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#ドイツ

アメリカのトランプ政権の方針のもと、予算が削減されるなどして研究を続けることが難しくなった科学者に対し、フランスの複数の大学などが相次いで受け入れを表明し、注目を集めています。

トランプ政権は政府の研究機関で、環境や医療分野などの予算や人員の削減を進めていて、このうち、NASAアメリカ航空宇宙局では、気候科学が専門の主任科学者が所属する部署が廃止されるなど、アメリカの研究者の間では、危機感が広がっています。

こうした中、フランスの大学や高等教育機関は、3月、アメリカで研究が脅かされたり、中断されたりしている研究者を受け入れることを相次いで表明しました。

このうち、技術者を養成するフランスの名門校の1つ「サントラル・シュペレック」は19日、基金を財源に300万ユーロ、日本円でおよそ4億8000万円を活用し研究者の受け入れを表明しました。

具体的には、脱炭素技術などの分野を研究するアメリカの政府機関や研究機関の科学者に対して、フランスで研究を継続するための予算や設備を与えるとしています。

こうした動きは隣国のベルギーにも広がっているほか、受け入れを表明した大学の中にはすでに60人を超える研究者から応募があったところもあり、順次面接を進める予定だということです。

「サントラル・シュペレック」のロマン・スベラン事務局長は、アメリカの優秀な研究者の誘致は学校側にも利点があるとしたうえで「フランスにおいて研究者の自由は重要な価値観だ。アメリカの研究者を支援し、科学界としての連帯を示したい」と話していました。

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