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羊頭狗肉?の民主党政策調査会 「日韓談話」で官邸が軽視 問われる存在意義

 民主党政調は鳩山由紀夫前政権では政府と党の政策決定の一元化を理由に廃止された。菅首相は政権発足時に「オープンな党風をつくる」として政調を復活させ、「脱小沢」路線の象徴と受け止められた。


 しかし今回、民主党議員の多くは、談話をめぐる論議の存在も知らされず、参加する機会もなかった。笠浩史国対筆頭副委員長や松原仁国対副委員長らは、与党議員が談話を議論する場を設けるよう仙谷氏に要請したが無視された格好だ。


 「(外交上の)相手のあることでやむを得なかった部分もある。事柄の性質上、大衆討議にするものなのか」


 枝野幸男幹事長は記者団に対し、官邸側の対応を擁護したが、党内には反発が強く残っている。


 若手の長尾敬衆院議員はブログで「実に心外。民主主義が聞いて呆(あき)れる。幹事長は政府与党渾(こん)然(ぜん)一体となった進め方を約束した。しかし、言葉の通り実行されているだろうか」と痛烈に批判した。