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これが小沢“仁義なき戦い”の全貌だ!衆院選で民主に“逆刺客”も

 「気の早いことに、もう、『小沢新党から出たい』と言ってきている人が何人かいる」


 2日のグループ会合で、小沢氏はこんなあいさつをしたが、実は水面下で、新人候補擁立を着々と進めてきた。小沢氏に近い議員がいう。


 「今回、消費増税法案に賛成した民主党議員の選挙区には、『増税反対』『脱原発』などを掲げて、小沢新党の候補をぶつけるということだ」


 小沢氏の選挙戦術は一言でいうと「強気」だ。政権交代後の2010年参院選で、小沢氏は幹事長として「複数区には複数候補を立てる」と宣言し、票の掘り起こしを目指した。


 民主党は当時、小沢氏の陸山会事件や、鳩山由紀夫首相の母親による月1500万円の子ども手当問題などで逆風にあった。現職議員は「共倒れになる」と総反発したが、小沢氏は「政権与党が複数区で1人に絞るなどあり得ない」と意に介さなかった。


 今回も、報道各社は「小沢新党は追い込まれている」「低支持率で展望は厳しい」と酷評しているが、小沢氏は拡大路線の、強気の選挙に踏み出しているのである。

 選挙戦の手足となる人材確保も狙う。民主党では現在、「小沢氏が、民主党で長く選挙を担当し、選挙区事情や支持団体をすべて把握している職員を引き抜こうとしているようだ」との情報が流れ、戦々恐々としている。