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ひと：早河洋さん　テレビ朝日初の生え抜き社長

　「なるべき人がなった。しかも絶好のタイミングで」。ある幹部がそう評す。長年、大株主の朝日新聞社出身の社長が続いていたが、開局５０周年に、テレ朝一筋の人が初めて就任した。

役員になって社長と直接接する機会が増え、現場時代には分からなかった、経営の全責任を負う過酷さを知った。

　勝算はあるのか。民放キー５局で視聴率は「万年４位」と呼ばれる。「だからチャレンジ精神があるんです」。挑戦者魂を武器に、難局に臨む。