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大前 研一氏 日本の競争力の源泉(後編)

 この人材に関する懸念は、OECDの学習到達度調査からも実証されている。かつてはトップであった日本の科学的リテラシー、数学的リテラシー、読解力は著しく下降している。特に嘆かわしいのは読解力だ。

きちんとした起承転結、序破急といった論理を構築した文章が書けてこそ読解力が身につくものだ。

逆にいえばカリキュラムに載ってしまうと駄目な人間になる。中国やインドにいくらでもいるような、勉強だけできる駄目人間が粗製濫造されるのだ。

 日本人は基本的に優秀なのだ。文科省さえ邪魔をしなければである。ところが大会社に入ってくるのは、文科省にどっぷりつかったような当たり前の教育を受けたような人ばかりだ。良い大学を出て良い会社に入る、それだけを考えて育った人材が、世界に対する競争力を持てるはずがない。

「きちんとした起承転結、序破急といった論理を構築した文章」。
彩佳ちゃんの文章を何度も読むといい。→パーソナル やじプラ(水・木)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20080826#1219705490
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20080630#1214775875
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20080710#1215649101