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結論を出したいオトコと共感と肯定を欲しがるオンナ（第81回）

「オンナのコの会話って、結論も出さずにしゃべり合って、今日はおしゃべりして楽しかった…みたいなの多いよね」

オンナ同士の会話は、みんなでワイワイと身の回り話やグチを言い合う。それは何かというと、「うんうん」と聞いてもらう→「わかるわかる〜」と共感・同意を得る→「アンタはがんばってるよ」「このままでいいとおもうよ」などで肯定される…みたいなあたりをお互いにやり続ける…みたいな。

で、ならばオトコのコがオンナのコとどういうふうに会話すればいいのか

“「うんうん、それで」→「わかるわかる」→やさしく肯定”という女性の会話方法を応用しつつ「＋α」、オトコの包容力と優しさで包んであげる…みたいな。

オンナのコは、まずは問題解決よりも、困っている自分の気持ちをまずわかって欲しいほうが先に立つ場合が多いので、「ほぉ、それは困ったね、大変じゃん」みたいな感じ（ただし言い方とかニュアンスには注意が必要）でまず困った彼女を慰めてあげることが必要だし、解決方法を伝えるにしても、「困って弱っている彼女」に伝えるのだということを前提に優しく言ってあげるのがベター。

　そんな感じで、まずはわかってあげて、同じ気持ちの立ち位置に立ってあげて、優しく手取り足取り解決方向に導いてあげること、これがたぶんオンナのコの望んでいるオトコのコの態度って感じかな。

　そうそう、オンナのコが自ら例の禁句集、「で？」「だから何？」「結局何が言いたいわけ？」を使う場合がある。それは言い争いやケンカのとき。オンナのコがそれらのコトバを使い始めたら、「アンタが悪いのよ」という結論を導きたいだけの場合が多いから、お気を付けあれ。