「ファンダメンタルズに基づくと、今後5年間でドルは緩やかに下落する可能性があるとわれわれは予想している」
「この見通しには大きなぶれがあることからあまり具体的な数字は示さないが、緩やかという言葉はそのままの意味だ。大幅(な下落)ではない」
また、最近の数カ月間でドルが対ユーロEUR=で「大幅に」上昇してきたものの、主要通貨バスケット.DXYに対する上昇はより緩やかと指摘した。
ドルの上昇は世界経済の回復に「寄与しない」とする一方で、「回復をとん挫させる主要因でもない」との見方を示した。