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新ローマ法王就任祝うミサ始まる NHKニュース

法王は続いてサンピエトロ大聖堂に入り、イエス・キリストの弟子で初代のローマ法王となった聖ペトロの墓の前で崇敬の念を示したうえで、法王の証である「漁夫の指輪」などを授けられました。

法王はこのあと、参列した人々を前に、「経済や政治、社会に責任ある立場の人たちに、人々や環境を守るよう求めたい」と呼びかけたうえで、「人々を守ること、とりわけ最も貧しい人々を守ることがローマ法王に求められている」と述べ、貧しい人々のための教会を目指す決意を示しました。

フランシスコ法王は、清貧な教会を目指すとするとともに、ユーモアを交えた気さくな語り口で、親しみやすい新しい法王像を印象づけており、カトリック教会の改革が進むことへの期待が高まっています。

権威の指輪は金メッキ 質素好む新法王、伝統破り

ローマ法王庁バチカン)報道官は18日、フランシスコ新法王が19日の就任ミサで身に着ける権威の象徴の指輪が伝統的な金製ではなく、金メッキを施した銀製であることを明らかにした。

 指輪は「漁師の指輪」と呼ばれ、キリストの弟子の聖ペテロなどが描かれてきた。聖書によると、ペテロは漁師だったが、キリストから「今から後、あなたは人間をとる漁師になる」と言われて弟子入りした。

 ペテロは初代法王となったため2代目以降の法王はペテロの後継者とされる。新たに選出された法王は、自身のためにつくられた新しい「漁師の指輪」を就任式で初めて身に着けるのが習わし。新法王が選んだのは、イタリア人彫刻家がデザインしたものという。

法王の呼称は「フランシスコ」に

当初はイタリアなど海外メディアの多くが「フランシスコ1世」と伝えた。


 その後、法王庁バチカン)が「1世」の表記は「正しくない」と指摘し、表記の変更につながった。


 バチカンによると、別の法王が将来、同じ名前を継いで「フランシスコ2世」となった場合に、初めて現法王は「フランシスコ1世」と表記されるようになる。