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フランス大統領府(エリゼ宮)は10日、マクロン大統領が、今週辞任を表明したルコルニュ氏を首相に再任し、新内閣の組閣を指示した。ルコルニュ氏の再任により、分裂した議会をまとめ、2026年度予算案可決に十分な支持の取り付けを期待する一方、政敵の反発を招くリスクもある。

ルコルニュ氏はXへの投稿で「マクロン大統領から委ねられた使命を受け入れる」とし、「国民の不満を招いている政治危機と、フランスのイメージと国益を損なう不安定な情勢に終止符を打つ必要がある」との決意を表明した。

首相が次々と辞任する事態となっているフランスで、6日に辞任したばかりのルコルニュ氏が、再び首相に任命されました。野党からは早くも反発が相次いでいて、政治の混迷が深まっています。

フランスでは、マクロン大統領の少数与党による不安定な政権運営が続いていて、2024年1月以降、5人の首相が次々と辞任する異例の事態となっています。

今月6日にルコルニュ首相が辞任したことを受け、マクロン大統領は次の首相を任命するため、野党などと協議を続けていましたが、大統領府は10日、ルコルニュ氏を再び首相に任命したと発表しました。

マクロン大統領は再任の理由を明らかにしていませんが、ルコルニュ氏は自身のSNSで「国民を憤慨させている政治の危機と、フランスのイメージや国益に悪影響を及ぼしている不安定な状況を終わらせなければならない」として、懸案となっている来年の予算案の成立や財政の健全化に取り組む姿勢を示しました。

ただ、ルコルニュ氏は前回の組閣の際、人事をめぐって、野党のほか連立政権に協力してきた政党の反発も招き、閣僚名簿の発表から半日あまりで辞任に追い込まれました。

マクロン大統領の側近とされるルコルニュ氏の再任を受け、野党からは早くも反発が相次いでいて、政治の混迷が深まっています。

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