北朝鮮の金総書記、韓国は明らかな敵対国と明言=KCNA https://t.co/sxOpJdcrrS https://t.co/sxOpJdcrrS
— ロイター (@ReutersJapan) October 17, 2024
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、韓国は外国であり、明らかに敵対国だと述べた。朝鮮中央通信(KCNA)が18日に報じた。
KCNAは17日、北朝鮮は韓国を「敵対国家」に指定したと報じており、韓国との統一政策を放棄するという金総書記の方針に基づき、最高人民会議(国会に相当)が改憲したことを確認した。
金氏は今年に入り、韓国への非難を強めており、韓国が米国と共謀して北朝鮮の体制崩壊を狙っていると主張している。
北朝鮮は今週、韓国につながる道路と鉄道を爆破した。KCNAによると、金氏はこれに関して「物理的な遮断だけでなく、ソウルとの悪しき関係の終焉も強調する」ものだと語った。
KCNAによると、金氏は17日に軍を視察した際にこれらの発言を行った。金氏はまた、韓国と米国の同盟関係の変化や一段と発展した両国の軍事演習は、北朝鮮の核抑止力強化の重要性を浮き彫りにしていると指摘した。
北朝鮮 キム総書記 韓国とつながる道路と鉄道の爆破に言及https://t.co/CEQVPV1pV4 #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) October 18, 2024
北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記は、軍の指揮所を視察し、韓国とつながる北朝鮮側の道路と鉄道の一部を爆破したことについて「つまらない同族意識と統一という非現実的な認識を払いのけたものだ」とした上で、強硬な措置も辞さない姿勢を示しました。
北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、キム・ジョンウン総書記が17日、軍の指揮所を視察し、戦闘待機態勢に入った部隊の準備状況について報告を受けたと、写真とともに18日に伝えました。
この中でキム総書記は、韓国とつながる北朝鮮側の道路と鉄道の一部を今月15日に爆破したことについて「単に物理的に閉鎖したという意味を超え、つまらない同族意識と統一という非現実的な認識を払いのけたものだ」と強調し、韓国からの主権侵害があれば強硬な措置も辞さない姿勢を示しました。
北朝鮮は先週の最高人民会議で、憲法を改正し、韓国を「第1の敵対国」と明記したとみられています。
外交関係者からは、韓国は敵対国だと強調することで内部の結束を強めたいねらいもあるとの見方が出ています。
韓国軍は18日、北朝鮮との軍事境界線に近い、東部カンウォン(江原)道で、17日夜、ロケット弾を発射する訓練を実施したと発表しました。
訓練は日本海の沖合17キロに位置する標的に向けて発射する形で行われ、長距離砲など、敵の発射地点を打撃するためのロケット弾が使用されたということです。
訓練のねらいについて韓国軍は「敵が挑発した場合『即時かつ強力に最後まで』懲らしめるという意志と能力を示すため実施した」と強調しています。
青木官房副長官「警戒監視に全力」
青木官房副長官は記者会見で「北朝鮮の行為は南北間の緊張を高めるものであり、事態のエスカレーションにつながらないことが重要だ。朝鮮半島の平和と安定はわが国はもとより国際社会全体にとって大きな利益であり、今後の北朝鮮の動向などに関して必要な情報の収集や分析、警戒監視に全力をあげていくとともに、韓国やアメリカと緊密に連携して対応していく」と述べました。
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