最近、ことのほか鼻息が荒く、百合子節は絶好調だ。
政界再編の話題になると、「缶(菅)切り、栓(仙)抜きよ」といった具合。
小池氏浮上の理由は?敵失?。次世代の主役として登用された石原伸晃幹事長と石破茂政調会長の失速だ。石原氏はベテラン勢の茶坊主であることが明確になって、中堅若手から総スカン状態。政策通とされる石破氏も、「酒とは言わないが、食事にすら誘わない面倒見の悪さ」(若手議員)がたたって、党内人気は下落の一途なのだ。
また、東京・練馬にある自宅、通称「エコだハウス」も人心掌握の貴重なツールになっている。太陽光発電はもちろん、グリーンカーテン、地中熱利用など徹底的に省エネを実現したこの自宅に、中堅若手議員をたびたび招待し、手料理を振る舞う。
「私と石破さんの違いがわかる? 石破さんは小沢一郎ノー、でも私はノーじゃない。本気で連立する気なら、あらゆる可能性を残さなきゃね」