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広島県で養殖のかきが死ぬ被害が相次ぐ中、全国有数の産地の呉市が、影響を受ける養殖業者の支援に乗り出すことが、関係者への取材で分かりました。業者への給付金の支給などが柱で、必要な費用として合わせておよそ3800万円を今年度の補正予算に盛り込むことを決めました。

広島県では先月から特産の養殖のかきの水揚げが始まっていますが、今シーズンこれまでに県の中部や東部などで死ぬ被害が相次いでいます。

このうち全国有数の産地となっている呉市では、水揚げしたかきのおよそ8割から9割が死んだほか、来年水揚げする予定のかきにも影響が出ているなどとの報告が市に寄せられていて、養殖業者の経営への影響が懸念されています。

こうしたことを受けて市が養殖業者の支援に乗り出すことが関係者への取材で分かりました。

具体的には、▽市内の漁協に所属する養殖業者にそれぞれ50万円を支給するほか、▽業者が特定の金融機関から資金を借り入れる際、利子分を補助することなどを検討しています。

市は、これらの事業に必要な費用として合わせておよそ3800万円を今年度の補正予算に盛り込むことを決めました。

この問題をめぐっては、鈴木農林水産大臣が今週、広島県内の養殖業者のもとを訪れ、地元の漁協の関係者や広島県の湯崎知事から原因の分析や財政的な支援などを求める要望書を受け取っています。

鈴木農相「先を見通せるような対応 早く打ち出したい」

鈴木農林水産大臣は21日の閣議のあとの記者会見で、原因を調べるため、国の研究機関の職員や専門家などを現地に派遣する方向で調整を急ぐ考えを示しました。

また、被害への支援について「今ある制度でどのような支援ができるのかしっかり整理をしたい。そのうえでほかの省庁とも連携して、パッケージとして生産現場が先を見通せるような対応をできるかぎり早く打ち出したい」と述べました。

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