスラエルの攻撃が続いています。

目次

イスラエル軍ヒズボラの戦闘も続く
ネタニヤフ首相「敵を倒し阻止するために行動」
バイデン大統領 イスラエル大統領と電話会談
アメリカ国防総省イスラエル側と協議続ける”
UNRWA事務局長「戦争に勝者いない」
ハマスによる奇襲攻撃の犠牲者を追悼 東京

パレスチナガザ地区では大規模な戦闘が始まって1年となった7日もイスラエルの攻撃が続いていてパレスチナのメディアは北部ジャバリアの難民キャンプへの砲撃で10人が死亡したと伝えました。

一方、ハマスの報道官は声明で徹底抗戦の構えを改めて示した上で今も拘束している101人の人質について「健康状態などは極めて厳しいものとなっていて人質を取り巻く危険な状況は日々悪化している。人質の運命はイスラエル政府の決定にかかっている」として揺さぶりをかけています。

ガザ地区の保健当局はこの1年間の死者は4万1909人にのぼり9万7303人がけがをしたと発表しました。

イスラエル軍ヒズボラの戦闘も続く

一方でイスラエル軍は、ハマスに連帯を示す隣国レバノンイスラムシーア派組織ヒズボラとの戦闘も続けています。

イスラエル軍は7日もレバノンの首都ベイルート郊外などに空爆を行った一方、イスラエルメディアは140発のロケット弾がレバノンからイスラエル北部へ発射されたとしていて、攻撃の応酬が続いています。

レバノンの当局は、イスラエル軍の攻撃によってこの48時間で47人が死亡したと発表するなどガザ地区での戦闘開始から1年がたつ中、中東地域での戦闘は拡大する一方で収束のきざしすら見えていません。

ネタニヤフ首相「敵を倒し阻止するために行動」

イスラエル軍ハマスの大規模な衝突が始まってから1年となるのにあわせて、イスラエルのネタニヤフ首相は7日、動画での声明を発表しました。

この中でネタニヤフ首相は「去年10月7日、われわれは重大な戦いに突入したが、敗北しなかった。むしろ、われわれこそが敵を倒し阻止するために行動している。祖国のために団結している」と述べました。

さらに、「この戦争の目標としてハマスを倒し、生死に関わらずすべての人質を取り戻すことを掲げ、それを実現しつつある。これは神聖な使命だ。将来にわたってガザからイスラエルの脅威となるものを排除し、避難している住民を安全に帰還させるまで歩みを止めることはない」と述べ、攻撃を続ける姿勢を強調しました。

バイデン大統領 イスラエル大統領と電話会談

アメリカのバイデン大統領は、イスラエル軍イスラム組織ハマスの戦闘が始まって1年となった7日、イスラエルのヘルツォグ大統領と電話で会談し、イスラエルが自国を守る権利を支持することや、停戦を実現するために責任を持って関与することをあらためて確認しました。

アメリカ・ホワイトハウスによりますと、バイデン大統領は7日午前、イスラエルのヘルツォグ大統領と電話で会談しました。

この中でバイデン大統領はハマスに殺害された人々とその家族に深い哀悼の意を示すとともに、アメリカ人の人質を全員帰国させるまで諦めないと強調しました。

また、イスラエルがイランや、イランが支援するハマスレバノンイスラムシーア派組織ヒズボラそれにイエメンの反政府勢力フーシ派などによる攻撃から自国を守る権利を支持することをあらためて確認しました。

一方で、バイデン大統領はガザ地区で市民の命が失われ、パレスチナの人々が苦しみ続けていることに深い悲しみを表明し、停戦に向けた協議で合意を実現するために責任を持って関与することを確認したということです。

また、ハリス副大統領も7日、声明を発表し「10月7日のような惨事が2度と起こらないようにしなければならない。私は、ハマスがもたらす脅威を排除し、イスラエルを消滅させるという目的を果たせないように、そして、ガザの人々がハマスの支配から解放されるように、全力を尽くす」としています。

アメリカ国防総省イスラエル側と協議続ける”

アメリカ国防総省のライダー報道官は7日、記者団に対し、懸念されているイスラエルによるイランへの対抗措置について「どのようなものになるか推測することはしないが、イスラエル側と次の対応について協議を続けている」と述べました。

その上で「私たちはイスラエルが自国を守る権利を理解し、支持している。しかし、私たちの行動が緊張を高めたり、誤算を生じさせたりして事態がコントロールできなくなる状況に発展することは望んでいない」と述べ、中東での情勢がこれ以上悪化することは避けたい考えを強調しました。

また、ライダー報道官は、オースティン国防長官とイスラエルのガラント国防相が9日にアメリカで会談を行い、中東情勢をめぐって意見を交わす予定だと明らかにしました。

UNRWA事務局長「戦争に勝者いない」

イスラエル軍ハマスの大規模な戦闘が始まってから1年となった7日、UNRWA国連パレスチナ難民救済事業機関のラザリーニ事務局長はSNSに「戦争に勝者はいない。これを終わらせる唯一の方法は外交と平和的な解決だ」と投稿し一刻も早い停戦を呼びかけました。

その上で「最も苦しんでいるのは子どもたちだ。ガザの子どもたちは全員が心の傷を抱え、その多くが一生続く、目に見えない傷を負っている。65万人以上の子どもがさらにまた1年、学習機会を失いかねない」として長期化する戦闘が子どもたちに及ぼす影響を強調しました。

バーンズ米中央情報局(CIA)長官は、誤解がイランとイスラエルの高まる緊張を和らげる取り組みを妨げる可能性があると警告した。

  バーンズ長官は7日、ジョージア州シーアイランドで開かれたサイファー・ブリーフ主催の国家安全保障関連会議の対談で、「われわれは地域紛争がさらにエスカレートする極めて現実的な危険に直面している」と発言。イスラエルとイランの指導者が全面紛争を望んでいるとは思わないが、エスカレートするリスクはなお残っていると指摘した。

  その上で、「想定外の衝突や誤解、制御不可能な行動が生じ得る。このことが、米国の大統領と政策当局者が今後数週間、かじ取りを助ける上で課題になると思う」とバーンズ長官は述べた。同長官はガザ停戦交渉に参加してきた。

  バーンズ長官はイスラエルが自国防衛とイランのミサイル攻撃への対応についてどのような決定を下すかが「非常に重要だ」と発言。イスラエルの指導者らは現在、対応の仕方を非常に慎重に検討していると思う」とし、同国の指導者らはバイデン大統領や米高官が表明した懸念を「考慮する」と思うと述べた。

ハマス奇襲から1年、戦線拡大-イスラエル首相は攻撃継続を表明 (1)

原題:CIA Chief Says Misunderstandings Could Worsen Israel-Iran Clash(抜粋)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・363日目②)

イスラエル軍は8日、レバノン南西部でイスラムシーア派組織ヒズボラに対する地上作戦を開始したと発表した。ヒズボラのナンバー2、ナイム・カセム氏は、イスラエルからの「痛烈な打撃」に耐えていると述べた。

セム氏は、イスラエルとの戦闘は、誰が最初に泣くかの戦いであるとし、ヘズボラは最初に泣かないと述べた。1年にわたる戦闘でもヒズボラの能力はまだ完全だと主張した。

イスラエル軍はこれまでレバノン南東部国境地域で地上作戦を実施いているとしていたが、南西部でも「限定的で局地的かつ標的を絞った作戦」を実行していると説明した。

昨夜ベイルートの南部郊外を攻撃し、ヒズボラの予算編成と補給を担当する幹部のスハイル・フセイン・フセイニ氏を殺害したと明らかにした。

イランのアラグチ外相は8日からサウジアラビアなど中東諸国を訪問する。域内問題を協議するとともに、パレスチナ自治区ガザとレバノンにおけるイスラエルの「犯罪」阻止を目指す。同相は国営メディアが放映したビデオで「ガザでの犯罪に続き、レバノンでのシオニスト政権(イスラエル)の恥知らずな犯罪を防ぐために、地域情勢に関するわれわれの対話は続いている」と述べた。

欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表(外相に相当)は8日、欧州議会レバノンの状況は日に日に悪化しているとし、停戦を訴えた。

イスラエル軍は、イランの支援を受ける隣国レバノンイスラムシーア派組織ヒズボラへの攻勢を強めていて、レバノン南部への地上侵攻で新たな部隊が作戦を開始したと発表しました。侵攻の範囲を拡大した形でさらなる戦闘の激化が懸念されます。

イスラエル軍は、パレスチナガザ地区でのイスラム組織、ハマスとの戦闘に加え、イランの支援を受けるレバノンヒズボラへの攻勢を強めていて、連日、首都ベイルートなどへの空爆を続けています。

イスラエル軍は8日、地域と標的を絞るとして踏み切ったレバノン南部への地上侵攻で新たな部隊が限定的な作戦を開始したと発表しました。

レバノン南部の東側に加え、地中海に面した西側にも地上侵攻の範囲を拡大した形で、さらなる戦闘の激化が懸念されます。
こうした中、レバノンから隣国のシリアに逃れる人が相次いでいて、UNHCR=国連難民高等弁務官事務所はこれまでにおよそ25万人がシリアに入国したとしています。

その多くは、内戦が続くシリアからレバノンに逃れていたシリア人とみられ、再び戦火に追われる形で不安定な祖国に戻らざるをえなくなっています。

シリア側から5日、国境を撮影した映像では、大きな荷物やスーツケースを持ったり、子どもの手を引いたりしながら歩いて国境を越えてきた人たちの姿が確認できます。

シリア北部出身で空爆が続くレバノンの首都ベイルート郊外から逃れてきた男性(39)は「戦火を逃れて、安全だと思った場所で暮らしていたのに、シリアの戦争よりもずっと怖い思いをした」と話していました。

中国の公式対外援助機関である中国国際開発協力庁は8日、イスラエルレバノンの親イラン武装組織ヒズボラの戦闘激化を受け、レバノンに緊急医療物資を提供すると発表した。

同庁の報道官は声明で、最近の戦闘激化によりレバノン各地で爆発や空爆が見られ、多数の死傷者が出ていると説明。

その上で「レバノン政府の要請により、中国政府はレバノンの医療支援活動に助力するため、同国への緊急人道医療物資提供を決定した」と述べた。

イスラエルレバノンイスラムシーア派組織、ヒズボラへの攻勢を強める中、レバノンから隣国のシリアに逃れる人が相次いでいて、UNHCR=国連難民高等弁務官事務所はこれまでにおよそ25万人がシリアに入国したとしています。その多くは、内戦が続くシリアからレバノンに逃れていたシリア人とみられ、再び戦火に追われる形で不安定な祖国に戻らざるをえなくなっています。

シリア側から5日、国境を撮影した映像では、大きな荷物やスーツケースを持ったり、子どもの手を引いたりしながら歩いて国境を越えてきた人たちの姿が確認できます。

シリア北部出身で空爆が続くレバノンの首都ベイルート郊外から逃れてきた男性(39)は「戦火を逃れて、安全だと思った場所で暮らしていたのに、シリアの戦争よりもずっと怖い思いをした」と話していました。

そのうえで、「冬が近づいていて、このままでは子どもたちが夜の寒さで死んでしまう。どうすればいいのか分からない」と話していました。

男性の5人の子どものうち、4人はレバノンで生まれたということで、11歳の女の子は「シリアでの生活は大変なので学校に通ったり、笑ったりする生活に戻りたいです」と話していました。

また、シリアの首都ダマスカスで4日撮影された映像では、レバノンから逃れてきた人たちが、公園など屋外で暮らす様子が確認できます。

イスラエル軍は、パレスチナ自治区ガザ北部のジャバリア難民キャンプで戦車を進軍させ、住民に退避命令を出した。現地の住民が明らかにした。

空爆も実施しており、パレスチナの医療関係者によると、犠牲者が出ているが、戦闘のため現場に近づけない状況という。

イスラエル軍は、イスラム組織ハマスの戦闘員によるジャバリアから攻撃や戦闘員の再編成を阻止することが狙いだと説明している。

パレスチナの保健当局はガザ地区で過去24時間に数十人が死亡したと発表。イスラエル軍は、ガザ北部の戦闘で兵士1人が死亡したことを明らかにした。

イランのアラグチ外相は8日、イスラエルがイランのインフラを攻撃すれば、より強力な反撃を受けるとしてけん制した。

イランは先週、イスラエルに向けて弾道ミサイルを発射。イスラエルは報復を示唆している。 もっと見る

アラグチ氏はテレビ演説で「シオニスト政権(イスラエル)には、イランの決意を試さないよう勧告する。もしわが国に対する攻撃が行われれば、わが国の対応はより強力なものになるだろう」と述べた。

イスラエルが報復でイランのエネルギー施設を攻撃するとの見方が出る中、イランのパクネジャド石油相は6日、主要石油輸出港があるハルグ島を訪問し、海軍司令官と協議した

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・364日目①)