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瀬戸際まで行き詰った鳩山政権

「コトの発端は、なんの脈絡もなく、生方議員が17日の産経新聞で、『権限と財源をどなたか一人が握っている』『幹事長をお辞めになるべきだという意見が多い』と、唐突に小沢批判をぶち上げたことです。こんなことをすれば、処分されるのは当たり前です。副幹事長は執行部ですよ。執行部にいながら、執行部を批判するなんておかしい。小沢幹事長に文句があるなら、なぜ、直接、本人に言わないのか。生方議員は、副幹事長の集まりでも、小沢幹事長のことを口にしていなかった。いきなり外部に向かって批判をするのはルール違反です。山岡賢次国対委員長によると、半年間に何十回も会議をしたが、生方議員が出席したのは、たったの2回だけだったとのこと。民間会社だって、社内で何も言わず、外で社長の悪口を言いふらしたり、ネットに社長の批判を書き込んだら、処分されるに決まっています」(政治評論家・山口朝雄氏)

小沢幹事長は絶対に辞めないでしょう。辞める必要もない。たとえ辞めたとしても民主党にプラスになりません。一時的に支持率は上がるかもしれないが、小沢幹事長がいなければ、肝心の参院選は勝てない。民主党議員は、支持率さえ上がればなんとかなると思っているらしいが、選挙はそんな甘いものではない。その証拠に、小沢幹事長が采配を振るうまで、民主党は政権を取れなかった。小沢幹事長が実権を握った途端、参院選衆院選と2連勝している。全国を回って勝てる候補を擁立し、自民党から支持団体を引きはがし、連立3党の選挙協力を進めるのは、選挙のプロじゃないと無理です。だいたい、生方議員は小沢幹事長の辞任を求めているが、小沢一郎に代わって誰が幹事長をやれるのか。誰もいませんよ」