金販売店前の前にできた行列の写真がここ1カ月にソーシャルメディア上で拡散する中、プロの貴金属トレーダーは次第に神経を尖らせていた。 https://t.co/ErLgsQSWqn
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) October 25, 2025
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アングル:自動車業界がレアアース確保に躍起、中国の輸出規制発動控え https://t.co/YCAWS5lS9C https://t.co/YCAWS5lS9C
— ロイター (@ReutersJapan) October 25, 2025
世界中の自動車メーカーが重要素材のレアアース(稀土類)を大慌てで探し回っている。中国の輸出規制発動前に在庫を確保したいためだが、レアアース生産は中国が圧倒的なシェアを占めており、自動車メーカー幹部は部品不足や工場の操業停止が起きかねないと懸念している。
レアアース磁石は自動車のサイドミラー、スピーカー、オイルポンプ、ワイパー、燃料漏れ検知センサーやブレーキセンサーなどさまざまな部品のモーターに使われており、電気自動車(EV)ではさらに重要度が高い。
レアアースは米中合意により供給リスクが一時的に回避されたものの、今年初めに実施された同様の規制で在庫は払底した。中国政府は輸出ライセンスの取得を一段と厳格化。以来、中国による輸出規制が劇的に拡大し、メーカーは世界的なレアアース供給不足に直面している。
コンサルティング会社アリックス・パートナーズの推計によると、中国は世界のレアアース採掘の最大70%、精製能力の85%、レアアースの合金と磁石の生産の約90%を握る。中国の新たな輸出管理リストにはイッテルビウム、ホルミウム、ユウロピウムなど、自動車製造に使われる元素が含まれている。
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ドイツの金属粉末供給会社NMDのナディーン・ライナー最高経営責任者(CEO)は「状況は非常に緊迫している。顧客は中国以外ならどこからでもレアアースを調達したいと考えている」と話す。ライナー氏によると、スウェーデンなどの国には多くのレアアース資源が存在するが、鉱山や精製能力が整っていない。また、重稀土類レアアースに関しては中国が世界の精製能力の99.8%を支配し、他の供給源はほぼ存在しない。「当社はほぼ完売状態で、在庫も限られている」という。
レアアースは中古自動車からリサイクルすることも可能だが、この産業はまだ発展途上だ。
<既に在庫が枯渇>
中国の供給業者が11月8日の輸出管理実施前に新規注文を履行できたとしても、欧州への海上輸送には45日ほどかかり、自動車業界はレアアースの供給ボトルネックという難題に直面している。中国はまた、リチウムイオン電池や電池素材の輸出にも制限を設けており、EVの部品供給への懸念が高まっている。
さらに先週は中国とオランダの間で、オランダの半導体メーカー、ネクスペリアを巡る知的財産権紛争が発生。同社が自動車部品向けに大量の半導体を供給していることから、工場が操業停止に追い込まれるとの不安が高まった。自動車メーカーは米関税の影響という課題にも直面しているが、レアアースを通じて業界を支配する中国の影響力は最も厄介な問題の1つだ。
トヨタ自動車(7203.T), opens new tab北米部門の購買・サプライヤー開発担当グループのライアン・グリム副社長は「中国は2カ月で自動車業界全体を停止させることができる」と述べた。現代自動車向けの磁石サプライヤーの幹部は、今年初めに在庫を積み増したものの、「ほとんどは既に枯渇し、供給がひっ迫している」と話した。
中国のレアアース輸出業者の中には、10月9日に新たな輸出規制が発表された直後に海外顧客から注文が殺到した企業もあると、業界関係者3人がロイターに明かした。
<脱レアアースモーター>
自動車メーカー各社はレアアースへの依存を減らすための取り組みを進めている。
ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N), opens new tabや主要サプライヤーのZF (ZFF.UL)、ボルグワーナー(BWA.N), opens new tabなどは、レアアースの使用量が少ないか、もしくは全く使わないEVモーターを開発中で、BMW(BMWG.DE), opens new tabとルノー(RENA.PA), opens new tabは既にレアアースを使用しないモーターの製造に乗り出した。また自動車メーカー各社は次世代EV向けのレアアース不使用モーターの改良にも力を入れている。
しかし業界専門家によると、脱レアアースモーターの実用化にはまだ数年かかり、中国以外で新たなレアアース鉱山や精製施設を開発する取り組みも数年先になるとみられる。しかも、中国はレアアースの価格を低く抑えることでこうした動きを妨害する恐れがある。
サプライチェーン専門会社SCインサイツの共同創業者アンディ・レイランド氏は、中国は価格競争で他国を打ち負かすことに注力しており、今後もその戦略を続けると予想。「中国は常に価格を下げて競合相手を圧倒できる」と述べ、自動車メーカーはレアアース磁石を使用した安価なモーターがあるにもかかわらず高価な代替部品を採用するのは難しいのではないかとの見方を示した。
米国株は関税ショック以降、凄まじい強さ。
— 関原 大輔 (@sekihara_d) October 26, 2025
4月の暴落以降、押し目がまったく来ない。
10/10に1日だけ急落したが、すぐに反発。
これほど押し目がない年は、極めて珍しい。
コロナ後の2020-21年を彷彿とさせる。
直近は株だけでなく、ゴールドも大きく高騰。
これぞ「金余り」で、大インフレ時代の象徴
今週はいよいよ、米ハイテクの決算ラッシュ。
— 関原 大輔 (@sekihara_d) October 26, 2025
29-30日で、GAFAM決算が一挙に出る。
11-12月の相場へ向け、ここは大事な局面。
米国はインフレが限定的で、利下げが進む。
ここで強い業績が出れば、市場はさらに活況。
30日には米中首脳会談もあり、今週は重要。
米企業の決算内容は、きわめて強い。
— 関原 大輔 (@sekihara_d) October 26, 2025
7-9月・既発表の85%が予想を上回る利益。
関税の影響は、今のところ見えていない。
24日に発表されたCPIも、予想から下振れ。
これにより、FRBの連続利下げが確実に。
米国は業績が強いまま利下げを迎えられる。
株高のままソフトランディングの可能性も。
履歴書に多様性関連の経験、今やキャリアの足かせ-米国で強まる逆風 https://t.co/bLfcaOqx6x
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) October 25, 2025
イギリスの教育誌による最新の「世界大学ランキング」では1位から10位までがアメリカとイギリスの大学だけで占められ、トップ100を見ると中国の大学がいくつも登場する。一方、日本の大学は2校のみだ。
— 野口悠紀雄 (@yukionoguchi10) October 25, 2025
ところが同ランキングの「プレステージ(威信)によるランクづけ」では日本の大学の順位が高くなる。
日本国内における日本の大学の評価も「プレステージによるランクづけ」に近い。プレステージが高く評価されすぎることが、さまざまのバイアスを生む原因になっているのではないか。https://t.co/zjJR5ahKCZ
— 野口悠紀雄 (@yukionoguchi10) October 25, 2025
つまり、日本の大学は「そこで学んだ内容が重要である」というよりは、「入試が難しいため、そこに入学すること自体に価値がある」と見なされていることになる。
#マーケット(251026)