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鳩山辞任、小沢強制起訴は米国の陰謀なのか

その一方で、ある元高官は「小沢氏は世界に通用する稀有(けう)な政治家。小沢氏は政権交代の立役者。いわば民主党ゴッドファーザーだ」と語り、こう続けた。


小沢氏が起訴された裏には政治的背景がある。対米追随派による小沢追い落としではないか。そうした層がいかに厚いか。それが浮き彫りになったということだ。この元高官は「日本に真の改革がもたらされるのは当分先だ」とため息をついた。さらに、「これが鳩山前政権時のニュースなら喜ぶ米政府関係者は多かったかもしれないが、米国の対中政策が変化した現在では微妙だな」と語った。

「世界のパワーバランスが明確に変化するなか、我々が中国にどう食い込めばいいのか思案している間に、小沢氏は総勢600人を引き連れて北京を訪問し、天皇中国共産党幹部の会談までセットアップした。驚異的な出来事だった。小沢氏と友好関係が構築できれば中国も手中にできると主張する者もいたが、米国防省筋の小沢氏への不信感は根強かった」

「米国は民主主義や法の支配、人権の重要性を説きながら、同時に独裁者を支援している。日増しに信頼を失っているのは米国だ」と鋭い米国批判を展開したのは、エジプトの反政府運動に加わっているエルパラダイ前国際原子力機関事務局長だ。