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震災と日本人 倫理学者 竹内整一 連載(10) 日本人の行動をサンデル教授が「誇りに思う」と感じたこと

和辻の倫理学は「間柄」の倫理学といわれる。人間は常に人と人との間においてのみ人−間たりうる「間柄的存在」であって、けっして孤立した個人的な存在ではない。真の人間の生き方は、関係性や共同体に解消することのない自己を自覚しつつ、なお、その個的自己を否定して関係性や共同体のうちに生きるという二重性の中に求められるべきものだと考えられている。それは具体的には、事や人に、純粋・全力で関わろうとする「清明心」の道徳や「献身」、「慈悲」の道徳とともに、自敬の精神にもとづいた「高貴」の道徳としてとらえられている。

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http://d.hatena.ne.jp/d1021/20110414#1302791696
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20080101#1199193820

人間の学としての倫理学 (岩波文庫)

人間の学としての倫理学 (岩波文庫)