FRBの独立性「非常に重要」=ボウマン副議長 https://t.co/994UDbIBNT https://t.co/994UDbIBNT
— ロイター (@ReutersJapan) July 22, 2025
米連邦準備理事会(FRB)のボウマン副議長(金融監督担当)は22日、FRBが政治的干渉を受けずに金融政策を決定する能力が「非常に重要」との認識を示した。
ボウマン氏はCNBCのインタビューで、「金融政策に関してわれわれが独立性を維持することが非常に重要だ」と指摘。その上で、「ただ、その独立性の一環として、透明性と説明責任を果たす義務もある。私が理事となった2018年からそうであるように、幅広い意見に耳を傾け、他者の経済に対する見方、またそれがFRBの金融政策決定に与える影響を理解することも、われわれの義務だと考えている」と述べた。
ベッセント米財務長官は22日、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長について、今辞任すべき理由は見当たらないと述べた。トランプ政権関係者の批判の標的となっているパウエル氏に対して支持を示した格好だ。 https://t.co/vzpFZzxNa8
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パウエル米FRB議長、直ちに辞任する必要なし=財務長官 https://t.co/9RyFpM38J5 https://t.co/9RyFpM38J5
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ベセント米財務長官は22日、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が直ちに辞任すべき必要はないとし、望むのであれば任期を全うすべきという認識を示した。FOXビジネス・ネットワークとのインタビューで語った。
さらに、パウエル議長が非金融政策機能の適正化を目指す好機という考えも示した。
ベセント長官は21日にも、FRBに対し、「ミッション・クリープ」が金融政策の中核的任務の独立性を脅かすことがないよう、金融政策以外の運営について徹底的な見直しを求めていた。
パウエルFRB議長は「もうすぐ辞める」=トランプ氏 https://t.co/keF5R4UV5W https://t.co/keF5R4UV5W
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トランプ米大統領は22日、パウエル連邦準備理事会(FRB)議長が「もうすぐ辞めるだろう」と発言した。
トランプ大統領は記者団に対し、パウエル議長が政策金利を過度に高い水準に維持していると改めて批判。「彼は悪い仕事をしたと思う。しかし、もうすぐ辞めるだろう。8カ月以内に辞めるだろう」と述べた。
さらに、パウエル議長は「金利を3ポイント、もしくはそれ以上引き下げ、1%にすべき」と主張。「米経済は今、非常に好調で、記録を更新している」とし、「しかし国民が家を買えないのは、この男(パウエル氏)が『ばか者』だからだ。金利を高く維持しすぎている。おそらく政治的な理由だろう」と述べた。
パウエル氏のFRB議長としての任期は来年5月15日までで、同氏は早期退任はしないと繰り返し述べている。8カ月という期間は、パウエル氏が3月中旬まで議長にとどまることを示す。トランプ氏がこの期間を選んだ理由は明らかではない。
エコノミストは、FRBに利下げを迫る取り組みはかえって逆効果になりかねないと警告している。
ゴールドマン・サックスのエコノミスト、ジャン・ハツィウス氏は21日夜、「市場参加者はFRBの独立性に対するリスクが高まっていることに同意しているようだ」と指摘。5年先5年物インフレスワップに反映された長期インフレ期待の上昇に言及し、「さらに上昇すれば、FRB当局者の利下げへの消極的姿勢が強まる可能性がある」と語った。
バークレイズのエコノミストも22日、「マクロ経済状況によって正当化されない緩和的な金融政策スタンスを迫る政権の取り組みは、長期金利の上昇、インフレ期待の高まり、そして最終的には金融引き締めスタンスの必要性という形で裏目に出る可能性が高い」と述べた。
トランプ大統領はここ数カ月、パウエル氏を「口撃」し、繰り返し利下げを要求してきている。パウエル氏解任の可能性を示唆する一方で、解任する計画はないとも述べている。
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#米経済(250723)