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国民民主党の玉木代表は、記者会見で、自民・公明両党の連立政権に加わることはないという考えを重ねて示した上で、党が掲げた政策の実現に向けて政策ごとに協力できるか判断したいと強調しました。

この中で玉木代表は、今回の衆議院選挙の結果について「自民・公明両党が過半数を割って、今までと同じような発想と意思決定で政権を維持することは難しくなったが、すべて民意だ。政権に求められているのは謙虚に多様な民意に耳を傾けることだ」と指摘しました。

また、ほかの党との関係について「自民党だけでなく、立憲民主党日本維新の会ともそれぞれ幹事長や国会対策委員長が情報交換していると報告を受けている。決まったことはないし、党首会談の予定は未定だが、拒否するものではない」と述べました。

その上で「自民・公明両党の政権に入ることはない。私たちがほしいのはポストではなく、手取りを増やす政策の実現だ。政策ごとにいいものには協力するし、だめなものはだめだ。自民・公明両党だけでなく、野党に対してもそうした姿勢を貫いていきたい」と述べました。

一方、特別国会で行われる総理大臣指名選挙の対応について「書くのは『玉木雄一郎』だ。党の仲間と賛同頂ける人には書いてもらいたい。決選投票でも『玉木雄一郎』と書くが、もしほかの名前を書いてほしいと働きかけがあれば、コミュニケーションはとっていきたい」と述べました。

このほか
所得税基礎控除と給与所得控除を受けられる金額を103万円から178万円に引き上げる法案を次の臨時国会に提出することや
◇政治とカネの問題をめぐって、政策活動費の廃止や政治資金をチェックする第三者機関の設置などを念頭に超党派政治資金規正法の再改正を目指す考えを示しました。

石破総理大臣は、午前10時前、総理大臣官邸に入った際、記者団に対し「おはようございます」とあいさつしました。そして、衆議院選挙のあと最初となる閣議に臨みました。閣議には、今回の選挙で落選し、議席を確保できなかった牧原法務大臣と小里農林水産大臣も出席しました。

目次

牧原法相 “後任人事まで職責果たす”
小里農相 “国民に申し訳ない”

牧原法相 “後任人事まで職責果たす”

今回の衆議院選挙で落選した牧原法務大臣は、後任の閣僚人事が行われるまでの間は、大臣としての職責を果たしていきたいという考えを示しました。

牧原法務大臣は27日、投開票が行われた衆議院選挙で、埼玉5区から立候補しましたが敗れ、重複立候補した比例代表の北関東ブロックでも惜敗率で及ばず、落選しました。

牧原法務大臣は、閣議のあとの記者会見で、選挙結果への受け止めを問われ「私自身の選挙結果についてどのように受け止めるかについては、熟慮して適切に考えていきたいと思っている」と述べました。

その上で自身の閣僚としての進退について「閣僚の人事は、総理が決めることであり、私から申し上げることは差し控えるが、いずれしても、その間は、法務大臣として引き続き責務を果たしていくという所存だ。現時点で辞任の申し出などは特にしていない」と述べました。

小里農相 “国民に申し訳ない”

小里農林水産大臣は先の衆議院選挙で小選挙区の鹿児島3区で敗れ、重複立候補した比例代表の九州ブロックでも惜敗率で及ばず落選しました。

小里大臣は29日の閣議のあと総理大臣官邸で記者団に対し「議員の身分を失う以上、大臣としての役割を果たすことはできず、当然、辞任することになる。きょう、石破総理大臣に『任務を続けていけなくなり申し訳ない』とおわびし、総理からは『再起を期して頑張ってほしい』と慰労のことばがあった」と述べました。

そして、辞任の時期は総理大臣の判断に従うとしたうえで「これからの農政のビジョンや方向性を持ち合わせていたが実行できなくなり、大変悲痛な思いがある。国民に申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と述べました。

“厳しい結果 謙虚に受け止めたい”

与党が過半数を下回った衆議院選挙の結果について、閣僚からは閣議のあとの記者会見で、厳しい結果を謙虚に受け止めたいという声や緊張感をもって大臣としての責務を果たしたいといった発言が相次ぎました。

このうち平デジタル大臣は、閣議のあとの記者会見で「大変厳しい結果だった。しっかりと国民の声を聞きながら、与えられた職務の中で必要な政策を粛々と前に進めていきたい」と述べました。

また城内経済安全保障担当大臣は「民主主義の根幹である選挙は国民の意見を聞く貴重な機会だ。今回の結果を謙虚かつ厳粛に受け止め、石破内閣の一員として職責をしっかりと果たしていきたい」と述べました。

さらに坂井国家公安委員長は「私自身は国民の信任をいただいたと認識している。引き続き緊張感を持って大臣の責務を果たしていきたい」と述べました。

岩屋外務大臣は、閣議のあとの記者会見で「国民から極めて厳しい審判をいただいたが、選挙結果が外交や安全保障に影響を与えることがあってはならない。戦後、最も厳しく複雑な安全保障環境の中、外交と安全保障には継続性と安定性が必要で、現実的な国益を踏まえた適切な対応をしていくことが大事だ」と述べました。

尾辻参議院議長は、体調不良のため職務を続けることが難しいとして、議長を辞任する意向を固めました。

尾辻氏は厚生労働大臣参議院副議長などを歴任し、おととしの参議院選挙のあと、議長に就任しました。

自民党幹部によりますと、尾辻氏から28日、体調不良のため議長を続けることが難しいとして、辞任の意向が伝えられたということです。

尾辻氏は参議院鹿児島選挙区選出の当選6回で84歳です。

これを受けて自民党は、後任の議長に誰を推すか調整を進めることにしています。

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